『特警ウインスペクター』

ウインスペクターのメンバー  

香川(かがわ) 竜馬(りょうま)（演・山下(やました) 優(まさる)）

ウインスペクターの隊長。23歳の警視正。元オリンピック強化選手で、5か国語堪能の天才。温厚な性格で、どんな些細な揉め事にも丁寧に対応する。ひとたび事件が起これば、冷静に対処しつつも自身の命すら顧みず行動する一面もある。唯一の弱点はゴキブリ。装甲スーツ・クラステクターを着化することでファイヤーとなる。

ウォルター（声・平井(ひらい) 誠一(せいいち)）

ウインスペクターのサポートドロイド。空中からの操作、救助活動を担当する。両腕を大きく振り上げる独特な歩き方が特徴。冷静沈着で、どんな相手にも丁寧な言葉遣いで接する。暴走しがちなバイクルのブレーキ役を担う。

バイクル（声・篠田(しのだ) 薫(かおる)）

ウインスペクターのサポートドロイド。荒地や難所での作業を得意とする。両肩を回す独特な歩き方が特徴。組み立ての際、名古屋弁を聞きながら作られたため、名古屋弁で話す。感情豊かで情に脆く、非常に人間臭い性格の持ち主。

ウインスペクターの支援者  

正木(まさき) 俊介(しゅんすけ)（演・宮内(みやうち) 洋(ひろし)）

ウインスペクターを創設した本部長。41歳の警視監。仕事に対し非常に厳格な人物で、現場指揮から犯人との格闘もこなす。部下たちには優しい一面も見せ、規則に縛られない柔軟な思考を持つ。

藤野(ふじの) 純子(じゅんこ)（演・中西(なかにし) 真美(まみ)）

ウインスペクターの情報捜査官。警部補の20歳。男勝りな性格の持ち主だが、お人好しの一面も持つ。かつて、オリンピック・フリーピストル種目の神奈川予選で優勝した経歴を持つ。

小山(こやま) 久子(ひさこ)（演・小栗(おぐり) さちこ）

WSPの秘密捜査官。喫茶店「チャコ」の経営者でもある。22歳。普段はチャコを切り盛りし、正木からの指令で捜査官として活動する。

野々山(ののやま) 真一(しんいち)（演・大林(おおばやし) 勝(まさる)）

ウインスペクターのメカニック担当。主にバイクルとウォルターのメンテナンスを担当する。犯人が使った特殊な凶器や兵器の分析も行うことがある。普段はバイクルとチェスをしている。

マドックス（声・岸野(きしの) 一彦(かずひこ)）

WSP本部のスーパーコンピュータ。全ての犯罪者のデータが保存されており、事件が発生した際には情報を元に瞬時に分析を行う。本部に頭脳センターがあり、正規の手続きをせずにここに入室すると、30分間閉じ込められ、さらにレーザーにて攻撃される。

デミタス（声・二又(ふたまた) 一成(いっせい)）

WSPの偵察型ミニサポートドロイド。普段はシリンダーの形をしている。元は野々山のチェス相手として制作されたが、その高性能さを評価され、WSPの一員となった。気取り屋で口は悪いが、どこか憎めない性格。

その他の登場人物  

香川(かがわ) 優子(ゆうこ)（演・星川(ほしかわ) 揺(はるか)）

竜馬の妹。13歳の中学生。花園でアルバイトをしており、工場廃棄物で汚染された草花を蘇らせることを目指している。

六角(ろっかく) 虎五郎(とらごろう)（演・佐藤(さとう) 信一(しんいち)）

警視庁捜査一課の刑事。27歳の警部。厳格で堅物な警察官で、ウインスペクターを少々ライバル視している。趣味は昆虫採集。

小山(こやま) 良太(りょうた)（演・山本(やまもと) 亮(りょう)）

久子の弟。小学生。正義感の強い性格で、姉との絆も強い。警視庁にはたびたび出前で訪れており、竜馬のことも慕っている。