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仮面ライダータイガ
仮面ライダータイガ
【英字表記】Masked Rider Tiger
【種別】仮面ライダー(サブライダー)
【性別】男性
【モチーフ】白虎
【変身アイテム】Vバックル、カードデッキ
【武器】デストクローなど
【必殺技】クリスタルブレイク
【専用ビークル】ライドシューター
【変身者】東條悟(演・高槻純)
【スーツアクター】永瀬尚希
【登場作品】『仮面ライダー龍騎』(2002)
【初登場】第33話「鏡のマジック」

仮面ライダータイガは、『仮面ライダー龍騎』に登場するサブライダー。

本作に登場する「13人の仮面ライダー」の一人であり、大学院生の東條悟が変身する。契約モンスターは白虎型のデストワイルダー。「英雄」になりたいという望みからライダー同士の戦いに参戦し、気まぐれに多くのライダーを手にかけた危険な存在である。

+目次
 

変身  

変身者  

タイガに変身するのは、大学院生の東條(とうじょう)(さとる)である。彼は神崎士郎からデッキを与えられ、英雄願望を叶えるためにライダーの戦いに参戦した。

東條悟
東條悟(演・高槻純)
 

変身アイテム  

Vバックル  

V(ブイ)バックル
Vバックル
【英字表記】V-Buckle
【種別】変身ベルト

本作の仮面ライダーに共通の変身ベルト。カードデッキを鏡面にかざすことで、ミラーワールドから現実世界に実体化し、変身者の腰に装着される。

カードデッキ  

カードデッキ(タイガ)
仮面ライダータイガのカードデッキ
【英字表記】Card Deck
【種別】変身アイテム

デストワイルダーと契約したことで、白虎の紋章が浮かび上がったカードデッキ。以下のアドベントカードが収納されている。

カード名数値効果
デストワイルダー5000APデストワイルダーを召喚する。
ストライクベント3000APデストクローを召喚する。
フリーズベント1000AP対象のモンスターを瞬間凍結させる。
リターンベント無効化されたカードの効果を再発動する。
ファイナルベント6000APクリスタルブレイクを発動する。
 

変身シークエンス  

1. 東條がカードデッキを右手に持ち、鏡面にかざすことで、Vバックルが実体化して腰に装着される。
2. その後、顔の前に突き出した左手の掌を返す変身ポーズを取り、「変身!」の発声と共にデッキをVバックルに装填することで、タイガに変身する。

本作に登場するライダーの内、変身の際にカードデッキを右手で持つのはタイガのみである。

 

契約モンスター  

デストワイルダー  

デストワイルダー
KRRy-Destwilder.png
【英字表記】Destwilder
【モチーフ】白虎
【身長】245cm
【体重】280kg
【走力】300km/h
【攻撃力】5000AP(250t)
【初登場】第35話「タイガ登場」

アドベント・デストワイルダー デストワイルダー

タイガと契約した白虎型モンスター。巨体に反した身軽さで敵に飛びかかり、屈強な腕力や鋭い爪を活かした攻撃を繰り出す。

タイガとの連携は優秀であり、ファイナルベントの発動時のみならずそれ以外の場面でも、跳びかかって押し倒した敵をタイガの元へ引きずっていく描写が印象的である。

東條の死後は野生のモンスターとなり、無差別に人間を襲っていたが、仮面ライダー龍騎サバイブのドラゴンファイヤーストームで撃破された。

+各部詳細
 

戦力  

仮面ライダータイガ
仮面ライダータイガ
【英字表記】Masked Rider Tiger
【モチーフ】白虎
【身長】197cm
【体重】97kg
【パンチ力】250AP(12.5t)
【キック力】400AP(20t)
【ジャンプ力】ひと跳び45m
【走力】100mを5秒
【最大視力】20km
【最大聴力】15km
【初登場】第33話「鏡のマジック」

タイガは本作に登場するライダーの中でも恵まれた部類の身体スペックを持つが、それ以上に、デストワイルダーとの連携やフリーズベントによる奇襲戦術を好んで用いる。

不意打ちや裏切りといった卑怯な手段も取り混ぜて一定の戦果を挙げており、城戸真司をして「浅倉の方がまだ分かりやすい」と言わしめる危険な存在であるが、手の内を見抜かれると脆い一面もあり、東條自身の精神面の不安定さも相まって強弱の波が激しいライダーであった。

+各部詳細(頭部)
 
+各部詳細(全身)

召喚機

デストバイザー
デストバイザー

斧型の召喚機。全長120cm、全幅40cm、重量3kg。柄をスライドさせることで、デストワイルダーの頭部を模した刃の付け根の装飾が展開してカードスロットが露出する。武器としても常用されるが、携行用のホルスターはなく、非使用時にはどこへともなく消失している。
放送当時の玩具では「白召斧(びゃくしょうき)*3デストバイザー」という二つ名が付けられており、作品設定に存在する名称ではないものの、現在に至るまで視聴者に広く認知されている。

武器

デストクロー
ストライクベント・デストクロー デストクロー

ストライクベントのカードで召喚する、デストワイルダーの両腕を模した大型のクロー。常に二つ揃いで召喚され、タイガの両腕に装備される。攻撃力は3000AP(150t相当)。鋭い爪による攻撃に加え、防具としても使用可能。必殺技のクリスタルブレイクにも用いられる。
また、第44話ではファイナルベントを発動することなく、仮面ライダーインペラーに対し、デストワイルダーとの連携によってクリスタルブレイクに似た攻撃を決めている。

必殺技

クリスタルブレイク
ファイナルベント・クリスタルブレイク

ファイナルベントのカードで発動する必殺技。デストワイルダーが敵を押し倒してタイガの元へ引きずり、タイガがデストクローを突き立てる*4。攻撃力は6000AP(300t相当)。
ガルドストーム(第35話)、マガゼール(第39話)を撃破した。
対ライダー戦では奇襲の手段として好んで用いられ、第38話で仲村のオルタナティブに、第42話でオルタナティブ・ゼロにいずれも致命傷を与えた。この他、王蛇に対して1回(第36話)、ゾルダに対して2回(第41話・第46話)仕掛けているが、いずれも引きずりの最中にデストワイルダーを攻撃されることで脱出され、不発に終わっている。

特殊カード

フリーズベント
フリーズベント

対象のモンスターを瞬間凍結させる特殊カード。対ライダー戦において、敵ライダーのアドベントやファイナルベントを無力化することが可能であり、作中ではタイガの得意戦術として効果的に用いられた*5
特殊効果系のアドベントカードの中では唯一、APの数値が設定されており、1000AP(50t相当)の攻撃力を有する。
リターンベント
リターンベント

コンファインベントで無効化されたカードの効果を再発動する特殊カード。設定上はタイガが持つとされるが、コンファインベントを持つ仮面ライダーガイと登場期間が重ならなかったこともあり、作中では使用されなかった。
 

ビークル  

ライドシューター  

ライドシューター
ライドシューター

本作の仮面ライダーが共通で持つスクーター型次元移送マシン。詳細はライドシューターを参照。

設定上、本作の全ライダーはこのマシンを用いてミラーワールドへ移動するとされるが、本編中盤以降はその描写が省略されることが多くなり、タイガ及びインペラーに至ってはライドシューターに搭乗する場面が一度も描写されなかった。

 

備考  

 

登場エピソード  

 
 

関連項目  

+『仮面ライダー龍騎』
 
+歴代仮面ライダー

画像出典


*1 黒色なのにホワイトアイという名称であるが、本作のライダーの眼の名称は、眼自体の色ではなくライダーのイメージカラーから取られている。
*2 放送当時の玩具「R&Mシリーズ」等では各種武器を装着するハードポイントとして機能しており、当時の玩具を知る視聴者にとってはその印象が強いが、作品設定上は「ジペット・スレッドに武器を装着する」旨の記述は存在しない。
*3 「斧」の字に本来「き」の読みはない。
*4 作中、野生のモンスターに対して用いた際のみ、デストクローを突き立てた後に敵を頭上に持ち上げるアクションが加わっている。
*5 作中では敵ライダーの契約モンスターにしか用いられていないため、野生のモンスターにも効果を発揮するのかは不明である。

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Last-modified: 2023-05-30 (火) 07:28:55