『仮面ライダーディケイド』

TV本編の登場戦士  

仮面ライダーディケイド

記憶喪失の青年・門矢士がディケイドライバーとカメンライド ディケイドのカードを使用して変身する次元戦士。様々な仮面ライダーの力を秘めたライダーカードを所持しており、「カメンライド」で各ライダーの姿や能力を再現して戦う。主な必殺技はディメンションキック。世界の崩壊を止めるため各世界の怪人に立ち向かう。

仮面ライダーディエンド

様々な平行世界を巡る青年・海東大樹がディエンドライバーとカメンライド ディエンドのカードを使用して変身する次元戦士。ディエンドライバーによる銃撃を得意とし、カメンライドで各仮面ライダーを召喚することも可能。主な必殺技はディメンションシュート。各世界の「お宝」を狙って戦う。

仮面ライダーアビス

ATASHI JOURNAL編集部の副編集長・鎌田がVバックルを使用して変身する戦士。サメ型モンスター・アビスラッシャーと契約し、同族のアビスハンマーをも従えている。主な必殺技はアビスダイブ。自らの理想を叶えるためにディケイドの前に立ち塞がる。

仮面ライダー天鬼

音撃道威吹鬼流の新たな師範・アキラが変身鬼笛・音笛を用いて変身した音撃戦士。師匠から受け継いだ音撃管・烈風で戦い、必殺技は音撃射・疾風一閃。他の鬼達と共に魔化魍バケガニに立ち向かった。

劇場版限定の登場戦士  

仮面ライダーキバーラ

『MOVIE大戦2010』に登場。光栄次郎の孫娘・光夏海がキバーラの力を借りて変身する戦士。キバーラサーベルを用いた剣技で戦う。必殺技はソニックスタッブ。破壊者となった門矢士を止めるために戦う。

電波人間タックル

『MOVIE大戦2010』に登場。電波人間へと改造された女性・岬ユリコが電波の力で変身する戦士。必殺技は電波投げ。改造人間蜂女と戦い、自身をも犠牲にする技・ウルトラサイクロンを使用し光夏海を守り抜いた。

門矢(かどや) 士(つかさ)（演・井上(いのうえ) 正大(まさひろ)）

本作の主人公。20歳。記憶喪失の謎の青年で、光写真館に居候している。不遜な態度を崩さないが、仲間想いで命さえも投げ出す正義漢。崩壊する世界で仮面ライダーディケイドに変身する力を取り戻し、各世界を巡る旅に出ることとなる。

光(ひかり) 夏海(なつみ)（演・森(もり) カンナ）

本作のヒロイン。20歳。栄次郎の孫娘。誰にでも敬語を使う優しい性格の持ち主。「光家秘伝笑いのツボ」という謎の技で誰でも笑わせることができる。士に振り回される中で、彼の真の内面を知り、最大の理解者になっていく。『MOVIE大戦2010』では仮面ライダーキバーラに変身した。

小野寺(おのでら) ユウスケ（演・村井(むらい) 良大(りょうた)）

「クウガの世界」の住人。仮面ライダークウガに変身する。パートナーである八代藍刑事と共にグロンギと戦っていたが、彼女の死から「世界中の人々を笑顔にする」という目的を抱き、士の旅に同行する。

海東(かいとう) 大樹(だいき)（演・戸谷(とたに) 公人(きみと)）

「お宝」を求めて世界を渡り歩く謎の青年。仮面ライダーディエンドに変身する。士の過去を知っているようで、敵となることも味方になることもあった。やがて士との間に友情が芽生え、それを「最高のお宝」と認識するようになる。

光(ひかり) 栄次郎(えいじろう)（演・石橋(いしばし) 蓮司(れんじ)）

光写真館の主人。夏海の祖父。素性の知れない士を居候させるほどのお人好しで、後にユウスケやキバーラも迎え入れるほどの器を持つ。士たちを影から支える存在として、彼らを見守り続けた。

キバーラ（声・沢城(さわしろ) みゆき）

キバットバットⅢ世の妹とされるキバット族のモンスター。裏で鳴滝と繋がり、士の監視役となる。しかし、栄次郎やユウスケと親しい関係を築き、仲間のような存在となっていった。

各世界の戦士  

ワタル（演・深澤(ふかさわ) 嵐(あらし)）

「キバの世界」における仮面ライダーキバの変身者。ファンガイアの王子。人間の母とファンガイアの父の間に生まれたハーフで、ファンガイアの本能を恐れて王位継承をためらっていた。小野寺ユウスケと出会い、その心に触れて人間とファンガイアの共存を目指すことを誓う。

辰巳(たつみ) シンジ（演・水谷(みずたに) 百輔(ももすけ)）

「龍騎の世界」における仮面ライダー龍騎の変身者。ATASHI JOURNAL編集部のカメラマン。編集長の桃井が殺害されると、元同僚だった羽黒レンを犯人と疑うも、事件の真相を探る中でレンと和解し、タイムベントの力で事件そのものをなかったことにした。

剣立(けんだて) カズマ（演・鈴木(すずき) 拡樹(ひろき)）

「ブレイドの世界」における仮面ライダーブレイドの変身者。アンデッドを封印する企業BOARDの社員。当初はエースランクだったが、同僚である黒葉ムツキの救出を優先したため降格させられ、その後解雇を言い渡される。士たちと出会い、ゼロからやり直すことを決意。後にBOARDの社長にまで上り詰める。

尾上(おがみ) タクミ（演・制野(せいの) 峻右(しゅんすけ)）

「ファイズの世界」における仮面ライダーファイズの変身者。スマートブレインハイスクールに通う写真部の生徒。人知れずファイズとしてオルフェノクと戦い続けていた。彼自身もまたウルフオルフェノクだったが、友人の友田由里から夢を叶えるまで付き合って欲しいと言われ、今後も彼女を守ることを誓う。

芦河(あしかわ) ショウイチ（演・山中(やまなか) 聡(そう)）

「アギトの世界」における仮面ライダーアギトの変身者。元警察官でG3開発時の装着者。開発者である八代淘子と共にG3の完成を目指していたが、完成直前にアギトの力に覚醒してしまう。アンノウンに狙われ、八代を危険な目に遭わせないよう姿をくらます。後に八代の決意と覚悟を知り、アギトとして真に覚醒する。

ソウジ（演・川岡(かわおか) 大次郎(だいじろう)）

「カブトの世界」における仮面ライダーカブトの変身者。ワームとの戦いの最中にクロックアップ機能の異常により、加速した世界に取り残されてしまう。以降、人知れずワームから人々を守っていた。クロックダウンシステムにより一時的に帰還するも、妹との再会を果たした後は再び加速した世界へと姿を消した。

ヒビキ（演・デビット伊東(いとう)）

「響鬼の世界」における仮面ライダー響鬼の変身者。音撃道 響鬼流の師範。己を鍛え続ける中で鬼に心を奪われ、牛鬼へと成り果ててしまう。

アスム（演・小清水(こしみず) 一揮(かずき)）

ヒビキの弟子。ヒビキを心から慕っている。海東と出会い、彼の助言をもとに、牛鬼になってしまったヒビキの意志を継いで仮面ライダー響鬼へと変身。牛鬼を倒すことに成功し、いがみあっていた他の音撃道の面々をまとめあげ、真の音撃道へと歩み始めるようになる。

山本(やまもと) ダイスケ（演・エンリケ）

「アマゾンの世界」における仮面ライダーアマゾンの変身者。安住の地を求めて諸国を旅していたが、日本でゲドンとの戦いに巻き込まれ、アマゾンの力に目覚める。大ショッカースクールに通う岡村マサヒコにギギの腕輪を盗まれ、一時は人を信じる心を失いかけるが、後に改心したマサヒコと和解。士と共に十面鬼ユム・キミルを打ち破る。

敵対者  

鳴滝(なるたき)（演・奥田(おくだ) 達士(たつひと)）

士たちの旅先に現れる謎の人物。ディケイドという存在を敵視し、各世界のライダーに彼を倒させようと画策した。自由に別世界を行き来できる能力を持ち、怪人を召喚したこともある。

鎌田(かまた)（演・入江(いりえ) 雅人(まさと)）

ATASHI JOURNALの副編集長。仮面ライダーアビスの変身者。正体は「ブレイドの世界」のパラドキサアンデッドであり、鳴滝と通じて「龍騎の世界」に来ていた。自分の正体に感づいた編集長の桃井玲子を殺害し、羽黒レンに罪を被せようとした。

劇場版等限定の登場人物  

結城(ゆうき) 丈二(じょうじ)（演・GACKT(ガクト)）

劇場版に登場。大ショッカーに所属していた男性。大首領だった頃の士によって、裏切りの罪を着せられ右腕を奪われる。後に全てを失い絶望する士を叱咤激励し、自らも右腕に装備した義手の力で大ショッカーの軍勢と戦った。

月影(つきかげ) ノブヒコ（演・大浦(おおうら) 龍宇一(りゅういち)）

劇場版に登場。門矢家に使える執事。その正体は別世界のシャドームーンであり、悪の組織大ショッカーの大幹部だった。後に大首領としての記憶を取り戻した士を排し、その地位を奪い取ろうと目論む。

門矢(かどや) 小夜(さよ)（演・荒井(あらい) 萌(もえ)）

劇場版に登場。士の妹。両親の死をきっかけに心を閉ざすが、別世界への扉を開く能力に目覚める。記憶を失い自分のことすら忘れた士に恨みを抱き、それを月影に利用されてしまうこととなる。

岬(みさき) ユリコ（演・広瀬(ひろせ) アリス）

『MOVIE大戦2010』に登場。電波人間タックルに変身する少女。他のライダーと戦う中で士が出会った人物で、自らの居場所を探し求めていた。ややぶりっこな一面がある。