『特捜ロボ ジャンパーソン』

ジャンパーソン

ガンギブソン

正義のロボット  

ジャンパーソン（声・小峰(こみね) 裕一(ゆういち)）

本作の主人公。強固なボディを持つロボットだが、優しさと慈愛に溢れた心を持っている。自らの正義を信じ、国家権力すら敵に回す覚悟を示すこともある。前身は警視庁が重武装化するロボット犯罪に対応するため作った戦闘ロボット・MX-A1であり、初試験中に暴走して廃棄処分されていたところを、三枝かおるによって改造され蘇ったという過去を持つ。

ガンギブソン（声・鳥居(とりい) 賞也(よしなり)）

中盤から登場するライバルロボット。陽気で情に篤い一方、義理堅い心を持っている。元はネオギルドによって作られた暗殺用ロボットだったが、ジャンパーソンとの戦いにこだわった故に組織によって切り捨てられ、その復讐のために離反。ジャンパーソンと共闘するようになる。

アールジーコ（声・石川 秀樹）

国連PKOによって設計された、ジャンパーソンのパートナーロボット。情報収集と分析、通信や偵察などを行う多機能性を持つ。知能レベルはジャンパーソンと近いが精神年齢は子供っぽく、ガンギブソンとは口喧嘩が絶えない。後に自らを改造し、最強の武器ジックキャノンとなった。

ジャンパーソンの関係者など  

小森(こもり) 好次郎(こうじろう)（演・太田(おおた) 貴彦(たかひこ)）

「桜田門のバットマン」を自称する刑事。28歳の警部。当初はジャンパーソンの存在に否定的だったが、後にそれなりに認めるようになる。序盤にのみ登場した。

高井戸(たかいど) 志郎(しろう)（演・片桐(かたぎり) 順一郎(じゅんいちろう)）

小森警部の部下である刑事。24歳。序盤にのみ登場した。

若林(わかばやし) アキ（演・観崎(かんざき) 美和(みわ)）

テレビ局「JBC」の女性記者。22歳。ジャンパーソンを支持する一方で警察を無能扱いしていた。序盤にのみ登場した。

三枝(さえぐさ) かおる（演・川嶋(かわしま) 朋子(ともこ)）

ロボット工学の若き天才。元は警視庁の特殊装備班に所属していた。廃棄されていたMX-A1の生きたいという意志を尊重し、秘密裏にジャンパーソンとして改修した。ジャンパーソンの秘密を知る人物として狙われることが多かったため、自らの死をロボットにより偽装し、その後はジャンパーソンのサポートに回った。

三枝(さえぐさ) 周平(しゅうへい)（演・富田(とみた) 樹央(しげお)）

かおるの弟。10歳の小学生。子供らしく元気でやんちゃな性格の持ち主で、ジャンパーソンの心の成長に貢献した。

ネオギルド  

ジョージ・真壁(まかべ)（演・高橋(たかはし) 和興(かずおき)）

ネオギルドの首領。前身であるギルドのボスだったベン藤波の腹違いの兄。冷静を装っているが、その実は情緒不安定な性格。ロボットが支配する世界を目指しているが、サイボーグだった弟と異なり、自身は生身の人間である。

スーパー・サイエンス・ネットワーク（SS-N）  

綾小路(あやのこうじ) 麗子(れいこ)（演・高畑(たかはた) 淳子(あつこ)）

過激派科学研究団体・SS-Nの首領。博士号を持つ科学者。基本的に部下思いだが、失敗した者は容赦なく切り捨てる非情な一面も持つ。人間を地球環境の敵とみなし、科学による世界制覇と人間の抹殺を目論む。

帯刀コンツェルン  

帯刀(たてわき) 龍三郎(りゅうざぶろう)（演・菅田(すがた) 俊(しゅん)）

大財閥・帯刀コンツェルンの総裁。幼児的でユーモラスな言動が多く、ペロペロキャンディが好物。メガネを外すと冷酷な犯罪者の顔を覗かせる。後に自らを改造させ、バイオボーグ「ビルゴルディ」となり、以降は子供じみた言動は見せなくなった。

セーラ（演・岩間(いわま) さおり）

帯刀の秘書。主に交渉役を担うが、組織を指揮して戦闘に赴くこともある。帯刀の凶暴性には恐怖を感じていたものの、その忠誠心は固い。

マヤ（演・今井(いまい) 喜美子(きみこ)）

帯刀の秘書。高い戦闘力を持ち、帯刀のボディガードとして、生身でありながらジャンパーソンらと互角の戦いを演じる。

シンディ（演・湯川 晶子）

死亡したセーラの後任としてやってきた秘書。血の気の多い性格の持ち主で、武器を用いての戦闘を得意としている。