『真・仮面ライダー 序章』

仮面ライダーシン

鬼塚によりバッタの浸食性遺伝子細胞を身体に組み込まれた青年・風祭真の感情の高まりがトリガーとなり変身する戦士。真ライダーチョップなど様々な技を駆使し、財団から人類を守るために立ち向かう。

風祭(かざまつり) 真(しん)（演・石川(いしかわ) 功久(かつひさ)）

本作の主人公。25歳。城南大学体育学部出身で、知能指数250を誇りオートレーサーとしても優秀。不治の病の克服を掲げる財団の研究の被験者となるも、それは実際は改造兵士の研究であり、改造兵士レベル3に改造されてしまう。変身しても理性を保てる存在として、仮面ライダーシンとして覚醒。財団との戦いに身を投じる。

明日香(あすか) 愛(あい)（演・野村(のむら) 裕美(ゆみ)）

本作のヒロイン。財団の日本支部「ISS」の職員。元は真の監視役だったが、彼をケアする中で次第に惹かれていき、やがて結ばれた。当初は彼が改造されてしまった事実を知らなかった。真との間に子供を身ごもり、ISSからの逃亡を試みる。

風祭(かざまつり) 大門(だいもん)（演・石濱(いしはま) 朗(あきら)）

真の父親。45歳。ISSの主任。財団の真意を知らぬまま研究に協力し、真に改造手術を施してしまう。後に真実を明かされるも、それを理由に監禁されてしまう。

結城(ゆうき) 卓也(たくや)（演・高嶋(たかしま) 政伸(まさのぶ)）

スポーツクラブのインストラクター。真の親友。元はオートレーサーだった。真が研究所から逃亡した際に、彼を匿っていた。

セーラ・深町(ふかまち)（演・塚田(つかだ) きよみ）

CIAの工作員。28歳。ISSによる改造兵士の研究が、軍事バランス的に危険と判断され送り込まれた。被験者たちの処分も任務に含まれていたが、真が理性を保っていることを知り接触を図ろうとする。

財団  

氷室(ひむろ) 巌(いわお)（演・原田(はらだ) 大二郎(だいじろう)）

ISSの所長。45歳。不治の病の克服という名目で大門らを騙し改造兵器研究に協力させていた。被験者を商品サンプルとしか見ていない冷酷な性格。

豪島(ごうじま)（演・安藤(あんどう) 麗二(れいじ)）

ISSが初めて実用化に成功した改造兵士。レベルは2。普段はISSの職員として警備班のリーダーを務める。狙撃手としても一流の腕前を持っている。

鬼塚(おにづか) 義一(ぎいち)（演・片岡(かたおか) 弘貴(こうき)）

大門と並ぶ臨床的免疫工学の権威。ISSの真の目的に気づき、独自に改造兵士を研究。自身にバッタの遺伝子を組み込み、改造兵士レベル3となる。