『仮面ライダースーパー1』

仮面ライダースーパー1

自ら志願し改造された科学者の青年・沖一也が風のエネルギーを利用し変身する戦士。ファイブハンドや、赤心少林拳の修行により会得したスーパーライダー月面キックなど様々な技を繰り出し、人類の未来を守るため暗黒国家ドグマ王国と戦う。

沖(おき) 一也(かずや)（演・高杉(たかすぎ) 俊价(しゅんすけ)）

本作の主人公。アメリカ国際宇宙開発研究所に勤務する27歳。早くに両親を亡くし、ヘンリー博士に育てられた。父の遺志を継いで宇宙開発の夢を叶えるため、惑星開発用改造人間第1号に志願しスーパー1となるも、ドグマ王国の襲撃により研究所が壊滅してしまう。ドグマを倒すべく赤心少林拳の修行を積み、谷源次郎から仮面ライダースーパー1の名を贈られる。

谷(たに) 源次郎(げんじろう)（演・塚本(つかもと) 信夫(のぶお)）

谷モーターショップのオーナー。スカイライダーと共にネオショッカーと戦った人物。旧知だったヘンリー博士から一也の事後を託され、彼に協力してドグマやジンドグマと戦うことになる。

小塚(こづか) 政夫(まさお)（演・佐藤(さとう) 輝昭(てるあき)）

谷モーターショップのメカニック。通称チョロ。お調子者で口が軽いが、実は裏世界で名の知れた大泥棒という顔も持つ。

草波(くさなみ) ハルミ（演・田中(たなか) 由美子(ゆみこ)）

本作のヒロイン。谷モーターショップの店員。一也に想いを寄せている。彼をサポートしてドグマ、ジンドグマと戦い、後に結成されたジュニアライダー隊の隊長となる。趣味は一輪車。

草波(くさなみ) 良(りょう)（演・早川(はやかわ) 勝也(かつや)）

ハルミの弟。一也を尊敬し、彼から拳法を教わっている。後に結成されるジュニアライダー隊の発案者で、隊の中心的存在となる。

水沼(みずぬま) マサコ（演・永塚(ながつか) りえこ）

ハルミの親友。元はボランティア活動をしていたが、ジンドグマとの戦いに巻き込まれて以降、ジュニアライダー隊の副隊長兼通信係となり、谷モーターショップで働くようになる。

玄海(げんかい)老師（演・幸田(こうだ) 宗丸(むねまる)）

赤心少林拳の最高師範。一也の拳法の師匠。老齢であるがその腕は一也を遥かに上回り、劇場版では生身でありながら怪人ストロングベアを打ち倒すほどの強さを見せつけた。中盤、カイザーグロウとの戦いで死亡する。

弁慶(べんけい)（演・西山(にしやま) 健司(けんじ)）

赤心少林拳の師範代。一也の兄弟子。彼を弟のように思っているが、同時に厳しく鍛えていた。中盤、一也を守るため敵の攻撃を受けて死亡する。

ドグマ王国  

帝王テラーマクロ（演・汐路(しおじ) 章(あきら)）

ドグマ帝国の支配者。玄海老師に匹敵するほどの拳法の達人。優秀であると認めた人間以外は存在すら許さない独裁的な性格の持ち主。正体はネオショッカー首領と同様にB26暗黒星雲からやってきた地球外生命体だった。最後は怪人カイザーグロウへと変身した。

メガール将軍（演・三木(みき) 敏彦(としひこ)）

ドグマ帝国の極東司令官。テラーマクロに忠誠を誓い、怪人を指揮して数々の作戦を実行した。正体は城南大学出身で国際宇宙開発研究所の秘密研究員である奥沢正人。惑星開発用改造人間の被験者だった。最後は怪人死神バッファローに変身した。

ジンドグマ  

悪魔元帥（演・加地(かぢ) 健太郎(けんたろう)）

ドグマ壊滅後に現れたジンドグマの支配者。冷酷非情な性格で人間より機械を信じていて、自身の身体も機械化している。正体はテラーマクロと同じB26暗黒星雲からやってきた地球外生命体。最後は怪人サタンスネークへと変身した。

魔女参謀（演・藤堂(とうどう) 陽子(ようこ)）

ジンドグマの大幹部。強力な妖魔術を使いこなす魔女で、スパイ活動も得意とする。残忍な性格ながら、どこかコミカルで所帯じみた一面も覗かせる。最後は怪人マジョリンガに変身した。

幽霊博士（演・鈴木(すずき) 和夫(かずお)）

ジンドグマの大幹部。化学兵器の製造を担当する科学者。見た目に反して意地汚く子供じみた性格をしている。一方で仲間思いな一面もある。最後は怪人ゴールドゴーストへと変身した。

鬼火司令（演・河原崎(かわらざき) 洋夫(ひろお)）

ジンドグマの大幹部。頭に血が昇りやすい性格で、幽霊博士とは折り合いが悪かった。豪気で好戦的だが部下の使い方が上手く、武人肌な気質の持ち主でもある。最後は怪人オニビビンバに変身した。

妖怪王女（演・吉沢(よしざわ) 由起(ゆき)）

ジンドグマの大幹部。気まぐれでイタズラ好き、かつプライドの高い性格の持ち主。念力や催眠術、鞭を操る。人間がパニックに陥る様子を見て楽しむ愉快犯的な一面を持つ。最後は怪人サタンドールに変身した。