『仮面ライダーウィザード』

TV本編の登場戦士  

仮面ライダーウィザード

操真晴人がウィザードライバーを使用して変身する「指輪の魔法使い」。ウィザーソードガンを駆使して戦う。様々なリングを使用し、フォームチェンジや各種の魔法を発動する。主な必殺技はストライクウィザード。人々の希望を守るためにファントムと戦う。

仮面ライダービースト

大学生・仁藤攻介がビーストドライバーを用いて変身する「古の魔法使い」。ダイスサーベルを武器とし、各種のマントでキマイラの能力を引き出すことも可能。主な必殺技はストライクビースト。ウィザードと共にファントムと戦う。

白い魔法使い（仮面ライダーワイズマン）

ファントムの黒幕として暗躍する笛木奏が専用のドライバーとチェンジウィザードリングで変身した姿。ハーメルケインを駆使して戦う。主な必殺技はキックストライク。魔法の力により、亡くなった娘を復活させる野望を抱いている。

仮面ライダーメイジ

魔法使いとなった者達が、ドライバーとメイジウィザードリングを用いて変身する戦士。本編では稲森真由、飯島譲、山本昌宏が変身する。左手の爪・スクラッチネイルを武器とするほか、リングで多彩な魔法を発動できる。劇場版では魔法の国の住人達が変身した。

劇場版限定の登場戦士  

仮面ライダーソーサラー

劇場版に登場。オーマ大臣が専用のベルトとソーサラーウィザードリングを用いて変身する「金色の魔法使い」。ディースハルバードを駆使して戦う。主な必殺技はストライクソーサラー。稲妻や竜巻を発生させる強力な魔法を行使し、ウィザードの前に立ち塞がる。

美少女仮面ポワトリン

『MOVIE大戦アルティメイタム』に登場。上村優が自身のアンダーワールド内で変身した戦士。ベルサーベルを利用して繰り出す様々な魔法と、華麗な体術を駆使して戦う。グールの集団やガーラを倒すため仮面ライダーウィザードと共闘した。

白い魔法使い（コヨミ）

『戦国MOVIE大合戦』に登場。オーガによって復活させられたコヨミが、ドライバーとリングを用いて変身した姿。強力な魔法とハーメルケインを駆使して戦う。オーガの手駒として利用され、破壊活動を繰り広げた。

TV本編の登場人物  

魔法使い（仮面ライダー）  

操真(そうま) 晴人(はると)（演・白石(しらいし) 隼也(しゅんや)）

本作の主人公。22歳。サバトと呼ばれる儀式に巻き込まれ、内なるファントムであるウィザードラゴンを押さえ込み、指輪の魔法使い＝仮面ライダーウィザードとなった。目の前で誰かの命が奪われることを恐れ、そのため自らの命を懸けることも厭わない。サバトで出会ったコヨミを支える一方、彼女を心の拠り所としていた。

仁藤(にとう) 攻介(こうすけ)（演・永瀬(ながせ) 匡(たすく)）

考古学を学ぶ大学生。23歳。とある遺跡の調査中ビーストドライバーを発見し、封印されていたファントムであるビーストキマイラと契約、古の魔法使い＝仮面ライダービーストとなった。魔力をキマイラに与え続けなければ死んでしまうという制約がある。前向きな性格で、極度のマヨラーでもある。

魔法使いの支援者  

コヨミ（演・奥仲(おくなか) 麻琴(まこと)）

本作のヒロイン。過去の記憶が無く、サバトの儀式で晴人と出会う。魔力の供給がなければ生きていけないという境遇の自分を受け入れてくれた彼を心の拠り所としていた。擬態したファントムを見破る能力を持ち、それを使って晴人をサポートする。正体は笛木奏の娘・暦が「賢者の石」で蘇生させられた姿だった。

奈良(なら) 瞬平(しゅんぺい)（演・戸塚(とづか) 純貴(じゅんき)）

魔法使いに憧れる青年。ファントムとの戦いに巻き込まれ、その中で本物の魔法使いである晴人と出会う。以降、魔法使いの助手を自称し、晴人をサポートするようになる。後に輪島繁に弟子入りし、指輪職人を志すようになる。

大門(だいもん) 凛子(りんこ)（演・高山(たかやま) 侑子(ゆうこ)）

鳥井坂警察署所属の刑事。同じく警察官だった父に憧れ、強い正義感を持っている。ゲートとしてファントムに狙われるも、晴人に救われる。以降は彼に協力し、ファントムから人々を守るために奔走した。

輪島(わじま) 繁(しげる)（演・小倉(おぐら) 久寛(ひさひろ)）

骨董品屋「面影堂」の店主。宝石職人としての腕を笛木奏に買われ、魔法石からウィザードリングを作り出した。とても温厚かつ穏やかな性格で、晴人やコヨミを保護して見守り続けた。

笛木の一味  

笛木(ふえき) 奏(そう)（演・池田(いけだ) 成志(なるし)）

優秀な物理学者。不治の病により亡くなった愛娘の暦を復活させるため、魔法の力を使うことを思いつく。人造ファントムを自身に取り込み、白い魔法使い（仮面ライダーワイズマン）となった。サバトを起こし多数の人間の命を使って暦の復活を画策する。

稲森(いなもり) 真由(まゆ)（演・中山(なかやま) 絵梨奈(えりな)）

ファントムに狙われた高校生。16歳。海外留学していたが、両親と双子の姉が行方不明になったと知り帰国。姉の美紗から生まれたファントムであるメデューサと出会い、姉も両親もこの世にいないと知る。後に笛木の協力のもと、仮面ライダーメイジとなる。

飯島(いいじま) 譲(ゆずる)（演・相馬(そうま) 眞太(しんた)）

仁藤攻介を兄のように慕う少年。大切な人を傷つけてしまった自責の念から絶望するも、ファントムを抑え込むことに成功。当初は魔法使いになることを拒んだが、人々を守りたいという思いから仮面ライダーメイジに変身した。

山本(やまもと) 昌宏(まさひろ)（演・川口(かわぐち) 真五(しんご)）

ファントムに狙われた男性。妻が襲われたことで絶望しかけるも、ファントムを抑え込むことに成功する。その後、笛木奏に利用され魔法使いにされてしまう。後に家族と人々を守りたいという思いから仮面ライダーメイジに変身した。

その他の登場人物  

「はんぐり～」店長（演・KABA.(カバ)ちゃん）

ドーナツ屋「はんぐり〜」の店長。オネエ言葉を特徴とし、明るい笑顔で接客を行う陽気な人物。新作ドーナツを次々開発するも、晴人がプレーンシュガーしか食べてくれないことに悩んでいる。

「はんぐり～」店員（演・田谷野(たやの) 亮(りょう)）

ドーナツ屋「はんぐり〜」の店員。店長同様の笑顔で陽気に振る舞う人物。いつも二人で新作ドーナツを開発している。フルネームは不明だが、瞬平から「リョウさん」と呼ばれたことがある。

木崎(きざき) 政範(まさのり)（演・川野(かわの) 直輝(なおき)）

国家安全局0課所属の警視。当初は魔法使いに対して懐疑的だったが、晴人の活躍を目の当たりにしてからはその態度を徐々に軟化させていく。

署長（演・小宮(こみや) 孝泰(たかやす)）

鳥井坂警察署の署長。勝手な単独行動が多い凛子の責任を上層部から問われ、板挟みから大きなストレスを抱えている。

劇場版限定の登場人物  

上村(かみむら) 優(ゆう)（演・入来(いりき) 茉里(まり)）

『MOVIE大戦アルティメイタム』に登場。アクマイザーによって精神を支配され、特殊なアンダーワールドに閉じこもって永遠の一日を繰り返していた。アンダーワールド内では美少女仮面ポワトリンとして、世界を守るヒロインとなっていた。

マヤ大王（演・忍成(おしなり) 修吾(しゅうご)）

劇場版に登場。魔法の世界を統治する王。大魔法使いと謳われていたが、実は魔力を持たずに生まれた存在で、オーマ大臣の管理下でその事実を隠して生きてきた。世界で唯一魔法が使えないという孤独感をオーマ大臣に利用されてしまう。

オーマ大臣（演・陣内(じんない) 孝則(たかのり)）

劇場版に登場。魔法の世界でマヤ大王を支える大臣。しかし正体は魔法の世界を作り出したファントム「ドレイク」の人間態だった。金色の魔法使いこと仮面ライダーソーサラーに変身し、ファントムの世界を作り上げることを企む。

近衛隊長（演・載寧(さいねい) 龍二(りゅうじ)）

劇場版に登場。魔法の世界でマヤ大王を警護する近衛隊の隊長。部下達ともども、仮面ライダーメイジに変身してウィザードやビーストと激闘を繰り広げる。

ファントム  

主なファントムの人間態  

フェニックス／ユウゴ（演・篤海(あつみ)）

藤田雄吾を宿主として生まれたファントム「フェニックス」の人間態。ファントムの幹部として行動していたが、本心ではウィザード＝晴人との戦いを望む戦闘狂。倒されるたびに強くなる能力を持つ。

メデューサ／ミサ（演・中山(なかやま) 絵梨奈(えりな)）

稲森美紗を宿主として生まれたファントム「メデューサ」の人間態。ワイズマンを慕うフォントムたちの幹部として忠実に行動する。ゲートとなり得る人物を見抜く能力を持ち、新たなファントムを生み出すべく暗躍する。

グレムリン／ソラ（演・前山(まえやま) 剛久(たかひさ)）

滝川空が変貌したファントム「グレムリン」の人間態。元より凶悪犯で、人間としての自我を持ったままファントムに変貌してしまった。人間になることを目的とし、賢者の石によってその望みを叶えようと画策する。