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仮面ライダー電王
仮面ライダー電王
【英字表記】Masked Rider Den-O
【種別】仮面ライダー(主役ライダー)
【性別】男性
【モチーフ】電車+各種のおとぎ話
【変身アイテム】デンオウベルト、ライダーパス
【武器】デンガッシャーなど
【必殺技】エクストリームスラッシュなど
【専用ビークル】マシンデンバード
デンライナー
【変身者】野上良太郎(演・佐藤健)ほか
【スーツアクター】高岩成二*1
【登場作品】『仮面ライダー電王』(2007)
【初登場】第1話「俺、参上!」

仮面ライダー電王(デンオウ)は、『仮面ライダー電王』に登場する主役ライダー。

「特異点」の青年・野上良太郎が、変身ベルト・デンオウベルトとライダーパスを用いて変身する。モモタロスら仲間のイマジンを体に憑依させ、ソードフォームをはじめとする各種のフォームを使い分けることを特徴とする。時の列車デンライナーに乗って時を超え、悪事を働くイマジンに立ち向かう正義の戦士である。

平成ライダーシリーズを代表する人気キャラクターの一人であり、数多くの関連作品に出演している。

+目次
 

変身  

変身者  

電王に変身するのは、不運体質の青年・野上(のがみ)良太郎(りょうたろう)である。彼はイマジンによる歴史改変の影響を受けない「特異点」であるため、ハナらによって電王の変身者として選ばれた。

野上良太郎
野上良太郎(演・佐藤健)

ただし、良太郎単独では(ライナーフォームの登場以前は)素体形態のプラットフォームにしか変身できず、ソードフォームをはじめとする各種のフォームへの変身には、モモタロスら味方イマジンの憑依が必要となる。

また、TV本編終盤以降は、味方イマジンらが良太郎との絆によって実体を得たことで、良太郎の体を必要とせずイマジン単身でも各々のフォームの電王に変身できるようになった。とはいえ、イマジン単身による変身はあくまでイレギュラーなものと位置付けられ、その後の関連作品では何らかの理由でイマジン単身による変身は不可能となっていることが多い。

各イマジンが変身した電王の揃い踏み
各イマジンの変身した電王が並び立った姿。『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』より。

『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』以降の作品では、佐藤健の出演が困難になったため、良太郎は時空の歪みで少年の姿になったという設定が導入され、放送当時の劇場版で少年時代の良太郎(小太郎)を演じた溝口琢矢が「野上良太郎」として出演し、電王に変身するようになった。

野上良太郎(少年)
野上良太郎(少年)(演・溝口琢矢)

その他、『仮面ライダーディケイド』への客演時には、門矢士ら『ディケイド』の登場人物に各イマジンが憑依し、その体を使って電王に変身している。

 

変身アイテム  

デンオウベルト  

デンオウベルト
デンオウベルト
【英字表記】Den-O Belt
【種別】変身ベルト

電王への変身を司る「チャクラ解放オーラ変換ベルト」。ライダーパスを持つ者が変身の意思を示すことで、フリーエネルギーによって変化したオーラが実体化して出現する。

バックル左側に並ぶ四色の「フォームスイッチ」を押し、ベルト中央の「ターミナルバックル」にライダーパスをセタッチ(非接触認証)することで、装着者の体に宿るチャクラからフリーエネルギーを取り込み、身に纏っているオーラを変化させて、装着者を電王に変身させる。フォームスイッチはソードフォーム(赤)、ロッドフォーム(青)、アックスフォーム(黄色)、ガンフォーム(紫)の各フォームに対応しており、スイッチを押すと各々のフォーム専用の待機メロディがベルトから流れる。また、スイッチを押さずにパスをセタッチした場合はプラットフォームに変身する。

ライダーパスが複数あれば、同時に複数人の手元にデンオウベルトを出現させることも可能であり、『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』では良太郎と5体の味方イマジンが同時に電王に変身している。

ウイングバックル
デンオウベルト(ウイングバックル)
ウイングフォームへの変身時には、ウイングバックルと呼ばれる金色の装飾がデンオウベルトの表面に出現する。
 

ライダーパス  

ライダーパス
ライダーパス
【英字表記】Rider Pass
【種別】変身アイテム

電王への変身や必殺技の発動、デンライナーの呼び出しなどに使用する手のひらサイズのアイテム。作中では単に「パス」と呼称される。イマジンの契約者由来のライダーチケット(これも作中では単に「チケット」と呼称される)をパスに入れ、パスをデンライナーのコクピット内のマシンデンバードにセットすることで、デンライナーの行き先の日付を指定することも可能。

パスやチケット自体はデンライナーの乗車券として作中世界に流通しているものであり、一般乗客も同じものを所持している。

 

変身シークエンス  

ソードフォームなど各イマジンの対応フォームへの変身は、素の良太郎の状態で変身動作を行ってから、変身の最中または変身完了直後にイマジンが憑依する場合と、最初からイマジンが憑依した「M良太郎」などの状態で変身動作を始める場合がある。後者の場合は変身前からイマジンの人格で行動しているため、「変身!」の発声前後に各フォーム固有の変身ポーズを取ることが多い。

1. 良太郎が変身の意思を示すことで、オーラが実体化してデンオウベルトが手元に現れる。
2. デンオウベルトを腰に装着し、フォームスイッチを押すことで、当該フォームの待機メロディがベルトから流れ始める。
3. 「変身!」の発声と共に、右手に持ったライダーパスをベルトのターミナルバックルにセタッチすることで、「Sword Form」などフォーム名の電子音声が発せられ、全身のオーラが変換されてオーラアーマーが身体に装着され、最後に頭部の電仮面がリ・バース(装着)して、電王への変身が完了する。

 

戦力  

フォームチェンジ  

電王は、良太郎の体に憑依する味方イマジンに応じて、一対一対応の専用フォームを使い分けることを最大の特徴とする。変身中は憑依イマジンの人格で行動するため、戦闘スタイルもイマジン固有のものが反映される。作中にメインで登場するフォームは、モモタロス憑依時のソードフォーム、ウラタロス憑依時のロッドフォーム、キンタロス憑依時のアックスフォーム、リュウタロス憑依時のガンフォームの4種類。この他、各映画ではジーク憑依時のウイングフォームも登場する。

各フォームへの変身時には、素体のプラットフォームをベースとして全身各部にオーラアーマーが装着された後、電仮面(でんかめん)と呼ばれる各フォーム固有のマスクが、頭頂部から顔面にかけてのデンレールを伝って移動し、変形・展開して顔面に装着される。この電仮面の変形・装着の過程はリ・バースと呼称される。

各フォーム固有の必殺技は、ベルトのターミナルバックルにライダーパスをセタッチすることで、「Full Charge」の電子音声と共にフリーエネルギーがフルチャージされて発動する。また、全フォームの共通技として、デンライダーキックという威力20tのキック技を使用することが可能だが、作中でこれを好んで用いるのはロッドフォームのみであり、他にはソードフォームが映画で一度使用しただけである。

武器

デンガッシャー
デンガッシャー

電王各フォームのメイン武器として使用される万能連結武器。一番~四番の四つのパーツの連結を組み替えることで、基本4フォームに対応したソードモード、ロッドモード、アックスモード、ガンモードの各形態に変形する。非使用時は分割状態でベルト両腰のホルスターに携行されている。また、ウイングフォームでは四つのパーツを二つずつに振り分け、ブーメランモード&ハンドアックスモードとなる。
各形態においては、フリーエネルギーの働きにより、ソードモードなら刃先の伸長、ロッドモードなら全体の長大化など、各部が巨大化・伸長する。

プラットフォーム  

仮面ライダー電王(デンオウ)
プラットフォーム
仮面ライダー電王 プラットフォーム
【英字表記】Masked Rider Den-O
Plat Form
【モチーフ】電車
【身長】180cm
【体重】80kg
【パンチ力】1t
【キック力】3t
【ジャンプ力】ひと跳び10m
【走力】100mを10秒
【初登場】第1話「俺、参上!」

電王の素体形態。良太郎がイマジンを憑依させず単独で変身した場合や、各フォームへの変身後に憑依イマジンが離れた場合にこの姿になる。

身体スペックは各イマジン憑依後のフォームと比べると著しく低く、良太郎自身が戦闘に不慣れであることも相俟って、当初は敵イマジンには全く歯が立たなかった。しかし、本編終盤にかけて徐々に良太郎の戦闘スキルも向上し、第40話のゲッコーイマジン・ニュートイマジン戦では、プラットフォームのままデンガッシャー・ソードモードを振るって戦っている*2。とはいえ、味方イマジンらの強さには程遠く、第44話ではモモタロスのモモタロスォードを持たされて力試しを挑むものの、モモタロスに一本も入れることができなかった。また、第36話のモールイマジン戦では仮面ライダーゼロノスのゼロガッシャー・ソードモードを借り受けて使用したが、重そうに引きずっており、使いこなせてはいなかった。

尚、原則として、プラットフォームの姿で行動するのは良太郎単独で変身した時のみだが、第28話ではキンタロスが離れた直後のプラットフォームにモモタロスが憑依し、短時間ながらプラットフォームの姿にモモタロスの人格という珍しい状態で戦闘や会話を行っていた。

 

ソードフォーム  

仮面ライダー電王
ソードフォーム
仮面ライダー電王 ソードフォーム
【英字表記】Masked Rider Den-O
Sword Form
【モチーフ】電車+桃
【身長】190cm
【体重】87kg
【パンチ力】5t
【キック力】7t
【ジャンプ力】ひと跳び35m
【走力】100mを5.2秒
【初登場】第1話「俺、参上!」

モモタロスの憑依時に変身するフォーム。電王の実質上の基本形態でもあり、各種媒体ではモモタロスの頭文字を取って「M電王」とも表記される。電仮面は桃型で、中央で斜めに分割される形でリ・バースする。登場時には「俺、参上!」という決め台詞を述べる。

戦闘にはデンガッシャー・ソードモードを用い、モモタロスの喧嘩好きな気性を反映した力任せの戦闘スタイルを特徴とする。一方、防御力の高い敵や、空中から襲ってくる敵を苦手としており、またモモタロスが泳げないため水中戦も不可能という欠点もある。

モモタロスM良太郎M良太郎(少年)
モモタロス(声・関俊彦)M良太郎M良太郎(少年)
 
仮面ライダー電王 ソードフォーム
 
「俺、参上!」のポーズを取る電王ソードフォーム
「俺、参上!」のポーズを取る電王・ソードフォーム

武器

デンガッシャー・ソードモード
デンガッシャー・ソードモード

ソードフォーム専用の剣形態。長大化した赤い刃「オーラソード」により、厚さ30cmの鉄塊をも一太刀で斬り裂くことが可能。必殺技のエクストリームスラッシュの発動時には、本体から分離したオーラソードをドリル状に回転させ、遠隔操作で離れた敵を攻撃することが可能。

必殺技

エクストリームスラッシュ(俺の必殺技)
デンガッシャー・ソードモードにフルチャージを行って発動する必殺技。剣先の刃「オーラソード」を本体から分離させ、遠隔操作して敵を斬り裂く。モモタロスはこれを「俺の必殺技」と呼称しており、その場のノリで「パート2」「パート2ダッシュ」などの型名を付けている。使用時には「俺の必殺技、パート2!」などと威勢よく技名を発声する。
尚、「パート3」の次は4を飛ばして「パート5」となっており、良太郎からは「3の次は4だよ」と突っ込まれたが、モモタロス曰く「一個飛ばすぐらい凄ぇんだよ」とのこと。
俺の必殺技・パート2
オーラソードを遠隔操作し、縦、横の順に十文字の斬撃を浴びせた後、さらに縦一閃の斬撃で止めを刺す。単に縦一閃の斬撃のみを繰り出す場合もある。
バットイマジン(第2話)、パンダラビットイマジン(第39話)を撃破した。『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』ではホースファンガイアを撃破した。
俺の必殺技・パート2ダッシュ
オーラソードを遠隔操作し、横一閃の斬撃を浴びせる。良太郎曰く「(パート2と)同じじゃん」。
カメレオンイマジン(第4話)を撃破した。『仮面ライダー電王+しん王』では三段腹イマジンを撃破した。
俺の必殺技・パート3
オーラソードを遠隔操作し、左右連続の袈裟斬りを浴びせた後、縦一閃の斬撃で止めを指す。
クロウイマジン(第8話)を撃破した。
俺の必殺技・パート3と見せかけてストレートど真ん中
オーラソードを遠隔操作して敵を空中に突き上げた後、オーラソードを本体に戻し、跳躍してすれ違いざまに敵を斬り裂く。
ホエールイマジン(第16話)を撃破した。
俺の必殺技・パート5
オーラソードを遠隔操作し、左右から弧を描いて斬撃を浴びせた後、縦一閃の斬撃で止めを刺す。
ウルフイマジン(第18話)、スパイダーイマジン(分離体目)(第26話)を撃破した。
俺の必殺技・パート1
オーラソードを分離させず、デンガッシャーを構えてすれ違いざまに横一閃の斬撃を繰り出す。モモタロス曰く「幻の技」であり、劇場版(及び同シーンの先行披露となる第27話)でのみ用いられた。
モレクイマジンを撃破した。
俺の必殺技・特別編
劇場版の仮面ライダーガオウ戦で用いられた技。フルチャージを2回行って発動する。オーラソードを分離させて縦一文字の斬撃を繰り出した後、オーラソードを地中に潜らせ、敵が油断したところで地中から突き上げて追撃を食らわせる。
俺の必殺技・ファイナルバージョン
最終話のデスイマジン戦で用いられた技。分離させたオーラソードを、キンタロス、ウラタロス、リュウタロス、ジーク、ゼロノスと次々にパスして攻撃しながらフリーエネルギーをチャージし、最後にオーラソードを戻したデンガッシャーでソードフォームが六連続斬りを浴びせて止めを刺した。
俺の相手は百年早ェんだよ斬り
『超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』で使用。分離したオーラソードで刺突を食らわせた後、オーラソードを戻したデンガッシャーで二連続斬りを浴びせる。
スパイダーイマジンを撃破した。
その他
『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』の仮面ライダー幽汽戦では、モモタロスが単独変身したソードフォームが、ライナーフォームと共に幽汽を押さえ込み、フルチャージしたデンガッシャー・ソードモードによる斬撃を繰り出した。この際には技名は言っていない。
デンライダーキック(俺の超必殺技)
『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』でのみ使用。デンオウベルトにパスをセタッチしてフルチャージを行い、「俺の超必殺技!」の発声と共に足先にフリーエネルギーを集中させ、両足で連続回し蹴りを叩き込む。
ゴルドラを倒した。
 

ロッドフォーム  

仮面ライダー電王
ロッドフォーム
仮面ライダー電王 ロッドフォーム
【英字表記】Masked Rider Den-O
Rod Form
【モチーフ】電車+カメ
【身長】187cm
【体重】102kg
【パンチ力】4.5t
【キック力】9t
【ジャンプ力】ひと跳び20m
【走力】100mを9秒
【最大航行速度】100ノット(約185km/h)
【初登場】第6話「サギ師の品格」

ウラタロスの憑依時に変身するフォーム。各種媒体ではウラタロスの頭文字を取って「U電王」とも表記される。電仮面は亀型で、ヒレが回転して頭部のアンテナに変形する形でリ・バースする。登場時には「お前、僕に釣られてみる?」という決め台詞を述べる。技名の発声は行わない。

戦闘にはデンガッシャー・ロッドモードを用い、巧みな話術や足技などを駆使して敵を翻弄する戦闘スタイルを特徴とする。ロッドモードを釣竿のように用いて水中や空中の敵を捕らえることも可能。アーマーの水中潜航能力を活かした水中戦や、デンライナーイスルギのレドームに騎乗しての水上・空中戦も得意とする。

ウラタロスU良太郎U良太郎(少年)
ウラタロス(声・遊佐浩二)U良太郎U良太郎(少年)

武器

デンガッシャー・ロッドモード
デンガッシャー・ロッドモード

ロッドフォーム専用の長槍形態。全体が通常の倍以上の長さに伸長しており、敵を突いて攻撃するほか、オーラの糸「オーラライン」で敵を釣り上げる釣竿としても用いることが可能。必殺技のソリッドアタックの発動時には、オーラキャストと呼ばれる亀甲状のエネルギーの網に変化して敵を捕らえる。

必殺技

ソリッドアタック
デンガッシャー・ロッドモードにフルチャージを行って発動する必殺技。フリーエネルギーを纏ったデンガッシャーを投擲して敵を串刺しにし、デンガッシャーをオーラキャストに変化させて敵を捕縛する。
ロッドフォームは、この技で敵の動きを封じ、跳び蹴りのデンライダーキックを叩き込んで撃破するのをお決まりとしている。この合わせ技により、クラストイマジン(第6話)、トータスイマジン(本体)(第22話)、クラーケンイマジン(第34話)を撃破したほか、第48話ではモールイマジン3体を撃破した。劇場版ではゲッコーイマジンを撃破した。また、『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』では、フルチャージしたデンガッシャー・ロッドモードの一振りでイマジン数体を撃破し、さらに別方向から迫るイマジン数体をソリッドアタックとデンライダーキックの合わせ技で撃破した。
 

アックスフォーム  

仮面ライダー電王
アックスフォーム
仮面ライダー電王 アックスフォーム
【英字表記】Masked Rider Den-O
Ax Form
【モチーフ】電車+斧
【身長】185cm
【体重】93kg
【パンチ力】8t
【キック力】5t
【ジャンプ力】ひと跳び30m
【走力】100mを7秒
【初登場】第10話「ハナに嵐の特異点」

キンタロスの憑依時に変身するフォーム。各種媒体ではキンタロスの頭文字を取って「K電王」とも表記される。電仮面は斧型で、左右に展開して「金」の字を象る形でリ・バースする。登場時には「俺の強さにお前が泣いた!」という決め台詞を述べる。

戦闘にはデンガッシャー・アックスモードを用い、高い防御力を活かして敵の攻撃を受け止め、真っ向から力押しで圧倒する戦闘スタイルを特徴とする。キンタロスが空手と誤って会得した相撲の張り手や突っ張りも用いる。

キンタロスK良太郎
キンタロス(声・てらそままさき)K良太郎

武器

デンガッシャー・アックスモード
デンガッシャー・アックスモード

アックスフォーム専用の手斧形態。巨大化した刃「オーラアックス」により、35cmの鉄塊をも叩き割ることが可能。

必殺技

ダイナミックチョップ
デンガッシャー・アックスモードにフルチャージを行って発動する必殺技。フリーエネルギーを纏ったデンガッシャーを宙に投げ上げ、跳躍して空中でデンガッシャーを掴み、落下の勢いを乗せて敵を頭上から一刀両断する。
敵を撃破した後に「ダイナミックチョップ!」と技名を述べるのが特徴(良太郎曰く「後で言うんだ……」)。
ライノイマジン(第10話)、アイビーイマジン(第12話)、スコーピオンイマジン(第24話)、ラビットイマジン(第31話)を撃破したほか、第47話では周囲のイマジン数体を横薙ぎに斬り払って撃破した。劇場版ではニュートイマジンを撃破した。また、『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』では技名を先に言って繰り出し、複数のイマジンを横薙ぎに斬り払って撃破している。『超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』の仮面ライダーG電王戦でも技名を先に言って繰り出すが、バリアで防がれてしまった。
 

ガンフォーム  

仮面ライダー電王
ガンフォーム
仮面ライダー電王 ガンフォーム
【英字表記】Masked Rider Den-O
Gun Form
【モチーフ】電車+龍
【身長】197cm
【体重】98kg
【パンチ力】6t
【キック力】10t
【ジャンプ力】ひと跳び42m
【走力】100mを4秒
【初登場】第13話「いい?答えは聞いてない」

リュウタロスの憑依時に変身するフォーム。各種媒体ではリュウタロスの頭文字を取って「R電王」とも表記される。電仮面は龍の頭型で、左右に開く形でリ・バースする。登場時には「お前(達)倒すけどいいよね? 答えは聞いてない!」という決め台詞を述べる。技名の発声は行わない。

戦闘にはデンガッシャー・ガンモードを用い、ストリートダンスを思わせる軽やかなステップを踏みながら戦うスタイルを特徴とする。また、マシンデンバードを戦闘に用いることも比較的多く、第13話、第21話、第31話では指を鳴らしてデンバードを呼び寄せている*3

登場当初のリュウタロスは、良太郎に強制憑依して変身し、周囲への被害を無視して銃撃を乱射したり、気に入らないゼロノスに私闘を仕掛けるなどして混乱を招くことが多かったため、良太郎が自らの意思でこのフォームを選択することは非常に少なかった*4

リュウタロスR良太郎
リュウタロス(声・鈴村健一)R良太郎

武器

デンガッシャー・ガンモード
デンガッシャー・ガンモード

ガンフォーム専用のハンドガン形態。フリーエネルギーを変換した銃弾を連射する。

必殺技

ワイルドショット
デンガッシャー・ガンモードにフルチャージを行って発動する必殺技。デンガッシャーの銃口と両肩のドラゴンジェムにフリーエネルギーを蓄積し、雷エネルギーの光弾に変えて放つ。
オウルイマジン(第14話)を撃破した。劇場版ではサラマンダーイマジンを撃破した。『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』ではゼロノス・ゼロフォームのバスターノヴァと背中合わせで放ち、イマジン複数を撃破した。
 

ウイングフォーム  

仮面ライダー電王
ウイングフォーム
仮面ライダー電王 ウイングフォーム
【英字表記】Masked Rider Den-O
Wing Form
【モチーフ】電車+白鳥
【身長】193cm
【体重】90kg
【パンチ力】4t
【キック力】8t
【ジャンプ力】ひと跳び50m
【走力】100mを3.8秒
【初登場】第24話「グッバイ王子のララバイ」(先行登場)
劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!(本格登場)

ジークの憑依時に変身するフォーム。各種媒体ではウイングフォームの頭文字を取って「W電王」とも表記される*5。基本4フォームと異なり、全身のオーラスキンは金色に変化している。電仮面は白鳥型で、白鳥の首が内部に折り畳まれ、翼がウイングフォームの眼になる形でリ・バースする。登場時には「降臨、満を持して」という決め台詞を述べる。技名の発声は行わない。

戦闘ではデンガッシャー・ブーメランモードとハンドアックスモードを用い、無駄のない動きで敵の攻撃を躱しつつ返しの一撃を叩き込む華麗な戦闘スタイルを信条とする。

第24話で初変身した際には短時間の登場にとどまり、劇場版が実質上のデビュー戦であった。その後、TV本編には一度も登場しなかったが(ジーク自身は最終話に登場)、『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』で再登場を果たし、『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』にも登場している。

ジークW良太郎
ジーク(声・三木眞一郎)W良太郎

武器

デンガッシャー・ブーメランモード&ハンドアックスモード
デンガッシャー・ブーメランモード デンガッシャー・ハンドアックスモード

ウイングフォーム専用のブーメランと小型斧の形態。二本一組で用いられる。ブーメランモードは文字通りブーメランとしての使用の他、小型の剣としても使用可能。

必殺技

ロイヤルスマッシュ
デンガッシャー・ブーメランモード&ハンドアックスモードにフルチャージを行って発動する必殺技。フリーエネルギーを纏ったブーメランモードを敵に投げ付け、続けてハンドアックスモードも投擲して、両武器の時間差攻撃で敵を挟み撃ちにする。
劇場版でコブライマジンを撃破したほか、『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』でも複数のイマジンを撃破した。
 

強化形態  

クライマックスフォーム  

仮面ライダー電王
クライマックスフォーム
仮面ライダー電王 クライマックスフォーム
【英字表記】Masked Rider Den-O
Climax Form
【モチーフ】電車+桃+カメ+斧+龍
【身長】190cm
【体重】119kg
【パンチ力】8t
【キック力】10t
【ジャンプ力】ひと跳び42m
【走力】100mを4秒
【初登場】第28話「ツキすぎ、ノリすぎ、変わりすぎ」

ケータロスを使用し、良太郎の体にモモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスを同時に憑依させて変身する強化形態。作中では「てんこ盛り」とも呼ばれる。4体のイマジンのオーラを同時にフリーエネルギーに変換し、頭部・胸部・両肩に基本4フォームの電仮面を同時に装着した形態であり、本編に登場するフォームの中では最強の戦闘能力を誇る。このフォームにおける必殺技は、ベルトに装着されたケータロスのチャージアンドアップスイッチを押し、ターミナルバックルにライダーパスをセタッチすることで、「Charge and Up」の電子音声と共にフリーエネルギーがフルチャージされて発動する。

強化変身シークエンス
1. ケータロスのキーを「3(モモ)・6(ウラ)・9(キン)・#(リュウ)・コールボタン」の順に押すことで、ケータロスから「モモ・ウラ・キン・リュウ」の電子音声が発せられる。
2. 続けてケータロス側面のフォームスイッチを押すことで、「Climax Form」の電子音声と共に、ケータロスから光のレールが伸びて電王の周囲を取り囲み、全身のアーマーがクライマックスフォームのものに変化する。
3. ケータロスをデンオウベルトのバックルに装着することで、ロッドフォーム、アックスフォーム、ガンフォームの電仮面が飛来し、回転しながら両肩と胸部に装着される。最後に頭部のソードフォームの電仮面が剥けて二度目のリ・バースを果たし、クライマックスフォームへの変身が完了する。

このフォームにおいてはモモタロスが意識の主導権を握り、ソードフォームと同様にデンガッシャー・ソードモードを用いた力押しの戦闘を行うが、他3体のイマジンの意識も電仮面の装着部位に宿っており、各々の部位で勝手に喋ったり体を跳ねさせたりすることがある。

良太郎はこのフォームを気に入っているが、イマジン達には同時憑依状態が窮屈に感じられるため、当初は変身に消極的であった。また、イマジン4体の心が一つになっていなければ変身できず、当初はナオミのコーヒーへの感想や互いの喧嘩を利用して無理やり意識を一致させるなどの苦労が絶えなかったが、戦いを重ねる中でイマジン達の仲間意識が育まれ、スムーズに変身できるようになった。

クライマックスフォームへの強化変身は基本的にソードフォームの状態から行われるが、第29話ではプラットフォーム、第44話ではガンフォームから変身した。また、『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』ではケータロスを装着した状態のデンオウベルトを用い、M良太郎からクライマックスフォームに直接変身した。

『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』では、モモタロスが単独変身したソードフォームに他3体のイマジンが合流し、良太郎不在のままイマジン達だけでクライマックスフォームに変身している。

ツール

ケータロス
ケータロス

クライマックスフォーム、ライナーフォームへの変身に使用する携帯電話型ツール。クライマックスフォームへの変身操作や、ライナーフォームに変身する際のデンカメンソードの呼び出しに用いられるほか、電話としての機能も併せ持ち、モモタロス達がどこに居ても通話を繋ぐことが可能。
牙王の一件で別の時間の良太郎に憑依するという無茶を行ったことが原因で、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスが消滅した際、彼らとずっと繋がっていたいという良太郎の願いがイメージとなって具現化し、残った彼らの砂の中から出現した。これにより、良太郎の思いがケータロスを介してウラタロスらを繋ぎ留め、再び彼らをこの時間に存在させることが可能となった。

必殺技

ボイスターズスラッシュ
フルチャージを行い、デンガッシャー・ソードモードを用いて繰り出す必殺技。初使用となる第32話のみ、オーラソードを分離させる「俺の必殺技・クライマックスバージョン」を使用したが、それ以降はオーラソードを分離させない「俺達の必殺技・クライマックスバージョン」で統一されている。
俺の必殺技・クライマックスバージョン
ソードフォームのエクストリームスラッシュと同様、オーラソードを分離させて遠隔操作し、虹色に輝くオーラソードで敵を斬り裂く。
アントホッパーイマジン(キリギリス型)(第32話)を撃破した。
俺達の必殺技・クライマックスバージョン
オーラソードを分離させず、直接斬撃を浴びせる。オーラソードが虹色に輝くのは同じ。
アルマジロイマジン(第44話)を撃破したほか、『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』ではゴーストイマジンを、『超・電王トリロジー EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル』ではピギーズイマジンを撃破した。
『超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』では「俺達の正面突破」と称して同様の技を放ち、仮面ライダーディエンドのディメンションシュートとの連携攻撃で仮面ライダーG電王にダメージを与えた。
ボイスターズキック
フルチャージを行い、ターンブレストとデンレールを伝って三つの電仮面を右脚に集中させた「キックモード」に移行して放つ必殺技。右脚にフリーエネルギーを集中させ、跳び蹴りを繰り出す。キックの命中と同時にロッドフォームの電仮面のアンテナ「ストレイダー」が敵に突き刺さり、イマジン4体分のオーラエネルギーを叩き込む。破壊力は30t。
ブラッドサッカーイマジン(第28話)、ゲッコーイマジン及びニュートイマジン(第40話)を撃破した。
ボイスターズパンチ
フルチャージを行い、ターンブレストとデンレールを伝って三つの電仮面を左腕に集中させた「パンチモード」に移行して放つ必殺技。左腕にフリーエネルギーを集中させ、パンチを繰り出す。パンチの命中と同時にアックスフォームの電仮面の「マサカリーダー」の刃が敵に突き刺さり、イマジン4体分のオーラエネルギーを叩き込む。破壊力は30t。
ワスプイマジン(第29話)を撃破した。
ボイスターズシャウト
フルチャージを行い、胸部のガンフォームの電仮面を龍の口のように展開して放つ必殺技。内部のドラゴンジェムからオーラエネルギーのミサイルを多数生成し、敵に撃ち込む。
ブルーバードイマジン(第30話)を撃破した。
キックモードパンチモード
仮面ライダー電王・クライマックスフォーム(キックモード)仮面ライダー電王・クライマックスフォーム(パンチモード)
 

ライナーフォーム  

仮面ライダー電王
ライナーフォーム
仮面ライダー電王 ライナーフォーム
【英字表記】Masked Rider Den-O
Liner Form
【モチーフ】電車
【身長】195cm
【体重】94kg
【パンチ力】6t
【キック力】7t
【ジャンプ力】ひと跳び45m
【走力】100mを3.5秒
【初登場】第36話「憑かず、離れず、電車斬り!」

デンカメンソードを使用し、良太郎自身のオーラをフリーエネルギーに変換して変身する強化形態。電仮面はデンライナーゴウカを模した形状であり、基本フォームのイメージカラーである黄色、青、紫のパーツが側面に展開している。良太郎単独で変身するため戦闘技能は心もとないが、デンカメンソードを通じてデンライナー食堂車内のモモタロスらと意思を疎通させ、彼らの助言を受けたり戦闘スタイルを模倣することが可能。

玩具展開及び作品上の「最終フォーム」に該当するが、作劇上の「最強フォーム」の地位はクライマックスフォーム(及び後年の映画で追加された超クライマックスフォーム)に譲っている。

強化変身シークエンス
1. 良太郎がプラットフォームの状態でデンオウベルトにケータロスを装着することにより、デンカメンソードが光のレールを伝って彼の手元に召喚される。
2. デンカメンソード基部の「パススロットル」にライダーパスを装填することで、「Liner Form」の電子音声がデンカメンソードから発せられ、デンライナーゴウカを模したオーラライナーが電王の体を通過し、身体各部にオーラアーマーが装着される。
3. 最後にデンライナーゴウカを模した電仮面が顔面に装着され、デンギャザーと3色のパーツが展開する形でリ・バースして、ライナーフォームへの変身が完了する。

ライナーフォームへの強化変身は基本的にプラットフォームの状態から行われるが、第46話及び第47話では、良太郎がデンカメンソードにパスを装填することでライナーフォームに直接変身した。最終話ではデンカメンソードを伴わず、デンオウベルトに自動的にケータッチが装着されてライナーフォームに直接変身している。また、『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』でも、デンカメンソードを伴わず、ケータロス装着状態のデンオウベルトにパスをセタッチすることでライナーフォームに直接変身した。

尚、ライナーフォームへの変身中は、モモタロスらはデンライナー食堂車内に出現した大型の回転椅子に着座した状態となり、正面(デンライナー進行方向)の席に位置するイマジンのみがデンカメンソードを通じて良太郎と会話することができる。

武器

デンカメンソード
デンカメンソード

ライナーフォームへの変身を司り、メイン武器としても活用される大型剣。ナックルガード部分にターンテーブルを備え、モモタロスらのオーラエネルギーを変換した、ソード、ロッド、アックス、ガンの4フォームの電仮面が円形に配置されている。柄の「デルタレバー」を引くことで、ターンテーブルを回転させ、モードの切り替えや必殺技の発動を行う。
本編中盤以降、「時の路線」に新たな分岐が生じた影響によってモモタロスらが過去の世界で良太郎に憑依できなくなったことを受けて、戦力の補強のため、リュウタロスの描いた絵を元にモモタロスらのイメージを具現化させて作り出された。
戦闘においては、本体の重量を活かして鋭利な刃で敵を攻撃するほか、ターンテーブルを盾として用いることも可能。デルタレバーを1回引くごとにターンテーブルが90度ずつ回転し、刀身側に位置した電仮面に応じて「モモソード」「ウラロッド」「キンアックス」「リュウガン」の各モードに切り替わる*6。ターンテーブルの回転に連動して、デンライナー食堂車内の回転椅子も回転し、良太郎と会話できるイマジンが変わる。また、ライナーフォームは選択モードに応じたイマジンの戦闘スタイルをある程度模倣することが可能であり、「リュウガン」選択時にはリュウタロスを真似たダンスのステップ、「キンアックス」選択時にはキンタロスのようなノーガード戦法を披露している*7

必殺技

電車(でんしゃ)()
デンカメンソードのデルタレバーを押し込むことで発動する各種の必殺技の総称。どの技も、ライナーフォームが光のレールに飛び乗って敵に迫り、「電車斬り!」の発声と共に、デンライナーの対応車両を模したオーラライナーを纏って敵に突撃するものである。
「電車斬り」の名称は良太郎が初使用時にその場で考えたものだが、モモタロスらやナオミにはセンスの無さを呆れられていた。
デンカメンスラッシュ
「モモソード」モードで発動する。デンライナーゴウカを模したオーラライナーを纏って突撃し、デンカメンソードから伸びるオーラエネルギーの刃で敵を斬り裂く。
モールイマジン(ドリルハンド、クローハンド)(第36話)、アルビノレオイマジン(第46話)を撃破したほか、第42話ではゼロノス・ゼロフォームのバスターノヴァとの同時攻撃でオクトイマジンを撃破した。
デンカメンアタック
「ウラロッド」モードで発動する。デンライナーイスルギを模したオーラライナーを纏って突撃し、オーラエネルギーを纏ったデンカメンソードで敵を刺し貫く。
スノーマンイマジン(第45話)を撃破した。
デンカメンチョップ
「キンアックス」モードで発動する技だが、作中未使用。
デンカメンショット
「リュウガン」モードで発動する。デンライナーイカヅチを模したオーラライナーを纏って突撃し、オーラエネルギーを纏ったデンカメンソードを投擲して敵を貫く。
レオイマジン(第38話)を撃破した。
フルスロットルブレイク
デンカメンソードのターンテーブルを360度回転させ、デルタレバーを押し込むことで発動する。デンライナーゴウカ、イスルギ、レッコウ、イカヅチを模した四両のオーラライナーを同時に纏って突撃し、デンカメンソードから伸びるオーラエネルギーの刃で敵を斬り裂く。「電車斬り」の中でも最強の技だが、発動時にはターンテーブルを素早く回転させるため、回転椅子上のイマジン達が目を回してしまうという欠点がある。
スネールイマジン(女)(第39話)を撃破した。また、「超バトルDVD」でも三体のイマジンを撃破した。
 

(ちょう)クライマックスフォーム  

仮面ライダー電王
(ちょう)クライマックスフォーム
仮面ライダー電王 超クライマックスフォーム
【英字表記】Masked Rider Den-O
Super Climax Form*8
【モチーフ】電車+桃+カメ+斧+龍+白鳥
【身長】190cm
【体重】125kg
【パンチ力】8t
【キック力】10t
【ジャンプ力】ひと跳び50m
【走力】100mを3.8秒
【初登場】劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦

『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』で初登場した新最強形態。従来のクライマックスフォームにジークを加えたものであり、巨大化したウイングフォームの電仮面が背面に装着され、フリーエネルギーの巨大な翼を展開して飛行することが可能となっている。また、頭部のOシグナルには、従来の4フォームのマークに加え、ウイングフォームを表すマークが追加される。

意識の主導権は引き続きモモタロスが握っているが、従来のクライマックスフォームと同様、他のイマジンも勝手に喋り出すことがあり、ジークが喋る際には電仮面が目立つように背中を画面に向けている。非常に強力な戦闘能力を誇るが、ただでさえ窮屈なクライマックスフォームよりもさらに窮屈さが増すため、ジーク以外のイマジン達には不評であった。

必殺技

(ちょう)ボイスターズキック
デンオウベルトにライダーパスをセタッチすることで、「Full Charge」の電子音声と共に発動する*9。背面のウイングフォームの電仮面からフリーエネルギーの巨大な翼を展開し、飛翔して上空からの跳び蹴りを繰り出す。破壊力は50t。
シルバラを倒した。
 

その他の変身形態  

仮面ライダーミニ電王  

仮面ライダーミニ電王
仮面ライダーミニ電王
【英字表記】Masked Rider Mini Den-O
【変身者】小太郎(演・溝口琢矢)
【スーツアクター】佐野弥生
【登場作品】『仮面ライダー電王』(2007)
【初登場】劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!

仮面ライダーミニ電王は、『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』にのみ登場する、仮面ライダー電王の別変身形態。小太郎(こたろう)と呼ばれる少年時代(11歳)の野上良太郎が変身する。

 

ソードフォーム  

仮面ライダーミニ電王
ソードフォーム
仮面ライダーミニ電王 ソードフォーム
【英字表記】Masked Rider Mini Den-O
Sword Form
【モチーフ】電車+桃
【身長】115cm
【体重】45kg
【パンチ力】2.5t
【キック力】3.5t
【ジャンプ力】ひと跳び17.5m
【走力】100mを7.5秒
【初登場】劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!

モモタロスが憑依して変身したフォーム。外見は通常の電王ソードフォームと同様だが、各部装甲は子供の体型に合わせて小型化されている。身体スペックは通常の半分程度。

子供の姿でもモモタロスの戦闘センスは健在であり、小型のデンガッシャー・ソードモードを用いて素早い動きで忍者集団を薙ぎ倒した*10

小太郎M小太郎
小太郎(演・溝口琢矢)M小太郎
 

専用ビークル  

マシンデンバード  

マシンデンバード
マシンデンバード
【英字表記】Machine DenBird
【全長】2130mm
【全幅】790mm
【全高】1180mm(通常時)
1390mm(高速走行時)
【最高速度】340km/h(通常時)
1010km/h(高速走行時)
【ベース車両】ホンダ・XR250
【初登場】第2話「ライド・オン・タイム」

電王の専用バイク。作中では単に「デンバード」と呼ばれる。平時はデンライナーゴウカ1号車のコクピットに格納されており、有事の際にはデンライナーから飛び出し、電王の愛車として敵の追跡や戦闘に用いられる。地上走行時のカモフラージュのためにナンバープレートを掲示しており、ナンバーは「2・品川・あ・92-99」。

電王の各フォームのほか、変身前のM良太郎やU良太郎の姿で搭乗することもある。自律走行機能も備えており、作中ではガンフォームが度々指を鳴らしてデンバードを呼び寄せている。

デンバードの本質はデンライナーの独立連動システムのコントローラーであり、電王によるデンライナーの操縦は、コクピットに格納されたデンバードに搭乗し、感覚的操作をデンライナーの動きに反映させることで行われる。

 

デンライナー  

時の列車・デンライナーの防衛システムでもある電王には、有事の際にはライダーパスを用いてデンライナーを操縦する権限が与えられている。時間移動した敵イマジンの追跡に加え、ギガンデスの出現時には各車両の武装を用いて戦闘を行う。

デンライナーゴウカの戦闘車両のほか、ロッドフォームにはデンライナーイスルギ、アックスフォームにはデンライナーレッコウ、ガンフォームにはデンライナーイカヅチが対応車両として配備されている。これらの車両は変身フォームに関わらず召喚・連結が可能。

詳細はデンライナーを参照。

デンライナー

 

備考  

登場エピソード  

関連項目  

+『仮面ライダー電王』
 
+歴代仮面ライダー

画像出典


*1 基本的に全フォームにおいて高岩がスーツアクターを務めるが、各イマジンの変身フォームが同時に並び立つ際などには、各イマジンの担当スーツアクターが当該フォームを演じることがある。
*2 この他、『超・電王トリロジー EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル』のピギーズイマジン戦でも、プラットフォームのままデンガッシャー・ソードモードを振るっている。
*3 自律走行はマシンデンバードに本来ある機能だが、作中で利用したのはガンフォームのみである。
*4 第31話で初めて良太郎に指名された際には、リュウタロスは「呼んでる!」と喜んではしゃいでいた。
*5 ジーク(Sieg)のSではドイツ語由来で分かりづらいため、ジーク憑依状態のみフォーム名の頭文字から通称が取られている。
*6 モード名に武器の形態を冠しているが、デンカメンソードの形状自体は剣のまま変化しない。
*7 ただし、基本形態の「モモソード」選択時には特にモモタロスの模倣は行っていない。「ウラロッド」選択時のアクションは作中未使用。
*8 ガンバライジングカードの図案より。尚、設定名称はあくまで「超(ちょう)クライマックスフォーム」だが、『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』で仮面ライダーディケイドが最強コンプリートフォームに変身する際の電子音声ではこのフォームを「スーパークライマックス」と呼称している。
*9 通常のクライマックスフォームの各種必殺技とは異なり、ケータロスのチャージアンドアップボタンを押さずに発動する。また、クライマックスフォームのボイスターズキックのようなキックモードへの移行も伴っていない。
*10 生身の人間が相手であるため、デンガッシャーの刃を当てないよう手加減して戦っている。

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Last-modified: 2023-05-30 (火) 10:05:43