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仮面ライダーG4
仮面ライダーG4
【英字表記】Masked Rider G4
【種別】仮面ライダー(サブライダー・劇場版ライダー)
【性別】男性
【モチーフ】未確認生命体第4号
【武器】GM-01改4式
多目的巡航ミサイル ギガント
【装着者】水城史朗(演・唐渡亮)
【スーツアクター】岡元次郎
【登場作品】『仮面ライダーアギト』(2001)
【初登場】劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4

仮面ライダーG4(ジーフォー)は、『仮面ライダーアギト』の劇場版にのみ登場するサブライダー(劇場版ライダー)。

仮面ライダーG3と同様、アンノウンへの対抗手段として運用されるパワードスーツであるが、G3よりも遥かに危険な「禁断のシステム」と称されている。作中では陸上自衛隊の水城史朗が装着し、アンノウンやアギト・G3-Xらと戦った。

+目次
 

名称  

「G4」という名称は、第四世代を表す「Generation-4」を略したものであり、正式名称は「第四世代型対未確認生命体戦闘用強化外筋及び外骨格」である。ギガントの制式名称に「G4型強化体携行用~」とあることを鑑みると、自衛隊内でのG4システムの呼称は「G4型強化体」であるとみられる。

装着  

装着システム  

G4システムの装着方法はG3と大差ないと考えられるが、劇中では水城がマスクを外すシーンしか描写されておらず、ボディアーマーの正確な装着シークエンスは不明である。

G4のマスクを外した水城史朗
G4のマスクを外した水城史朗
 

装着員  

作中に登場したG4の装着員は、陸上自衛隊三等陸尉の水城(みずき)史朗(しろう)である。

水城史朗
水城史朗(演・唐渡亮)

この他、作中では、水城以前に少なくとも3人の自衛官がG4システムを装着し、命を落としていることが語られている。

G4装着員達の遺骸
G4装着員達の遺骸
 

戦力  

仮面ライダーG4(ジーフォー)
仮面ライダーG4
【英字表記】Masked Rider G4
【モチーフ】未確認生命体第4号
【身長】198cm
【体重】187kg
【パンチ力】4t
【キック力】13t
【ジャンプ力】ひと跳び25m
【走力】100mを7.5秒
【硬度・防御力】10(10段階評価)
【最大視力】15km
【最大聴力】15km
【初登場】劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4

G4は元々、警視庁の小沢澄子によってG3と同時期に構想され、その危険性ゆえに設計段階で封印・破棄されていたものであり、後に陸上自衛隊の深海理沙が警視庁のデータバンクから設計図を奪取して実用化した。

その性能は、最新型のG3-Xをも大幅に上回るものである。GM-01改やギガントといった強力な武装に加え、アギト・グランドフォームと互角に渡り合える格闘能力も有しており、アンノウン相手にも圧倒的な戦闘能力を発揮する。

その反面、開発当初のG3-Xと同様に強力過ぎるAIを持ち、装着員の意思や運動能力、肉体限界を無視して最善の戦闘動作を行うため、使用を続けると身体への過負荷で装着員を死に至らしめる危険をも孕んでいる。「スーツが装着者をサポートする」G3の設計思想に対し、G4は「スーツを動かすパーツとして装着者の肉体を利用する」という真逆の思想に基づいており、装着員を消耗品として扱う非道なシステムとなっている。

これに加え、作中では後述のESPシステムによる未来予知をも組み合わせ、人智を超えた戦闘能力を獲得するに至っている。

また、出動時には陸自のヘリコプターによる支援を受ける。このため、G3のガードチェイサーのような専用ビークルは存在しない。

+各部詳細(頭部)
 
+各部詳細(全身)

装備

GM-01(ジーエムゼロワン)改4式(かいよんしき)
GM-01改4式

G4の主兵装として運用されるハンドガン型自動小銃。G3のGM-01の改良型であり、フルオート射撃が可能となったほか、弾丸も強化されている。G3-Xと同様、右大腿部のアームズマウントに携行される。
+GM-01改4式・各部詳細
多目的巡航ミサイル ギガント
多目的巡航ミサイル ギガント

G4の最強装備。低空・短距離用の小型対地ミサイル4基を装填した肩掛け式のミサイルランチャー。最大速度:450m/秒、有効射程距離:4000m。一発で多数のアンノウンを撃破できる威力に加え、自動追尾機能も有する。制式名称は「G4型強化体携行用多目的巡航ミサイル」。
使用時には上空の支援ヘリから投下される。本体後部のコネクトボックスから伸びる電力供給ケーブルを、ベルト右側のコネクタ(ウエポンアタッチメントポイント)に接続し、ベルト左側のエナジーボリュームを捻ることで発射ロックを解除する。

ギガントを装備したG4
+ギガント・各部詳細
 
ESPシステム
超能力者を装置に組み込み、未来予知をG4の戦闘に連動させる悪魔のシステム。敵の出現位置や動きの予測を可能とし、G4に更なる戦闘能力を与えるが、装置に接続された超能力者の心身に強い負荷をもたらし、死に至らしめるリスクも孕んでいる。このシステムにおいて、超能力者はG4装着員と同様の消耗品と考えられており、死亡したら直ちに廃棄できるよう、水葬に用いるようなシュラーフに入れられている。作中では、深海らに拉致された風谷真魚がこのシステムに利用されている。
しかし、このシステムには、超能力者が発する強力な念波によってアンノウンを引き寄せてしまうという想定外の弊害があり、システムに引き寄せられたアントロード フォルミカ・ペデスの大群にG4基地を襲撃され、深海を含む殆どの人員が殺害されるという結末になった。
 

備考  

登場エピソード  

 

関連項目  

+『仮面ライダーアギト』
 
+歴代仮面ライダー

画像出典


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Last-modified: 2023-05-30 (火) 06:53:09