仮面ライダーアギト |
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【英字表記】 | Masked Rider Agito |
【種別】 | 仮面ライダー(主役ライダー) |
【性別】 | 男性 |
【モチーフ】 | 龍 |
【変身アイテム】 | オルタリング |
【武器】 | ストームハルバード フレイムセイバーなど |
【必殺技】 | ライダーキックなど |
【専用ビークル】 | マシントルネイダー |
【変身者】 | 津上翔一(演・賀集利樹) |
【スーツアクター】 | 高岩成二 |
【登場作品】 | 『仮面ライダーアギト』(2001) |
【初登場】 | 第1話「戦士の覚醒」 |
仮面ライダーアギトは、『仮面ライダーアギト』に登場する主役ライダー。本作に登場する「三人の仮面ライダー」の一人であり、「既に仮面ライダーである男」と形容される。
記憶喪失の青年・津上翔一が、変身ベルト・オルタリングの力で変身する。大切な人々の居場所と人間の未来を守るため、アンノウンとの戦いに身を投じる正義の戦士である。
その姿は龍をモチーフとしており、クロスホーンと呼ばれる力強い2本角が特徴。グランドフォームをはじめとする3色のフォームを並列変身形態として持つ。
+目次
-目次
変身
変身者
アギトに変身するのは、記憶喪失の青年・津上翔一(本名:沢木哲也)である。作中、彼の他にもアギトの力に目覚めた者は複数いるが、完全な変身能力を引き出すまでに至ったのは、彼とアナザーアギトこと木野薫のみである。
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津上翔一(沢木哲也)(演・賀集利樹) |
変身アイテム
オルタリング
オルタリング |
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【英字表記】 | Alter Ring |
【種別】 | 変身ベルト |
津上翔一がアギトに覚醒したことで備わった変身ベルト。中央部に埋め込まれた「賢者の石」から発するオルタフォースにより、翔一の全身の筋肉及び器官を超人的に強化し、アギトに変身させる。普段は翔一の体内に分子レベルで拡散配置されており、変身時にのみ物質固形化して彼の腰部に現れる。
ベルトの両腰にスイッチを備えており、左右のスイッチを同時に叩くことでグランドフォームに変身する。変身後に左側のスイッチを叩くことでストームフォームに、右側のスイッチを叩くことでフレイムフォームにフォームチェンジが可能。フォームチェンジの際には賢者の石から各フォームの武器を取り出すことができる。
+各部詳細
-各部詳細
- 賢者の石:オルタリングの中央に埋め込まれている秘石。オルタフォースを発し、アギトへの変身やフォームチェンジ、武器の出現などを司る。
- ドラゴンズアイ:賢者の石の左右に埋め込まれている赤と青の秘石。
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バーニングフォーム及びシャイニングフォームへの変身時には、ドラゴンズネイルと呼ばれる竜の爪を思わせる装飾がベルトの表面に出現する。 |
変身シークエンス
1. 翔一が変身の意思を示し、右手を左腰側に差し入れてから右腰だめに構え直すポーズを取ることで、体内に存在するオルタリングが服の外に実体化する。
2. 左手を左腰だめに構え、右手を手刀のような形にしてゆっくりと前方に突き出していき、右腕を伸ばしきったところで「変身!」と発声。両手で勢いよくオルタリング両側のスイッチを叩くと、翔一の身体が光に包まれ、一瞬にしてアギトへの変身が完了する。
序盤では変身ポーズなしで変身しており、上記の変身ポーズは第15話以降に定着した。バイクに搭乗した状態での変身シーンも多く、設定には「バイクに乗っている際には変身ポーズ無しで変身可能」と明記されている。
変身形態の選択
変身時には専ら基本形態のグランドフォームに変身するが、並列形態への直接変身も可能であり、作中ではビルの屋上に跳び上がるためにストームフォームに直接変身したことが一度ある(第28話)。また、中盤以降は強化形態のバーニングフォームへの直接変身も可能となり、さらに最終話ではシャイニングフォームへの直接変身も披露した。
戦力
フォームチェンジ
アギトは、変身ベルト・オルタリングが発するオルタフォースにより、基本形態のグランドフォームの他、ストームフォーム、フレイムフォームの計3形態に自在に変身(フォームチェンジ)することができる。ストームフォームは左腰、フレイムフォームは右腰側のスイッチを押すことで、オルタリング中央の賢者の石から各フォームの専用武器を出現させ、それに伴ってフォームチェンジする(先にフォームチェンジしてから武器を出現させる場合もある)。
中盤、翔一が記憶を一次的に取り戻した際には、グランド・ストーム・フレイムの3フォームの特性を兼ね備えたトリニティフォームへの変身も可能となった。さらに、第33話以降はアギトの力が更なる進化を見せ、上位形態であるバーニングフォーム及びシャイニングフォームへの変身も可能となった。
各部詳細
+頭部(全フォーム共通)
-頭部(全フォーム共通)
- ハードシェルヘルム:頭部を覆う、全身で最も硬い部位。外部の衝撃から脳を完全に防護している。
- マスターズ・オーブ:額に位置する秘石。「賢者の石」とほぼ同等の物質で構成されており、これによってマシントルネイダーとの意思疎通・遠隔交信が可能となっている。
- クロスホーン:アギトのアイデンティティともいえる頭頂部の2枚角。視覚、聴覚、嗅覚をコントロールする器官である。また、パワーが蓄積して自壊しないように余剰エネルギーを放出する「放力板」の役割も果たしており、アギトのパワーが最大限になると6枚角に展開し、肉体の耐久レベル以上の力を外へ放出する。
- コンパウンドアイズ:複眼状の眼。上下200度・左右225度の視界をカバーし、10km先の人の顔も識別可能な視力を有する。また、厚さ5mの鋼鉄の壁をも透視することが可能。さらに、「スターライトモード」に切り替えて発光させることで、暗闇でも昼間のような視界を得られる。
- エンハンスドイヤー:耳にあたる位置の聴覚器官。人間の数十倍の感度を持ち、大音量に対しては適正かつクリアな音量と音質で感知することが可能。
- クラッシャー:口の部分の装甲。8枚の装甲板の間から超音波を発して空気を振動させ、鋼鉄をも斬り裂く鋭い牙となる。
+全身(全フォーム共通)
-全身(全フォーム共通)
- アーマードスキン:全身を包む装甲皮膚。ダイヤモンドに迫る超硬度としなやかな伸縮性を併せ持ち、皮膚感覚も常人の数十倍まで研ぎ澄ますことが可能。
- パワーシェルアーマー:胸部を守る強化外骨格。アーマードスキンの5倍の硬度を持つ。数十枚のプレートの多層構造からなり、凄まじい衝撃を吸収拡散させる。
- ワイズマン・モノリス:胸部中央に位置する、アギトの象徴ともいえる長方形のプレート。オルタリングから発生するオルタフォースを全身に効率良く供給循環させている。
- ゴールドチェスト:胸部装甲の金色の部分。ワイズマン・モノリスから受ける力が最もかかる部分であり、ここで全身の強化筋肉を均等配分している。
- パワーゴールド:アギトの身体各部にある金色の部分の総称。最もエネルギーが蓄積されている部位である。
- ショルダーアームズシールド:肩関節を防護する装甲。ショルダータックルの際には鋭利な刃物としても使用可能。
- アームブロックシールド:前腕部の装甲。アーマードスキンの十倍以上の硬度を持ち、格闘時に腕を保護する。身を守る小型の盾として使用することも可能。
- ハンマーシェルグラブ:拳を守る強化外骨格。パンチの際にはここに力を集約させ、凄まじい破壊力を発生させる。
- トゥアーマー:足先を覆う二重構造の装甲皮膚。ライダーキックの際に生じる凄まじい衝撃とエネルギーを放出する部分であるため、自爆を防ぐ超硬度の皮膚で守られている。
- フェア・アンクレット:足首の関節を守る強化外骨格。足元への衝撃を一旦吸収し、素早くショックラインへと送り込む。
- ショックシルバー:脛部の表面に走る銀色のライン。フェア・アンクレットで吸収した衝撃を効率よくニーアーマードシェルへ流す流動路となっている。
- ニーアーマードシェル:膝の装甲。ライダーキックなどで生じる膝部分への負担を体外へ拡散放出する。
グランドフォーム
仮面ライダーアギト グランドフォーム |
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【英字表記】 | Masked Rider Agito Ground Form |
【モチーフ】 | 龍 |
【身長】 | 195cm |
【体重】 | 95kg |
【パンチ力】 | 7t(クロスホーン展開時:15t) |
【キック力】 | 15t(クロスホーン展開時:30t)*1 |
【ジャンプ力】 | ひと跳び30m |
【走力】 | 100mを5秒 |
【硬度・防御力】 | 6(10段階評価) |
【最大視力】 | 10km |
【最大聴力】 | 10km |
【初登場】 | 第1話「戦士の覚醒」 |
アギトが変身する3つの基本フォームの一つであり、「超越肉体の金」の二つ名を持つ基本変身形態。メインカラーは金色。大地の力を司る形態とされ、徒手空拳による格闘戦を得意としている。
敵の攻撃を華麗に受け流し、返しの一撃を打ち込む、居合のような戦い方が特徴。3つの基本フォームの中では唯一、頭部のクロスホーンを展開して強力な必殺技を放つことができる。
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クロスホーンを展開したグランドフォーム |
必殺技
- ライダーキック
- グランドフォームを象徴する必殺技。頭部のクロスホーンを展開し、腰を低く落とした居合のような構えを取り、大地に浮かび上がる「アギトの紋章」の光を右足に吸収して敵に跳び蹴りを放つ。向かってくる敵に対してカウンター的に発動することも多い。
約30tの破壊力を誇り、本作中で最も多くの敵を撃破した必殺技であるが、敵の特殊技能や防御力によって防がれることもあった。トータスロード テストゥード・オケアヌスとの初戦(第3話)では頑強な甲羅で防御され、またスコーピオンロード レイウルス・アクティア(第14話)には盾で阻まれている。クロウロード コルウス・クロッキオ(第7話)には飛行能力で躱され、シーアーチンロード エキヌス・ファメリカーレ(第28話)には手裏剣の投擲で相殺された。
単独では、ジャガーロード パンテラス・ルテウス(第1話)、ジャガーロード パンテラス・アルビュス(第2話)、トータスロード テストゥード・オケアヌス(第4話)、オクトパスロード モリペス・オクティペス(第10話)、ゼブラロード エクウス・ノクティス(第12話)、クイーンジャガーロード パンテラス・マギストラ(第21話)、オルカロード ケトス・オルキヌス(第33話)を撃破した。第29話では、仮面ライダーG3-XのGXランチャーとの連携攻撃でフィッシュロード ピスキス・アラパイマを撃破した。第46話では、アナザーアギトのアサルトキック、仮面ライダーギルスのギルスヒールクロウとの連続攻撃でヘッジホッグロード エリキウス・リクォールを撃破した。
- ライダーパンチ
- 敵に向かって跳躍し、右拳で強烈なパンチを打ち込む必殺技*2。終盤で一度だけ用いた決め技である。
オウルロード ウォルクリス・ウルクス(第44話)を撃破した。
ストームフォーム
仮面ライダーアギト ストームフォーム |
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【英字表記】 | Masked Rider Agito Storm Form |
【モチーフ】 | 龍 |
【身長】 | 195cm |
【体重】 | 95kg |
【パンチ力】 | 右腕3t・左腕7t |
【キック力】 | 5t |
【ジャンプ力】 | ひと跳び50m |
【走力】 | 100mを4.5秒 |
【硬度・防御力】 | 7(10段階評価) |
【最大視力】 | 10km |
【最大聴力】 | 10km |
【初登場】 | 第2話「青の嵐」 |
アギトが変身する3つの基本フォームの一つであり、「超越精神の青」の二つ名を持つ俊敏形態。メインカラーは青。風の力を司る形態とされ、グランドフォームと比べるとスピードや敏捷性、ジャンプ力において優れている。一方、パワーは他のフォームと比べてやや低下している。
左腕が特に強化されており、専用武器のストームハルバードを用いた棒術戦を得意とする。作中では武器を持つ敵に対抗するために変身することが多かった。頭部のクロスホーンの展開は行わないが、必殺技のハルバードスピンはグランドフォームのライダーキックと同程度の威力を秘めている。
+各部詳細
-各部詳細
- ドラゴンズアイ:オルタリングの中央部・「賢者の石」の左右に埋め込まれた秘石。ストームフォームへの変身時には、左側に埋め込まれた青色のドラゴンズアイが発光する。これは風の力を秘め、賢者の石が発する力を風の力へ変換する役割を果たしている。
- ストームチェスト:胸部装甲。風エネルギーを生成し、二次エネルギーとして使用する。
- コバルトジェネレーター:左肩の装甲。風の力を宿す左腕の基軸となっており、ドラゴンズアイから発せられた力は胸のワイズマン・モノリスによって伝達され、この部位で増幅される。
- パワーゴールド:コバルトジェネレーター表面の金色のライン部分。大事な肩を保護するシールドであるが、フレイムフォームと比べると発生させる力が少ないため、面積は小さくなっている。
- ストームアームズ:左前腕部。取り込んだ空気を瞬時に風のエネルギーへと変換し、手にしたストームハルバードへと送り込む。
- アームブロックシールド:左腕の装甲。ストームフォーム時に発生する過剰な風エネルギーが内部まで影響しないよう、調整を図っている。
- サイクロンナックル:左の拳。「風を司る奇跡の拳」となり、ストームハルバードを自在に操るのみならず、生成した風を自らの意思通りに操って嵐を起こすことも可能。
武器
- ストームハルバード

ストームフォームが用いる薙刀状の武器。ストームフォームへの変身時にオルタリング中央の「賢者の石」から出現させる。長柄の両端に湾曲状の鋭い刃を有しており、出現時にはこの刃が180度折り畳まれて収納された状態になっている。主に武器を持つ敵に対抗するために使用される。敵の武器と鍔迫り合いを繰り広げるほか、ストームフォームの能力により、振り回して強風を発生させることも可能。
第19話のハイドロゾアロード ヒドロゾア・イグニオ戦では、未展開の状態でも戦闘に用いた。
+ストームハルバード・各部詳細
-ストームハルバード・各部詳細
- ドラグストーム:穂先に備わる金色の刃。アギトの身体各部と同じ「パワーゴールド」をオルタフォースで変質させたものであり、凄まじい貫通力を誇る。
- フォースアイ:ストームハルバードの表層全体に散りばめられた極小の秘石。ストームフォームから送り込まれる「風の力」を受け止める役割を果たす。ハルバードの回転を受けて「風の力」を増幅・解放し、 暴風を巻き起こすことも可能。
- ハルバードグリップ:柄。周囲の風エネルギーを取り込む他、この部分を通じてストームフォームの「風の力」をフォースアイへと供給する。
必殺技
- ハルバードスピン
- ストームフォームを象徴する必殺技。両端の刃を展開させたストームハルバードを高速で振り回して竜巻を発生させ、すれ違いざまに敵を斬り裂く。破壊力は約30t。
ジャガーロード パンテラス・トリスティス(第2話)、ハイドロゾアロード ヒドロゾア・イグニオ(第19話)、ビーロード アピス・ウェスパ(第22話)を撃破した。
フレイムフォーム
仮面ライダーアギト フレイムフォーム |
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【英字表記】 | Masked Rider Agito Flame Form |
【モチーフ】 | 龍 |
【身長】 | 195cm |
【体重】 | 95kg |
【パンチ力】 | 右腕10t・左腕5t |
【キック力】 | 7t |
【ジャンプ力】 | ひと跳び20m |
【走力】 | 100mを5.5秒 |
【硬度・防御力】 | 8(10段階評価) |
【最大視力】 | 30km |
【最大聴力】 | 30km |
【初登場】 | 第8話「赤い炎の剣」 |
アギトが変身する3つの基本フォームの一つであり、「超越感覚の赤」の二つ名を持つ豪腕形態。メインカラーは赤。炎の力を司る形態とされ、グランドフォームと比べるとパワーや防御力が上昇している。また、知覚能力も強化されており、作中では高速で移動する敵や姿を隠した敵に対抗するために変身することが多かった。
右腕が特に強化されており、専用武器のフレイムセイバーを用いた剣戟戦を得意とする。頭部のクロスホーンの展開は行わないが、必殺技のセイバースラッシュはグランドフォームのライダーキックと同程度の威力を秘めている。
+各部詳細
-各部詳細
- ドラゴンズアイ:オルタリングの中央部・「賢者の石」の左右に埋め込まれた秘石。フレイムフォームへの変身時には、右側に埋め込まれた赤色のドラゴンズアイが発光する。これは炎の力を秘め、賢者の石が発する力を炎の力へ変換する役割を果たしている。
- フレイムチェスト:胸部装甲。
- クリムゾンジェネレーター:右肩の装甲。炎の力を宿す右腕の基軸となっており、ドラゴンズアイから発せられた力は胸のワイズマン・モノリスによって伝達され、この部位で増幅される。
- パワーゴールド:クリムゾンジェネレーター表面の金色のライン部分。硬質の簡易シールドとして肩を保護している。ストームフォームよりも発生させる力が多いため、面積も大きくなっている。
- フレイムアームズ:右前腕部。摂氏7000度という凄まじい熱量を瞬時に作り出し、手にしたフレイムセイバーへと熱エネルギーを送り込む。
- アームブロックシールド:右腕の装甲。フレイムフォーム時に発生する超熱量が内部まで影響しないよう、熱量の調整や腕内部の冷却を図っている。
- バーニングナックル:右の拳。「炎を司る奇跡の拳」となり、フレイムセイバーを自在に操るのみならず、生成した火炎を自らの意思通りに操ることも可能。
武器
- フレイムセイバー

フレイムフォームが用いる長剣。フレイムフォームへの変身時にオルタリング中央の「賢者の石」から出現させる。刀身には日本刀のように反りがあり、鍔の部分はアギトの頭部のクロスホーンを象った意匠となっている。必殺技の発動時には、この鍔の意匠がクロスホーンと同様に2枚角から6枚角へ展開する。
「3大ライダー超決戦ビデオ」では、2本のフレイムセイバーを同時に出現させた。
+フレイムセイバー・各部詳細
-フレイムセイバー・各部詳細
- ドラグフレイム:銀色の刃。アギトの身体各部と同じ「パワーゴールド」をオルタフォースで変質させたものであり、刀身の温度に比例して切断力が上昇する。セイバースラッシュを放つ際には、フォースアイからの超熱量を受けて刀身の温度は摂氏7000度にまで上昇する。
- フォースアイ:刀身の基部に埋め込まれた秘石。フレイムフォームから送り込まれる「炎の力」を受け止める役割を果たす。放出した炎から新たなフレイムセイバーを形成することも可能。
- セイバーホーン:鍔にあたる部分。フレイムセイバーに内包された「炎の力」をコントロールする役割を果たす。必殺技発動時には4本のホーンを展開、フォースアイに蓄えられた「炎の力」を全開放し、その超熱量を刀身へと注ぎ込む。
- ハルバードグリップ:パワーゴールドによって保護された柄。周囲の熱エネルギーを取り込む他、この部分を通じてフレイムフォームの「炎の力」をフォースアイへと供給する。
必殺技
- セイバースラッシュ
- フレイムフォームを象徴する必殺技。腰を低く落とした姿勢でフレイムセイバーを構えて敵を待ち受け、敵が間合いに飛び込んできたところでフレイムセイバーを頭上から振り下ろし、一刀両断する。この技の発動時には、フレイムセイバーの鍔の部分の2枚角が、アギトのクロスホーンと同様の6枚角に展開する。また、斬られた敵が炎上する描写が入る。
劇場版では、敵を待ち受けるスタイルではなく、アントロード フォルミカ・ペデスの集団に対して自ら突っ込み斬り倒すスタイルも披露した。破壊力は約30t。グランドフォームのライダーキックと同等の威力を誇る必殺技であるが、スコーピオンロード レイウルス・アクティア(第13話)には盾で防御され通用しなかった。
クロウロード コルウス・クロッキオ(第8話)、ジャッカルロード スケロス・ファルクス(第17話)、ジャガーロード パンテラス・キュアネウス(第20話)を撃破した。劇場版では、アントロード フォルミカ・ペデスの集団を撃破した。
- ダブルセイバースラッシュ
- 「3大ライダー超決戦ビデオ」でのみ用いられた必殺技。フレイムセイバーを2本同時に出現させ、二刀による斬撃を繰り出す。
TV本編とは雰囲気の異なるオリジナルビデオ内でのアクションのため、発動時には「ダブルセイバースラッシュ!」と技名を発声した。
スネークロード アングィス・フェミネウスを撃破した。
トリニティフォーム
仮面ライダーアギト トリニティフォーム |
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【英字表記】 | Masked Rider Agito Trinity Form |
【モチーフ】 | 龍 |
【身長】 | 195cm |
【体重】 | 95kg |
【パンチ力】 | 右腕10t・左腕7t |
【キック力】 | 15t |
【ジャンプ力】 | ひと跳び50m |
【走力】 | 100mを4.5秒 |
【硬度・防御力】 | 8(10段階評価) |
【最大視力】 | 30km |
【最大聴力】 | 30km |
【初登場】 | 第26話「甦った記憶」 |
アギトの強化形態の一つであり、グランドフォーム、ストームフォーム、フレイムフォームの3つの基本フォームの力を併せ持つ形態。「三位一体の戦士」の二つ名を持つ。
胸部はグランドフォーム、右腕はフレイムフォーム、左腕はストームフォームと、三つの姿が組み合わさっており、ストームハルバードとフレイムセイバーを同時に装備することも可能。
中盤で翔一が一時的に記憶を取り戻した際に変身可能となったが、再び記憶が失われてからはこのフォームへの変身能力もまた封じられてしまった。その後、終盤で翔一が完全に記憶を取り戻した際には、既に上位形態のバーニングフォーム及びシャイニングフォームへの変身能力を得ていたためか、再びトリニティフォームに変身することはなかった。
必殺技
- ライダーシュート
- グランドフォームのライダーキックの強化版といえる技。ライダーキックと同様、頭部のクロスホーンを展開し、大地に浮かび上がる「アギトの紋章」の光を足に吸収して放つキック技だが、両足でキックを繰り出す点が異なっている。大地、火、風の三大属性の力を複合させた強力必殺技であり、破壊力はライダーキックの1.5倍の約45tに強化されている。
クロウロード コルウス・ルスクス(第27話)を撃破した。
- ファイヤーストーム・アタック
- 右手にフレイムセイバー、左手にストームハルバードを構え、二つの武器で同時に敵を攻撃する必殺技。劇中では、二つの武器を頭上の敵に突き立てる刺突型と、横薙ぎに斬り払う斬撃型を披露した。この技の発動時には、フレイムセイバーはセイバースラッシュの発動時と同様に鍔の部分の2本角が6本角に展開した状態となり、ストームハルバードはハルバードスピンの発動時と同様に両端の刃が展開した状態となる。
破壊力は約40t。頭部のクロスホーンの展開を伴わないためか、同じトリニティフォームの必殺技であるライダーシュートよりはやや低い威力設定となっている。
クイーンクロウロード コルウス・イントンスス(第26話)、クロウロード コルウス・カルウス(第27話)を撃破した。
上位形態
バーニングフォーム
仮面ライダーアギト バーニングフォーム |
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【英字表記】 | Masked Rider Agito Burning Form |
【モチーフ】 | 龍 |
【身長】 | 195cm |
【体重】 | 95kg |
【パンチ力】 | 25t |
【キック力】 | 15t |
【ジャンプ力】 | ひと跳び15m |
【走力】 | 100mを6秒 |
【硬度・防御力】 | 10(10段階評価) |
【最大視力】 | 30km |
【最大聴力】 | 30km |
【初登場】 | 第34話「呼び逢う魂」 |
アギトの強化形態の一つであり、全身に炎の力を宿した形態。「燃え盛る業炎の戦士」の二つ名を持つ。メインカラーは赤。上半身を中心に強化がなされており、全身の装甲が溶岩のように赤熱し、爆発的なパワーを発揮する。シャイニングフォームと同様、頭部のクロスホーンは常に6枚角に展開した形になり、角の色が赤、複眼(コンパウンドアイズ)の色が黄色に変化している。
アギトの全フォーム中で最強のパワー、防御力、パンチ力を誇る。徒手空拳での戦いのほか、シャイニングカリバー シングルモードを用いた荒々しい白兵戦を得意とする。
物語中盤、翔一が風谷真魚の励ましを経て、水のエルへの恐怖心を克服したことを契機として変身が可能になった。シャイニングフォームへの進化途上の形態という性質も持ち、シャイニングフォームへの変身時には、バーニングフォームの装甲が剥がれ落ちるようにしてシャイニングフォームの装甲が姿を現す。
通常はグランドフォームから強化変身(フォームチェンジ)するが、専用の変身ポーズにより、翔一の姿から直接変身することも可能。
+各部詳細
-各部詳細
- ドラゴンズネイル:バーニングフォーム及びシャイニングフォームにおいて、オルタリングの中央部に出現する三本の爪の装飾。オルタリングを保護し、新たな力としてシャイニングカリバーを生み出すことを可能にしている。
- バーニングチェスト:胸部装甲。上半身の燃え滾る“炎の力”を抑制・制御し、胸部のワイズマン・モノリスが内側からのエネルギーで自壊することを防ぐ。
- アームアタックシールド:手首の関節を守る強化外骨格。バーニングライダーパンチを放つ際の凄まじい衝撃を吸収する。
- アームズカッター:前腕部に備わった3枚の刃。厚さ30cmの鋼鉄の板さえも切断することが可能。
- バーニングアーム:両拳。バーニングライダーパンチを放つための炎の力のエネルギーが集中し、常に高温を放つ“燃える拳”となっている。
- バーニングレッグ:赤色化した脚部の強化装甲。“炎の力”が滾り、バーニングライダーパンチを放つ際には支柱・バネの役割を果たす。
- トゥアーマー:足先の装甲。バーニングライダーパンチの凄まじい衝撃と余剰エネルギーを放出する。
武器
- シャイニングカリバー シングルモード

オルタリングの「賢者の石」から出現する、バーニングフォーム及びシャイニングフォームの共通武器。バーニングフォームでは長刀状のシングルモードを用いる。
- シャイニングカリバー エマージュモード

シャイニングカリバーの出現時の形態。「S」の字をかたどっている。
+シャイニングカリバー・各部詳細
-シャイニングカリバー・各部詳細
- ドラグシャイニング:白と赤の刃。白い刃は「光の力」、赤い刃は「炎の力」を司る。フォースアイからの力を受けることで、眩い輝きや燃え盛る炎を纏った強力な斬撃を繰り出すことが可能。
- フォースアイ:刃の基部に埋め込まれた秘石。アギトから送り込まれる「光の力」や「炎の力」を受け止める役割を果たす。三本爪の「ドラゴンズネイル」で保護されており、内部に蓄えた力を超増幅・解放して刀身に纏わせる。
- カリバーグリップ:柄。使用者の意志や特性に応じ、シャイニングカリバーを各形態へと変形させる。周囲の光エネルギーや熱エネルギーを取り込む他、 この部分を通じてアギトの「光の力」や「炎の力」をフォースアイへと供給する。
必殺技
- バーニングライダーパンチ
- 右腕に炎の力を宿し、強烈なパンチを叩き込む技。バーニングフォームの本編初登場となる第34話では、アンノウンを一撃で撃破する威力を見せた。
設定上の破壊力は約25tと、アギトの必殺技の中では決して高くはないが、ビジュアルインパクトも相俟って視聴者に強い印象を残した技である。
マンティスロード プロフェタ・クルエントゥス(第34話)を撃破した。
- バーニングボンバー
- シャイニングカリバー シングルモードに炎の力を宿し、敵を一刀両断する技。斬られた敵が炎上する描写がある。
設定上の破壊力は約45tであり、バーニングライダーパンチよりも高い。
水のエル(第35話)に大ダメージを与え撃退した。
シャイニングフォーム
仮面ライダーアギト シャイニングフォーム |
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【英字表記】 | Masked Rider Agito Shining Form |
【モチーフ】 | 龍 |
【身長】 | 195cm |
【体重】 | 95kg |
【パンチ力】 | 15t |
【キック力】 | 45t |
【ジャンプ力】 | ひと跳び75m |
【走力】 | 100mを4秒 |
【硬度・防御力】 | 10(10段階評価) |
【最大視力】 | 30km |
【最大聴力】 | 30km |
【初登場】 | 第37話「暗闇の戦士」 |
【先行登場】 | 劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4 仮面ライダーアギトスペシャル 新たなる変身 |
アギトの最終・最強形態にして、光の力を司る形態。バーニングフォームを経た更なる強化形態であり、「光輝への目覚め」の戦士と形容される。メインカラーは赤と銀色。バーニングフォームと同様、頭部のクロスホーンは常に6枚角に展開した形になり、角の色が赤、複眼(コンパウンドアイズ)の色が黄色に変化している。
アギトの全フォーム中で最強のスピード、キック力、防御力を誇り、シャイニングカリバー ツインモードを駆使したスピーディな白兵戦を得意とする。
変身時には、バーニングフォームが太陽の光を浴びることで、装甲外殻がひび割れるように剥がれ落ち、光輝く銀色の姿を得て誕生する。専用の変身ポーズにより、翔一の姿から直接変身することも可能。
+各部詳細
-各部詳細
- シルバーチェスト:胸部装甲(パワーシェルアーマー)上に出現する銀色の装飾。ワイズマン・モノリスから受ける“光の力”を全身の強化筋肉へ均等に配分している。
- ショックレッド:脛部に配置された衝撃流動路。他のフォームにおける「ショックシルバー」と同様の器官。
武器
- シャイニングカリバー ツインモード

オルタリングの「賢者の石」から出現する、バーニングフォーム及びシャイニングフォームの共通武器。シャイニングフォームでは二刀流のツインモードを用いる。
必殺技
- シャイニングクラッシュ
- シャイニングカリバー ツインモードを両手に構え、シャイニングフォームのスピードを活かして超高速で敵に斬り込む技。残像を残すほどの早業で斬撃を繰り出す描写がなされる。
設定上の破壊力は約55tであり、アギトの全フォームの必殺技の中で最大である。ただし、実際はシャイニングライダーキックの方が最強必殺技であるかのような扱いがなされている。
リザードロード ステリオ・デクステラ(第37話)を撃破した。最終話では地のエルに大ダメージを与え撃退している。劇場版(ディレクターズカット版)ではアントロード フォルミカ・ペデスの大群を撃破し、TVSPではビートルロード スカラベウス・フォルティスを撃破した。
- シャイニングライダーキック
- グランドフォームのライダーキックの強化版といえる技。自身と敵の間の空中に、白く輝く「アギトの紋章」のエネルギーを出現させ、それを突き抜けるようにジャンプして敵に跳び蹴りを叩き込む。
設定上の破壊力はトリニティフォームのライダーシュートと同じ約45tであり、シャイニングクラッシュの約55tよりも下位であるが、作中ではシャイニングフォームの最強の切り札のように扱われている。
地のエルとの最終決戦では、「アギトの紋章」を二つ出現させる強化版を披露した。媒体によってはこれを「超スピードキック」(『超全集』)や「強化シャイニングライダーキック」と表現する記述もある。
第43話では、エクシードギルスのエクシードヒールクロウ、アナザーアギトのアサルトキックからの連続攻撃で水のエル強化体を撃破した。最終話では上述の強化版を繰り出し、地のエル強化体を撃破した。劇場版では、クイーンアントロード フォルミカ・レギアを撃破した。
専用ビークル
マシントルネイダー
マシントルネイダー |
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【英字表記】 | Machine Tornader |
【全長】 | 2250mm |
【全幅】 | 760mm |
【全高】 | 1210mm |
【最高出力】 | 520ps/8500rpm |
【最高速度】 | 430km/h |
【総排気量】 | 998cc |
【ベース車両】 | ホンダ・VTR1000F FIRESTORM |
【初登場】 | 第4話「パズル解読」 |
アギトの専用バイク。オルタリングの発するオルタフォースを受け、翔一の乗るバイク(ホンダ・VTR1000F FIRESTORM)から変化する。ボディはいかなる衝撃にもビクともしない強化装甲となり、敵に体当たりしても傷一つ付かない耐久力を誇る(第39話ではアナザーアギトの発砲するGM-01の連射を受けても無傷だった)。タイヤ部はアギトの意思を感知して回転数を思いのままに変えることが可能*3。
劇中では主にグランドフォームで搭乗するが、ストームフォーム、シャイニングフォームでも搭乗したことがある。アギトへの変身に伴って変化する設定のため、変身前の翔一が搭乗することはない。
+各部詳細
-各部詳細
- ドラゴンハート:マシントルネイダーへの変化に伴い、原車のエンジンから変化するメイン循環器。オルタフォースを一時的に蓄積して車体へ効率よく供給する役割を果たす。直接的な駆動伝達装置ではなくなるが、オルタフォースを管理する重要な装置である。
- フュールタンク:マシントルネイダーに変化してもフュールタンクは失われず、ガソリンはそのままタンク内に備蓄されている。
- ドラゴンズメイル:オルタフォースの力により、原車のフロントカウルが分子配列レベルで変化した硬化カウル。多少の衝突や、体当たりによる強行突破などでは傷一つ入ることはない。
- トルネイドアイ:カウルに配置されたライト。マシンの“目”のような器官として作動し、障害物を避け、体当たりの際には目標を確実にロックオンし、また厚さ20m程の物質ならばその先を透視してアギトの脳に伝達することができる。
- オルタホイール:オルタフォースにより生成された特殊な〈力〉により、アギトの意思をダイレクトに感知し回転数を自在に変化させるホイール。オルタフォースは前後輪に発生しており、二本のオルタホイールによって凄まじいトルクを得る。
- ブレーキシステム:アギトの意思とホイールが連動しているため、特にブレーキ操作をしなくても、制動の意思を伝えるだけでその時に適したブレーキングが行われる。時速430kmからの制動距離は僅か20m。
- エアインテーク:車体後部の器官。空気中の物質を変換して特殊なエネルギーを作り出し、オルタリングから発生するオルタフォースに補助的エネルギーを補給している。同時に、取り込んだ空気を瞬時に低温エアに変え、発熱する車体を効率的に冷却している。
- オルタエアチャンバーマフラー:排気器官。エアインテークから吸収される空気中の物質は、ドラゴンハートに蓄積されたオルタフォースと混合される際に「オルタエア」と呼ばれる若干の廃棄物を排出する。これはオルタエアチャンバーマフラーから排気されるが、基本的にすべて自然界の物質により生成されているので環境には無害である。
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マシントルネイダーに搭乗するアギト |
マシントルネイダー スライダーモード
マシントルネイダー スライダーモード |
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【英字表記】 | Machine Tornader Slider Mode |
【全長】 | 3900mm |
【全幅】 | 1100mm |
【全高】 | 310mm |
【最高出力】 | 520ps/ |
【最高速度】 | 720km/h |
【総排気量】 | 998cc |
【初登場】 | 第14話「最強キック」 |
マシントルネイダーが変形するボード型飛行形態。車体がスライドして伸び、タイヤが90度回転して変形する。アギトを乗せて滑空することが可能。第14話でアギトがスコーピオンロード レイウルス・アクティアに苦戦していた際、沢木哲也の意見を受け容れた闇の力がスライダーモードの変形能力を発現させた。
劇中ではグランドフォーム、ストームフォームで搭乗したことがある。第40話では仮面ライダーG3-Xと二人で搭乗した。
+各部詳細
-各部詳細
- オルタバリアフィールド:前方から車体後方へと発生し、車体と搭乗者を守る強力なエネルギーフィールド。このフィールドに守られているため、最高速時にもコクピットゾーンは無風となり影響を受けない。
- オルタフィールドホバリングジェネレーター:前後のオルタホイールが変化するホバー装置。ホイール側面からオルタフォースを発生させ、0→400mを5秒という爆発的な加速力と、最高時速720kmという驚異的なスピードを得る。これにより、スライダーモードは強力なドラッグ性能を引き出すと同時に、車体自体が凄まじいエネルギーで包まれた巨大な弾丸となり、必殺の体当たり攻撃「ドラゴン・ブレス」を放つことが可能。
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スライダーモードに搭乗するアギト |
必殺技
- ドラゴン・ブレス
- 滑空するスライダーモードに搭乗し、車体側面で敵に体当たりを食らわせる技。劇中では、劇場版でアントロード フォルミカ・ペデスの集団に対して使用されたのみである。
- ライダーブレイク
- グランドフォームで使用。グランドフォームの主要必殺技である「ライダーキック」の強化版といえる技。滑空するスライダーモードに搭乗して敵に迫り、スライダーモードの上から飛び出して、慣性の法則を加えた超高速でライダーキックを放つ。破壊力は約50t。
ライダーキックやセイバースラッシュを防ぐスコーピオンロード レイウルス・アクティアの盾をも打ち破り、これを撃破した(第14話)。
- ハルバードブレイク
- ストームフォームで使用。ストームフォームの主要必殺技である「ハルバードスピン」の強化版といえる技。ストームハルバードを構え、滑空するスライダーモードの上から飛び出して、慣性の法則を加えた超高速ですれ違いざまに敵を斬り裂く。破壊力は約45tと、ハルバードスピンの1.5倍に強化されているが、グランドフォームのライダーブレイクにはやや劣る。
クラブロード クルスタータ・パレオ(第31話)を撃破した。
- セイバーブレイク(フレイムブレイク)
- フレイムフォームで使用可能な技とされるが、劇中未使用。フレイムセイバーを構えてスライダーモードから飛び出し、敵を斬り裂く技であり、ハルバードブレイクの名称にならえば「セイバーブレイク」となるはずであるが、『仮面ライダーアギト超全集 下巻』では「フレイムブレイク」と記載されている。
登場エピソード
- 第1話「戦士の覚醒」(グランドフォーム)
- 第2話「青の嵐」(グランドフォーム、ストームフォーム)
- 第3話「俺の変身!」(グランドフォーム)
- 第4話「パズル解読」(グランドフォーム)
- 第5話「第3の戦士」(グランドフォーム、ストームフォーム)
- 第6話「哀しき妖拳」(グランドフォーム、ストームフォーム)
- 第7話「記憶の一片」(グランドフォーム)
- 第8話「赤い炎の剣」(グランドフォーム、フレイムフォーム)
- 第10話「銀の点と線」(グランドフォーム)
- 第11話「繋がる過去」(グランドフォーム)
- 第12話「湖の激突!」(グランドフォーム)
- 第13話「父の手掛り」(グランドフォーム、フレイムフォーム)
- 第14話「最強キック」(グランドフォーム)
- 第15話「罠の始まり」(グランドフォーム、ストームフォーム)
- 第16話「怪しい女…」(グランドフォーム、ストームフォーム)
- 第17話「捕獲作戦!」(グランドフォーム、フレイムフォーム)
- 第18話「新しいボス」(グランドフォーム)
- 第19話「解散決定?」(グランドフォーム、ストームフォーム)
- 第20話「或る目覚め」(グランドフォーム、フレイムフォーム)
- 第21話「暴走する力」(グランドフォーム、フレイムフォーム)
- 第22話「運命の対決」(グランドフォーム、ストームフォーム)
- 第23話「資格ある者」(グランドフォーム、ストームフォーム、フレイムフォーム)
- 第24話「完璧マシン」(グランドフォーム)
- 第25話「激突再び!」(グランドフォーム)
- 第26話「甦った記憶」(グランドフォーム、フレイムフォーム、トリニティフォーム)
- 第27話「涼、死す…」(グランドフォーム、トリニティフォーム)
- 第28話「あの夏の日」(グランドフォーム、ストームフォーム)
- 第29話「数字の謎!?」(グランドフォーム)
- 第30話「隠された力」(グランドフォーム)
- 第31話「人の居場所」(グランドフォーム、ストームフォーム)
- 第32話「ギルス復活」(グランドフォーム)
- 第33話「現れた敵」(グランドフォーム)
- 第34話「呼び逢う魂」(グランドフォーム、バーニングフォーム)
- 第35話「謎の救世主」(バーニングフォーム)
- 第36話「4人目の男」(バーニングフォーム)
- 第37話「暗闇の戦士」(グランドフォーム、バーニングフォーム、シャイニングフォーム)
- 第38話「その正体…」(グランドフォーム)
- 第39話「ギルス咆哮」(グランドフォーム、ストームフォーム)
- 第40話「共同戦線!」(グランドフォーム)
- 第41話「光と闇」(グランドフォーム)
- 第42話「あかつき号」(グランドフォーム、バーニングフォーム)
- 第43話「動き出す闇」(バーニングフォーム、シャイニングフォーム)
- 第44話「父と姉と…」(グランドフォーム)
- 第45話「奪われた力」(グランドフォーム)
- 第46話「戦士その絆」(グランドフォーム)
- 第48話「星の支配者」(グランドフォーム、バーニングフォーム)
- 第49話「絶滅の足音」(グランドフォーム、バーニングフォーム)
- 第50話「今、戦う時」(グランドフォーム)
- 最終話「AGITΩ」(グランドフォーム、バーニングフォーム、シャイニングフォーム)
- 劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4(グランドフォーム、フレイムフォーム、バーニングフォーム、シャイニングフォーム)
- 仮面ライダーアギトスペシャル 新たなる変身(グランドフォーム、バーニングフォーム、シャイニングフォーム)
- 仮面ライダーアギト 3大ライダー超決戦ビデオ(グランドフォーム、フレイムフォーム)
関連項目
+『仮面ライダーアギト』
-『仮面ライダーアギト』
+歴代仮面ライダー
-歴代仮面ライダー
歴代仮面ライダー(疑似ライダー含む) |
【昭和シリーズ】 | 1号 - 2号 - V3 - ライダーマン - X - アマゾン - ストロンガー - タックル - スカイライダー - スーパー1 - ZX |
【BLACK~ネオ】 | BLACK - BLACK RX - シャドームーン - シン - ZO - J |
【クウガ】 | クウガ |
【アギト】 | アギト - G3 - ギルス - アナザーアギト - V-1システム - G3-MILD - G4 |
【龍騎】 | 龍騎 - ナイト - シザース - ゾルダ - ライア - ガイ - 王蛇 - タイガ - インペラー - ベルデ - ファム - リュウガ - オーディン |
オルタナティブ - オルタナティブ・ゼロ |
【555】 | ファイズ - カイザ - デルタ - ライオトルーパー - サイガ - オーガ |
【剣】 | ブレイド - ギャレン - カリス - レンゲル - グレイブ - ラルク - ランス |
【響鬼】 | 響鬼 - 威吹鬼 - 弾鬼 - 裁鬼 - 斬鬼 - 轟鬼 - 鋭鬼 - 朱鬼 - あきら変身体 - 京介変身体 |
剛鬼 - 勝鬼 - 闘鬼 - 蛮鬼 - 歌舞鬼 - 凍鬼 - 煌鬼 - 西鬼 - 羽撃鬼 |
【カブト】 | カブト - ザビー - ドレイク - サソード - ガタック - キックホッパー - パンチホッパー - ダークカブト |
ヘラクス - ケタロス - コーカサス - ゼクトルーパー |
【電王】 | 電王 - ゼロノス - ガオウ - ネガ電王 - NEW電王 - 幽汽 - G電王 - しん王 - ゴルドラ - シルバラ |
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【その他】 | 1号(THE FIRST) - 2号(THE FIRST) - V3(THE NEXT) - G - 3号 - 4号 - 1号(2016) - センチュリー |
画像出典
クロスホーン展開時のキック力として設定されている「30t」は、必殺技のライダーキックの設定威力と一致している。
本来ならグランドフォームの必殺技は頭部のクロスホーンの展開を伴うとされるが、この技を用いた際にはその演出はなく、溜めを込めたパンチの一撃で敵を撃破する描写となった。メインの決め技であるライダーキックの場合、グランドフォームのスペック値に設定されている「クロスホーン展開時のキック力」とライダーキックの設定威力がともに30tで一致しているが、このライダーパンチはクロスホーンの展開を伴わずに使用されたため、「クロスホーン展開時のパンチ力」である15tと威力が一致するかは不明である。
このあたりのニュアンスが曲解されているのか、一部のwikiサイト等では「マシントルネイダーは自律走行機能を持つ」と記載されているケースもあるが、公式にそうした設定の記述は確認されていない。放送当時、ギルスレイダーの自律走行機能に関して「(アギトのマシントルネイダーにもない)特異な機能」というニュアンスで紹介されていたことを鑑みると、マシントルネイダーに自律走行可の設定は与えられていないと解釈するのが自然であると考えられる。
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