『宇宙戦隊キュウレンジャー』

TV本編の登場人物  

キュウレンジャーのメンバー  

ラッキー（演・岐洲(きず) 匠(たくみ)）

本作品の主人公。シシ座系の惑星カイエン出身のヒューマノイド型宇宙人で冒険者。どんなピンチでもチャンスだと前向きに捉える超ポジティブな性格。口癖は「よっしゃ、ラッキー!!」。冒険の途中でハミィたちに出会い、自身もキュウレンジャーのシシレッドとして戦うことを決めた。それからは「運試し」と称してキュウレンジャーのメンバー探しを行っている。

スティンガー（演・岸(きし) 洋佑(ようすけ)）

サソリ座系惑星ニードル出身のヒューマノイド型宇宙人の男性。クールで口数の少ない孤高の一匹狼。ショウからスカウトを受けキュウレンジャーのメンバー第1号として活動。サソリオレンジに変身して戦う。ジャークマターの仲間となった兄のスコルピオに復讐するために旅をしている。

ガル（声・中井(なかい) 和哉(かずや)）

オオカミ座系出身の狼顔の獣人型宇宙人の男性。瞳が赤と青のオッドアイになっており、語尾に「ガル」を付ける独特な口調で喋る。ジャークマターによって故郷の惑星と仲間の一族を失った精神的ダメージにより戦いには消極的だったが、ラッキーと出会い闘争本能が呼び覚まされ奮起しキュウレンジャーの一員となった。オオカミブルーに変身して戦う。

バランス（声・小野(おの) 友樹(ゆうき)）

テンビン座系惑星出身の機械生命体の男性。ナーガとともに義賊怪盗BN団として活動していた。お調子者で「ゴイスー」や「シクヨロ」「サンキューでーす」などチャラい言動が目立つ。最初はラッキー達を利用しようとしていたが、共に過ごすうちに友情がめばえキュウレンジャーの一員となった。テンビンゴールドに変身して戦う。

チャンプ（声・大塚(おおつか) 明夫(あきお)）

オウシ座系の工業惑星出身。対ジャークマター用として開発された牛型戦闘用ロボット。人格は男性。スティンガーがアントン博士を殺害したと思い込んでいたが、誤解が解けた後はキュウレンジャーと協力して真犯人を倒すため戦いに挑む。オウシブラックに変身して戦う。

ナーガ・レイ（演・山崎(やまざき) 大輝(たいき)）

ヘビツカイ座系出身の人間型宇宙人の男性。感情を持たない種族で常に無表情だが、感情に興味を抱いており、相棒であるバランスから日々学ぼうとしている。怪盗BN団として活動し様々な惑星の宝を集めていた。バランスと共にキュウレンジャーの一員になりヘビツカイシルバーに変身して戦う。一時はヘビツカイメタルに変身した。

ハミィ（演・大久保(おおくぼ) 桜子(さくらこ)）

カメレオン座系惑星ラコ出身の人間型宇宙人のくノ一。16歳程度。喜怒哀楽の表現が激しく、明るい笑い上戸で何かにつけて「超ウケる！」と笑い転げている。女子高生的スラング言葉が口癖。カメレオングリーンに変身して戦う。ホシ★ミナトにはファン以上に感情を抱いており、においで彼の居場所が分かることもあった。

ラプター283（声・M・A・O(まお)）

ワシ座系出身。オリオン号のパイロット兼ショウの秘書として製作された女性型アンドロイド。生真面目な性格。夢見がちでキュウレンジャーとして戦うことに憧れがあったが、戦闘用に作られていない事やスパーダからも反対にあい自信がなく迷っていた。しかしラッキーに諭され「みんなと一緒に戦いたい」という強い意志を持ち、ワシピンクに変身し戦うことを決意。

スパーダ（演・榊原(さかきばら) 徹士(てつじ)）

カジキ座系惑星出身。ヒューマノイド型宇宙人の男性で本名は「スパー太」。宇宙一の料理人を目指している。口癖は「グラッツェ！」。カジキイエローに変身して戦う。キュウレンジャーの中では数少ない常識人で回りのメンバーに振り回されることが多い。

ショウ・ロンポー（声・神谷(かみや) 浩史(ひろし)）

リュウ座系出身。龍人型宇宙人の男性でキュウレンジャーの司令官。お調子者かつ、かなりいいかげんで適当な性格。リュウバイオレットに変身して戦うも、一定時間しか変身できず過去に多くの仲間を失った経験から一人で戦おうと無鉄砲な行動をとってしまいラッキーに叱咤される。そしてキュウレンジャーと共に戦いたいという強い思いを叫び、リュウコマンダーへと変身する。

佐久間(さくま) 小太郎(こたろう)（演・田口(たぐち) 翔大(しょうた)）

惑星チキュウ出身の小学生の少年。ジャークマターに反抗して捕まったところをスティンガーに助けられた。それからキュウレンジャーに憧れを抱き単独で行動。再度キュウレンジャーに出会い、「チキュウを救う希望の星になる」という強い思いが認められコグマスカイブルーに変身した。

鳳(おおとり) ツルギ（演・南(みなみ) 圭介(けいすけ)）

初代宇宙連邦大統領で、かつて星座系の戦士88人と共にドン・アルマゲを倒し、その傷を癒やすために300年ほどコールドスリープしていたチキュウ人の男性。推定130歳以上。一人称は「俺様」で「刮目せよ！」「なんてこった！」が口癖。ホウオウソルジャーに変身して戦う。復活当初はキュウレンジャーに冷たい態度を取り共闘を拒否して一人で戦おうとしていたが、それが過去の仲間を失ったトラウマからだと気づいたラッキーから「命を粗末にするんじゃない」と叱咤され、彼の「新しい伝説を共に作る」という言葉を受け入れ正式に仲間になった。

キュウレンジャーの関係者等  

スコルピオ（演・久保田(くぼた) 悠来(ゆうき)）

スティンガーの兄。昔は弟思いの優しい性格だったが、力を得るうちに自らの欲に溺れジャークマターに加担しスティンガー以外の同胞と故郷を滅ぼした。「ドン・アルマゲを倒して組織を乗っ取り、彼に代わる新たなショーグンとなって全宇宙の支配者となること」を目的としキュウレンジャーと対立する。

アスラン（演・山崎(やまざき) 銀之丞(ぎんのじょう)）

ラッキーの父親であり、シシ座系の王。殺害されたと思われていたが、ドン・アルマゲが意識を支配しており仮面戦士ドン・アスランとしてラッキーと対峙する。ラッキーと対峙した際に仮面を割られたことで自我を取り戻すも、プラネジューム爆弾を止めるためにその場に残り自らの命を犠牲にしてブラックホールを発生させ、その中へと吸い込まれる。

アントン博士（演・うじき つよし）

出身地不明の、人間型宇宙人の科学者。ジャークマターから宇宙を解放するためにチャンプを開発し、彼に人間や正義の心を説いたが何者かに殺害される。

佐久間(さくま) 次郎(じろう)（演・大藤(おおふじ) 瑛史(えいし)）

小太郎の弟。小太郎と共にジャークマターに反抗していた。兄がキュウレンジャーに加わった後は叔父の元で暮らしている。

ホシ★ミナト（演・松本(まつもと) 寛也(ひろや)）

全宇宙一の人気を誇るアイドル。愛称は「ミナティ」。当初はドン・アルマゲに取り憑かれ操られていたが、キュウレンジャーによって元に戻り、その後は宇宙中にジャークマターの支配からの解放を呼び掛けている。

クエルボ（声・浪川(なみかわ) 大輔(だいすけ)）

かつてツルギと共にジャークマターと戦ったカラス座系の戦士。ツルギの盾となり命を落とす。しかし瀕死の重傷を負っていたところに現れたドン・アルマゲに力を与えられる代わりに体を乗っ取られドン・クエルボとして密かに生き長らえていた。

宇宙幕府ジャークマター  

ドン・アルマゲ（声・谷(たに) 昌樹(あつき)）

ジャークマターの支配者。巨大な鎌ダークサイズ、落雷や掌からの光線を武器とし、圧倒的な戦闘能力を持っている。憑依した宿主の特徴や能力に酷似したものとなり、次々と宿主を変えていく。ダメージを受けてもすぐに回復する不死身の体で圧倒するもキュウレンジャーのアルティメットオールスタークラッシュを受けて完全に消滅した。

エリードロン（声・黒田(くろだ) 崇矢(たかや)）

イテ座系を統轄しているカロー。ジャークマターの圧倒的な恐怖と強さを信念とする、合金宇宙人の狩人。長槍弓エレクトロングボウを使い、光弾や高電圧のサンダーアローを放つもキュウレンジャーに倒される。

イカーゲン（声・塩屋(しおや) 翼(よく)）

エリードロンに代わり、マーダッコと共にキュウレンジャー抹殺のため派遣された軟体宇宙人。イカのような外見をしており見た目は厳ついが飄々として少々とぼけた物腰の軽い性格。相手の運命をすべて見通し「イカなる攻撃も見切れる」と豪語しているもキュウレンジャーに敗れる。

マーダッコ（声・喜多村(きたむら) 英梨(えり)）

イカーゲンと共にキュウレンジャーを抹殺しにやってきた軟体宇宙人。完全再生能力を有しており、倒されたとしても体の一部分さえ残っていればその破片から何度でも再生できるが、そのたびに性格がリセットされ別人格のようになる。キュウレンジャーの前に何度も立ちはだかるも最後は敗れる。

ククルーガ（声・内田(うちだ) 直哉(なおや)）

ジャークマター最高幹部である宇宙人男性。分類はサイボーグ宇宙人。「ククルーガ！」が口癖。ラッキーの父親であるアスラン王を殺害しており、偽物のアスラン王を利用して惑星カイエンを支配していたがキュウレンジャーに敗れる。

アキャンバー（声・小宮(こみや) 有紗(ありさ)）

ボーカル宇宙人。拡声器のような武器再ブレイクマイクを用いて聴神経にダメージを与え、人々の感情を暴走させ喜んでいたがキュウレンジャーに敗れる。

テッチュウ（声・土田(つちだ) 大(ひろし)）

老兵のような宇宙の破戒僧。一人称「拙僧」の鋼鉄宇宙人。鎖が付いた宇宙鋼鉄製の義手テッキュウを武器とし、「喝ゥ！」と一声上げた後に大砲のように強力なエネルギー波を出す。キュウレンジャー全員をまとめて始末しようとするもキュータマジンのアルティメットメテオブレイクを受け敗れ去った。