『仮面ライダーBLACK RX』

仮面ライダーBLACK RX

クライシス帝国に拉致された南光太郎が、体内のキングストーンに太陽の光を受け新たに生まれ変わった戦士。必殺技はRXキックやリボルクラッシュ。ロボライダー、バイオライダーへの多段変身能力も有する。地球の平和を守るためクライシス皇帝と戦う。

南(みなみ) 光太郎(こうたろう)（演・倉田(くらた) てつを）

本作の主人公。20歳。BLACKとしてゴルゴムを壊滅させた後、叔父の佐原俊吉を頼りヘリコプターパイロットとなる。しかし突如現れたクライシス帝国に捕まり、協力を拒んだため宇宙空間に放逐されてしまうも、体内のキングストーンの力によって仮面ライダーBLACK RXへと生まれ変わり、クライシスとの戦いを始める。

白鳥(しらとり) 玲子(れいこ)（演・高野槇(こうやまき) じゅん）

本作のヒロイン。20歳。勝気で好奇心が強いフリーのカメラマン。光太郎のガールフレンドだったためクライシスとの戦いに巻き込まれてしまう。後に光太郎がRXだと知り、彼を公私にわたってサポートしていくことになる。

佐原(さはら) 俊吉(しゅんきち)（演・赤塚(あかつか) 真人(まこと)）

航空会社「佐原民間航空」の社長。 40歳。光太郎の叔父にあたる。ゴルゴムとの戦いを終えて、心身ともに消耗した光太郎を受け入れ、ヘリコプターの免許取得を勧めた。

佐原(さはら) 唄子(うたこ)（演・鶴間(つるま) エリ）

佐原俊吉の妻。36歳。光太郎の叔母にあたる。夫と同様に、RXの正体が光太郎とは最後まで知らなかったが、クライシスと戦っていることは察していた。

佐原(さはら) 茂(しげる)（演・井上(いのうえ) 豪(たけし)）

佐原家の長男。東都小学校の5年生。光太郎の従弟。好奇心旺盛で明るく活発な性格。光太郎を兄のように慕っている。クライシスの侵略開始直後に事件に巻き込まれた。後にRXの正体が光太郎と知り、戦いを影から支えた。

佐原(さはら) ひとみ（演・井村(いむら) 翔子(しょうこ)）

佐原家の長女。茂の妹で小学1年生。光太郎の従妹。茂同様に光太郎を兄のように慕っている。クライシスのガロニア姫の替え玉にとして拉致され、その件を通じてRXの正体が光太郎と知った。

霞(かすみ)のジョー（演・小山(こやま) 力也(りきや)）

クライシスによって改造された地球人の男性。当初は洗脳された状態で光太郎に襲い掛かったが、それが解けてからは光太郎を兄貴と慕いサポートした。記憶も消されているため、本名を含めて自身の素性は一切覚えていない。

的場(まとば) 響子(きょうこ)（演・上野(うえの) めぐみ）

もとは普通の中学生。クライシスによって両親の命を奪われ、光太郎らに保護される。両親の敵討ちのために特訓し、水を操る超能力を会得した。後にアーチェリーも習得し、戦いをサポートした。

吾郎(ごろう)（演・小野寺(おのでら) 丈(じょう)）

佐原航空の料理長。俊吉や光太郎とも仲が良い。クライシスに襲われ、その存在は早期から知っていた。同じように事件に巻き込まれた被災者たちに、自慢のカレーを振る舞うこともあった。

速水(はやみず) 隼人(はやと)（演・佐渡(さわたり) 稔(みのる)）

警視庁特捜部の刑事。独自に要注意人物のリストを作り、光太郎も不審な人物とみなしてマークしていた。結果、クライシスの事件に巻き込まれていった。

クライシス帝国  

ジャーク将軍（声・加藤(かとう) 精三(せいぞう)→柴田(しばた) 秀勝(ひでかつ)）

クライシス帝国の地球攻撃軍司令官。冷酷かつ残忍な性格だが、優秀な人材を重用するため、配下からの信頼は厚かった。幾度もRXに作戦を阻まれ、最後は怪人ジャークミドラに改造され戦いを挑んできた。

海兵隊長ボスガン（声・飯塚(いいづか) 昭三(しょうぞう)）

クライシス四大隊長の一人。怪魔獣人を率いる。純粋なクライシス人であることを誇りとして、他人種を見下していた。怪魔界随一の剣技の使い手として知られる。

諜報参謀マリバロン（演・高畑(たかはた) 淳子(あつこ)）

クライシス四大隊長の一人。怪魔妖族を率いる。誇り高い性格で、数々の妖魔術を駆使する実力者。ジャーク将軍からの信頼も厚かった。

機甲隊長ガテゾーン（声・高橋(たかはし) 利道(としみち)）

クライシス四大隊長の一人。怪魔ロボットを率いる。ニヒルな皮肉屋だが、打倒RXの執念も非常に強く、ジャーク将軍の命令に反してまで戦おうとしたほど。

牙隊長ゲドリアン（声・新井(あらい) 一典(かずのり)）

クライシス四大隊長の一人。怪魔異生獣を率いる。純粋なクライシス人ではないことにコンプレックスを抱いており、ボスガンやマリバロンとは反りが合わなかった。

チャックラム（声・森(もり) 篤夫(あつお)）

ジャーク将軍直属の官房長官ロボット。臆病でズル賢い性格で、四大隊長の監視役も務めているため、彼らからの印象は非常に悪い。

ダスマダー大佐（演・松井(まつい) 哲也(てつや)）

クライシス皇帝が送り込んだ特別査察官。高圧的な態度を崩さず、仲間たちからの心象は悪かった。正体はクライシス皇帝その人だとも、分身だとも言われている。

クライシス皇帝（声・納谷(なや) 悟朗(ごろう)）

クライシス帝国の支配者。1000年前に怪魔界を征服した存在。怪魔界で超科学による環境汚染が進むと、地球への移住を計画して侵攻を開始した。強硬かつ横暴な性格で、国民からは全能の神として恐れられていた。