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オルタナティブ・ゼロ
オルタナティブ・ゼロ
【英字表記】Alternative Zero
【種別】疑似ライダー
【モチーフ】コオロギ
【変身アイテム】Vバックル、カードデッキ
【武器】スラッシュダガー
【必殺技】デッドエンド
【専用ビークル】サイコローダー
【変身者】香川英行(演・神保悟志)
【スーツアクター】押川善文
【登場作品】『仮面ライダー龍騎』(2002)
【初登場】第39話「危険のサイン」

オルタナティブ・ゼロは、『仮面ライダー龍騎』に登場する疑似ライダー。

大学教授の香川英行が、神崎士郎の仮面ライダーを模倣して開発した疑似ライダー・オルタナティブのプロトタイプであり、香川が自ら変身する。ミラーワールドを閉じるために神崎優衣の命を狙っており、仮面ライダー龍騎仮面ライダーナイトらの前に敵として立ち塞がった。

+目次
 

変身  

変身者  

オルタナティブ・ゼロに変身するのは、清明院大学教授の香川(かがわ)英行(ひでゆき)である。

香川英行
香川英行(演・神保悟志)
 

変身アイテム  

Vバックル  

V(ブイ)バックル
Vバックル(オルタナティブ)
【英字表記】V-Buckle
【種別】変身ベルト

オルタナティブ及びオルタナティブ・ゼロの変身ベルト。神崎製ライダーのVバックルと名称・機能は同じだが、外見は異なる。カードデッキを鏡面にかざすことで、ミラーワールドから現実世界に実体化し、変身者の腰に装着される。

カードデッキ  

カードデッキ(オルタナティブ)
オルタナティブのカードデッキ
【英字表記】Card Deck
【種別】変身アイテム

神崎製ライダーのカードデッキを模倣して香川が作成したカードデッキ。神崎製ライダーのデッキと比べると横に短く、正方形に近い形状となっている。また、神崎製ライダーのデッキとは逆に、左側からカードを引く仕様である。

収納されているアドベントカードは以下の通りで、オルタナティブ、オルタナティブ・ゼロともに共通。ただし、デッキは二人で一つを使い回しているのではなく、別個に作成されている。

カード名数値効果
サイコローグ6500APサイコローグを召喚する。
ソードベント2000APスラッシュダガーを召喚する。
アクセルベント2500AP加速攻撃を発動する。
ホイールベント4500APサイコローグをサイコローダーに変形させる。
ファイナルベント8000APデッドエンドを発動する。
 

変身シークエンス  

1. 香川がカードデッキを右手に持ち、鏡面にかざすことで、Vバックルが実体化して腰に装着される。
2. その後、デッキを上に投げ上げてから一歩前に踏み出し、「変身!」と発声後、落ちてきたデッキを左手でキャッチしてVバックルに装填することで、オルタナティブ・ゼロに変身する*1

 

契約モンスター  

サイコローグ  

サイコローグ
サイコローグ
【英字表記】Psyco-rogue
【モチーフ】コオロギ
【身長】225cm
【体重】125kg
【攻撃力】6500AP(325t)
【初登場】第39話「危険のサイン」

アドベント・サイコローグ

オルタナティブ及びオルタナティブ・ゼロと契約したコオロギ型モンスター。顔面のサイコロ状のモールドから無数のミサイルを発射することが可能。ホイールベント及びファイナルベントの発動時には、バイク形態のサイコローダーに変形する。

香川及び仲村と同時に契約していたとされるが、作中では仲村の存命時には登場しなかった。香川の死後は野生のモンスターとなっていたが、龍騎のドラグクローファイヤーとナイトの飛翔斬の連続攻撃を受けて撃破された。

サイコローダー  

サイコローダー
サイコローダー
【英字表記】Psyco-roader
【モチーフ】コオロギ
【全長】222cm
【重量】125kg
【最高速度】680km/h
【ベース車両】スズキ・RMX250S
【初登場】第40話「兄と妹の記憶」

サイコローグが変形したバイク形態。

+各部詳細
 
サイコローダーに搭乗するオルタナティブ・ゼロ
サイコローダーに搭乗するオルタナティブ・ゼロ
 

戦力  

オルタナティブ・ゼロ
オルタナティブ・ゼロ
【英字表記】Alternative Zero
【モチーフ】コオロギ
【身長】190cm
【体重】93kg
【パンチ力】300AP(15t)
【キック力】450AP(22.5t)
【ジャンプ力】ひと跳び50m
【走力】100mを4.5秒
【最大視力】20km
【最大聴力】15km
【初登場】第39話「危険のサイン」

オルタナティブ及びオルタナティブ・ゼロは、神崎製ライダーに勝るとも劣らない戦闘能力を有しており、身体スペックやアドベントカードの数値は神崎製ライダーのサバイブ形態に匹敵する。

さらに、オルタナティブ・ゼロの場合は香川自身の瞬間記憶能力を戦闘に応用し、敵の攻撃パターンを瞬時に記憶して対応することも可能であり、同じ攻撃は二度と通用しない。

尚、オルタナティブとオルタナティブ・ゼロの外見は基本的に同一だが、ゼロの額にのみV字型の模様が存在する。また、プロトタイプであるゼロのボディ側面には、「TRIAL PROTOTYPE-00」の文字が入った銀色のラインがある。

+各部詳細

召喚機

スラッシュバイザー
スラッシュバイザー

右腕に装備されている召喚機。スリット状のリーダーにアドベントカードを通すことで、カードの効果を発動する。神崎製ライダーの召喚機と異なり、カードの読み上げ音声は女声であり、使用後のカードは青い炎を上げて消滅する*2

武器・特殊カード

スラッシュダガー*3
ソードベント・スラッシュダガー スラッシュダガー

ソードベントのカードで召喚する、サイコローグの腕の一部を模した両刃の大剣。攻撃力は2000AP(100t相当)。刃には鋭いトゲを備えており、超振動波を発して触れる物全てを粉砕する。また、青い炎状のエネルギー波を放ち、離れた敵を攻撃することも可能。
作中では、エネルギー波による攻撃は仲村のオルタナティブのみが使用した。また、刀身部を盾のように用いて、仮面ライダー龍騎のドラグクローファイヤーを防御したこともある(第37話)。
アクセルベント
アクセルベント

一時的に超加速して攻撃する特殊カード。攻撃力は2500AP(125t相当)。
仲村のオルタナティブは龍騎に対する背後からの奇襲に使用し(第38話)、ゼロはナイトのシャドーイリュージョンを破るために使用した(第40話)。
ホイールベント
ホイールベント

サイコローグをサイコローダーに変形させる特殊カード。攻撃力は4500AP(225t相当)。
作中ではこのカードは用いられず、サイコローダーはファイナルベントの発動時にのみ登場した。

必殺技

デッドエンド
ファイナルベント・デッドエンド

ファイナルベントのカードで発動する必殺技。サイコローダーに搭乗し、車体をコマのように水平に高速回転させながら敵に突撃する。攻撃力は8000AP(400t相当)。
第40話でゼロが使用し、ナイトサバイブの疾風断と相討ちした。また、仲村のオルタナティブも第38話で龍騎に対して発動しようとしたが、タイガの奇襲を受けたために未遂に終わっている。
 

備考  

 

登場エピソード  

 

関連項目  

+『仮面ライダー龍騎』
 
+歴代仮面ライダー

画像出典


*1 デッキの滞空時間が明らかに物理法則に反しており、視聴者が真似することはできない変身ポーズである。
*2 次の変身時には再補充される模様。
*3 「ダガー」とは全長10~30cm程度の諸刃の短剣を指す言葉であり、スラッシュダガーの形状はこれと一致しない。

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Last-modified: 2021-05-24 (月) 00:43:24