『仮面ライダーBLACK』

仮面ライダーBLACK

暗黒結社ゴルゴムによって改造された青年・南光太郎がキングストーンの力で変身する戦士。バッタの能力を持ち、キングストーンフラッシュ、ライダーパンチ、ライダーキックなど多彩な技を繰り出してゴルゴムと戦い抜いた。

シャドームーン

暗黒結社ゴルゴムに世紀王として選ばれ改造された青年・秋月信彦が、体内にキングストーンを埋め込まれた姿。信彦の姿と記憶を失っている。シャドービームやサタンサーベルなどの戦力を有し、仮面ライダーBLACKの強敵として立ち塞がった。

南(みなみ) 光太郎(こうたろう)（演・倉田(くらた) てつを）

本作の主人公。東星大学人文学部所属の19歳。暗黒結社ゴルゴムによって世紀王ブラックサンに改造されてしまう。脳改造の前に養父である秋月総一郎の手によって脱出。仮面ライダーBLACKと名乗り人類の平和のために戦うことを誓う。

秋月(あきづき) 信彦(のぶひこ)（演・堀内(ほりうち) 孝人(たかひと)）

光太郎と同じ日に生まれた幼馴染。19歳。光太郎同様にゴルゴムによって改造される。脳改造も施され、ほぼ完全に人格は消失。世紀王シャドームーンとなり幾度もBLACKの敵として立ちはだかる。

秋月(あきづき) 杏子(きょうこ)（演・井上(いのうえ) 明美(あけみ)）

信彦の妹で光太郎の義妹。本作のヒロイン。17歳。ゴルゴムから逃れるため高校を中退し、喫茶キャピトラに身を寄せる。義兄である光太郎に想いを寄せているかのような描写が見られた。

紀田(きだ) 克美(かつみ)（演・田口(たぐち) あゆみ）

信彦の恋人。19歳。光太郎たちが身を寄せることになった喫茶キャピトラの経営を任されている。シャドームーンとなった信彦と再会した際には取り乱していた。

東堂(とうどう) 勝(まさる)（演・セント）

東星大学サッカー部のOBで、光太郎と信彦の先輩。37歳。喫茶店兼スキューバショップ「キャピトラ」の経営者。光太郎に頼み込まれ、杏子をアルバイトとして受け入れた。

滝(たき) 竜介(りゅうすけ)（演・京本(きょうもと) 政樹(まさき)）

インターポールの捜査官。東星大学サッカー部のOB。かつて信彦と交流があった。光太郎と協力してゴルゴムの事件を解決し、BLACKの正体を知る数少ない人物の一人となる。

暗黒結社ゴルゴム  

大神官ダロム（声・飯塚(いいづか) 昭三(しょうぞう)）

ゴルゴム三神官の筆頭格。年齢8万歳以上。光太郎と信彦を改造した張本人。優れた頭脳を持ち、陰湿かつ冷酷。シャドームーン復活のため力を使いきり、その後は本来の姿である三葉虫の大怪人に戻る。

大神官バラオム（演・高橋(たかはし) 利道(としみち)）

ゴルゴム三神官の一人。年齢5万歳以上。荒々しい性格だが、組織内の調整役を務めてもいた。シャドームーン復活のため力を使いきり、その後は本来の姿であるサーベルタイガーの大怪人に戻る。

大神官ビシュム（演・好井(よしい) ひとみ）

ゴルゴム三神官の一人。ゴルゴムの聖母と崇められる女性神官。身内には慈悲深いが、それ以外の相手には冷酷。シャドームーン復活のため力を使いきり、その後は本来の姿である翼竜の大怪人に戻る。

剣聖ビルゲニア（演・吉田(よしだ) 淳(じゅん)）

中盤までのライバル。古代甲冑魚の怪人で年齢3万歳。専用の剣と盾を持ち、卓越した剣技を誇る。世紀王になれなかった過去を持ち、BLACKを倒して世紀王に成り代わろうと画策する。

シャドームーン（声・寺杣(てらそま) 昌紀(まさき)）

改造された信彦の姿。もう一人の世紀王。中盤以降ライバルキャラとして登場し、打倒BLACKのためゴルゴムの指揮を執る。信彦としての人格はほぼないが、杏子や克美を気遣う様子も見られた。

創世王（声・渡部(わたべ) 猛(たけし)）

暗黒結社ゴルゴムの支配者。5万年前に創世王になった存在で、既に寿命が尽きかけている。二人の世紀王を戦わせ勝った方を後継者にしようと目論む。