『仮面ライダーV3』

仮面ライダーV3

仮面ライダー1号・2号に改造された青年・風見志郎が、掛け声と変身ポーズをとることにより、変身ベルト・ダブルタイフーンの力で変身する戦士。V3キックなどの必殺技を用いてデストロンと戦う。

ライダーマン

デストロンの科学者だった青年・結城丈二が自ら開発した強化スーツを纏い、変身用のヘルメットを装着することで変身する戦士。右腕のカセットアームを様々なアタッチメントに換装し、V3と共にデストロンと戦う。

風見(かざみ) 志郎(しろう)（演・宮内(みやうち) 洋(ひろし)）

本作の主人公。城南大学生科学研究室所属の22歳で本郷猛の後輩にあたる。武芸百般、スポーツ万能、さらにオートレーサーとしても優秀。両親と妹を秘密結社デストロンに殺され、自身も重傷を負ってしまう。後にライダー1号2号の手によって仮面ライダーV3に改造され、行方不明となった二人に代わってデストロンと戦うことを誓った。

立花(たちばな) 藤兵衛(とうべえ)（演・小林(こばやし) 昭二(あきじ)）

少年ライダー隊の会長。かつてライダー1号2号をサポートしてショッカーと戦った人物。V3となった風見をサポートするべく少年ライダー隊を結成し、引き続き精神的支柱として活躍した。

珠(たま) 純子(じゅんこ)（演・小野(おの) ひずる）

本作のヒロイン。18歳。デストロンに襲われたところを風見に救われたが、それが遠因となって風見の家族が殺されてしまう。責任感が強い性格で、罪悪感から少年ライダー隊に入り風見をサポートするようになる。

珠(たま) シゲル（演・川口(かわぐち) 英樹(ひでき)）

純子の弟。小学生。姉に続いて少年ライダー隊に入り、そのリーダー的な存在となる。明るく陽気な性格で、風見や立花からも可愛がられていた。

佐久間(さくま) ケン（演・川島(かわしま) 健(けん)）

インターポールの捜査官。23歳。対デストロン組織である「デストロンハンター」の生き残り。組織が全滅してからは風見を先輩と呼んで慕い、短期間ながらサポート役として活躍した。

結城(ゆうき) 丈二(じょうじ)（演・山口(やまぐち) 暁(あきら)）

終盤で風見の相棒となる青年。23歳。元はデストロンの科学者だったが、ヨロイ元帥によって無実の罪を着せられ処刑されかける。仲間に助けられライダーマンへの変身能力を身につけ脱走。以後はV3と反目しつつもデストロンと戦い、やがて友情を築いていった。

デストロン  

ドクトルG(ゲー)（演・千波(せんば) 丈太郎(じょうたろう)）

秘密結社デストロンの大幹部。「仮面ラーイダ」という独特な言い回しをする。冷酷かつ尊大な性格で、細菌兵器などを用いた大規模作戦を得意としている。最後は怪人カニレーザーに変身した。

キバ男爵（演・郷(ごう) 鍈治(えいじ)）

秘密結社デストロンの大幹部。キバ一族の族長にして魔術師。ドクトルGの後任として日本支部に赴任してきた。人間には冷酷だが同族に対しては仲間意識が強い性格。最後は怪人吸血マンモスに変身した。

ツバサ大僧正（演・富士乃(ふじの) 幸夫(さちお)）

秘密結社デストロンの大幹部。ツバサ一族の族長にして卍教の教祖。キバ男爵の後任として来日してくる。残虐すぎる性格から幽閉されたという過去を持つ。最後は怪人死人コウモリに変身した。

ヨロイ元帥（演・中村(なかむら) 文弥(ぶんや)）

秘密結社デストロンの大幹部。ヨロイ一族の族長。冷酷非道で猜疑心が強く、首領に目をかけられていた結城丈二を目障りとして、彼が右腕を失う原因を作った。最後は怪人ザリガーナに変身した。

デストロン首領（声・納谷(なや) 悟朗(ごろう)）

デストロンを束ねる首領。かつてのショッカー、ゲルショッカーの首領。以前と同様に自ら姿を見せることはなく、基地にあるサソリのモチーフから声だけで指令を出していた。正体はやはり不明のままだった。