ライドシューター |
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【英字表記】 | Ride Shooter |
【種別】 | ビークル(スクーター型次元移送機) |
【使用者】 | 仮面ライダー龍騎ほか |
【登場作品】 | 『仮面ライダー龍騎』(2002) |
【初登場】 | 第1話「誕生秘話」 |
ライドシューターは、『仮面ライダー龍騎』に登場する仮面ライダー達が用いるビークル。スクーター型の次元移送機であり、ミラーワールドへの移動に用いられる。
+目次
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詳細
機能
ライドシューター |
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【英字表記】 | Ride Shooter |
【全長】 | 3250mm |
【全幅】 | 1120mm |
【全高】 | 1400mm |
【最高速度】 | 930km/h |
【初登場】 | 第1話「誕生秘話」 |
本作の仮面ライダーはミラーワールドを主戦場とするが、現実世界とミラーワールドを繋ぐ次元空間・ディメンションホールの移動に用いられるのがこのライドシューターである。全てのライダーが同型のライドシューターを所持している*1。
低姿勢で搭乗するスクーター型の車体と、車体を覆う巨大なキャノピーを特徴とする。ディメンションホールからミラーワールドに突入して停車すると、キャノピーが自動的に展開してシートがせり上がり、ライダーを降車させる。車体は体当たり攻撃に用いられるほど頑丈であり、ミラーワールドへの突入と同時に敵モンスターを跳ね飛ばすシーンも見られた。
+各部詳細
-各部詳細
- マニピュレート・コンソール:ライドシューターの操作系統が集約されたハンドル部のパネル。両手でグリップを保持して舵をとるハンドルや、出力コントロールを行うスロットルといった通常のバイクと同様の操作系統のほか、起動キーとなるスターターカードを挿入するデッキや、各種モニタリングシステムが装備されている。
- グリッピングペダル:両足を置くペダル。コーナリングの際には、搭乗者の意思をマシンに伝達してコントロールする第二のステアリングの役割を果たす。内足加重、外足加重を電子制御で適切に算出し、オーバーバンクを防いでいる。
- ホールディングシェル:シート内部に封入された衝撃吸収性の特殊ジェル。搭乗者の体のラインに確実にフィットし、加速Gの衝撃を緩和する。
- ライズポイント:シートを起き上がらせる起点。搭乗者の乗降を補佐する。
- アダプテーション・ホイール:あらゆる路面条件に適応し、90度の壁面すらも登ることができる両輪。ディメンションホール内を走行する際には、次元内に無限に存在する微粒子「ディメンションパーティクル」を進行方向に追尾することで、安定した走行を確保する。
- コンタクトセンサー:前輪側面に装備された赤外線センサー。半径1m以内に接近するものに対して反射計算を行い、接触や衝突を防ぐ。
- ゲイルプロテクト・スクリーン:車体前面を覆うハイクリスタルグラス製の大型スクリーン。走行風の風圧や飛来物から搭乗者を守る。また、表面の温度や湿度を常に環境に適応させる機能を有しており、表面に施された「ハイドロブレーカー」と呼ばれる超撥水コーディングフィルムの働きにより、雨粒も瞬時に吹き飛ばす。
- インフィニティー・パワーユニット:車体後部に備わる未知の超高出力パワーユニット。半径50m以内に存在する次元エネルギーを取り込んでフュールとして利用し、爆発的なパワーを得ることが可能。余剰の次元エネルギーは後輪側面のディスチャージャーから排出され、パワーユニットに無駄な負荷が加わることを防ぐ調整が行われている。
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ライドシューターに搭乗する仮面ライダー龍騎 |
描写
TV本編に登場した仮面ライダー龍騎、仮面ライダーナイト、仮面ライダーシザース、仮面ライダーゾルダ、仮面ライダーライア、仮面ライダーガイ、仮面ライダー王蛇、そして劇場版に登場した仮面ライダーファムに関しては、それぞれ劇中でライドシューターへの搭乗シーンが1回以上描写されている。
しかし、ライダーがミラーワールドに渡る際には毎回ライドシューターが用いられている設定にも関わらず、TV本編中盤から終盤にかけてはディメンションホールの移動シーンがほぼ省略されるようになり、ライドシューターは画面に登場しなくなっていった。中盤以降に登場した仮面ライダータイガ及び仮面ライダーインペラー、そしてTVSPにのみ登場した仮面ライダーベルデに至っては、劇中で一度もライドシューターへの搭乗が描写されていない。
また、ディメンションホールの移動以外でライドシューターが用いられたのは、第44話で龍騎が神崎優衣を探してミラーワールド内を走り回るシーンのみであった。
備考
- ライドシューターの撮影用実機は自走しないものであり、他作品のライダーマシンのようなベース車両も存在しない。
- 本作のアメリカ版リメイクである『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』では、ライドシューターは「Advent Cycle(アドベント・サイクル)」という名称になっている。また、ドラゴンナイト(龍騎)とウイングナイト(ナイト)のみ、アドベントサイクルとは別に、ドラゴンサイクル、ウイングサイクルという専用バイクも所持している。
登場エピソード
- 第1話「誕生秘話」(ナイト)
- 第2話「巨大クモ逆襲」(ナイト)
- 第3話「学校の怪談」(龍騎、ナイト)
- 第4話「学校の怪談2」(龍騎)
- 第5話「骨董屋の怪人」(龍騎、シザース)
- 第7話「新種誕生?」(ゾルダ)
- 第8話「4人目ゾルダ」(龍騎)
- 第11話「謎の無人電車」(龍騎)
- 第12話「秋山蓮の恋人」(龍騎、ナイト)
- 第13話「その男ゾルダ」(ライア)
- 第15話「鉄仮面伝説」(ガイ)
- 第19話「ライダー集結」(ナイト、ゾルダ、ガイ、王蛇)
- 第20話「裏切りの蓮」(龍騎)
- 第21話「優衣の過去」(龍騎)
- 第22話「ライアの復讐」(ナイト、ゾルダ)
- 第24話「王蛇の秘密」(ナイト)
- 第25話「合体する王蛇」(ゾルダ)
- 第26話「ゾルダの攻撃」(龍騎、ゾルダ)
- 第33話「鏡のマジック」(龍騎)
- 第34話「友情のバトル」(ゾルダ、王蛇)
- 第35話「タイガ登場」(ナイト)
- 第44話「ガラスの幸福」(龍騎)
- 劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL(龍騎、ファム)
関連項目
+『仮面ライダー龍騎』
-『仮面ライダー龍騎』
画像出典
仮面ライダーリュウガ及び仮面ライダーオーディンについては、ライドシューターの所持の有無は不明。
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