『仮面ライダー電王』

TV本編の登場戦士  

仮面ライダー電王

世にも不運な青年・野上良太郎がデンオウベルトを使用し変身する戦士。ソードフォームをはじめ、憑依するイマジンに合わせて姿が変わる。主な必殺技はエクストリームスラッシュ。世界を守るため、時間の改変をもくろむイマジンに立ち向かう。

仮面ライダーゼロノス

時の運行を守る使命を託された青年・桜井侑斗がゼロノスベルトを使用し変身する戦士。ゼロガッシャーを武器とし、主な必殺技はグランドストライク、スプレンデッドエンド。相棒のイマジン・デネブとともに、悪のイマジンたちに立ち向かう。

劇場版・TVSP限定の登場戦士  

仮面ライダーガオウ

劇場版に登場。時の列車をジャックする強盗集団の首領・牙王がガオウベルトを使用して変身する戦士。ガオウガッシャーを振るい、圧倒的な戦闘能力を見せる。必殺技はタイラントクラッシュ。自身の野望のために電王の前に立ち塞がる。

仮面ライダーネガ電王

『電王＆キバ』に登場。はぐれイマジン・ネガタロスがオーナーから奪取した予備のライダーパスを使いデンオウベルトで変身した戦士。ネガワイルドショットなど電王4フォームの技を使用可能。悪の組織「ネガタロス軍団（仮）」を率いて世界征服を企む。

仮面ライダーNEW電王

『さらば電王』から登場。未来からやってきた良太郎の孫・野上幸太郎がNEWデンオウベルトで変身した戦士。イマジン達を武器に変換して戦う。主な必殺技はカウンタースラッシュ 、ストライクスパート。突如良太郎の前に現れて悪のイマジンと戦う。

仮面ライダー幽汽

『さらば電王』に登場。幽霊列車の力を司り、ユウキベルトを使用して変身する戦士。主な変身者は400年前に亡くなった下級武士の亡霊・死郎。サヴェジガッシャーを駆使して戦う。騎馬戦も得意。必殺技はターミネイトフラッシュ。生者と死者の世界を逆転させるために戦う。

仮面ライダーG電王

『超・電王トリロジー』EPISODE YELLOWに登場。時間警察に所属する青年・黒崎レイジがGデンオウベルトで変身した戦士。人工イマジンであるイブと共に戦う。必殺技はワールドバニッシュ。家宝の銃を盗んだ海東大樹を追いかけ戦う。

仮面ライダーしん王

『電王+しん王』に登場。野原しんのすけが仮面ライダー電王に変身しようとした野上良太郎のベルトに潜り込み一緒に変身した姿。攻撃はくしゃみをすることで繰り出す鼻水攻撃のみ。母みさえを守るため戦う決意をする。

ゴルドラ

『超・電王＆ディケイド』に登場。オニ一族の長・クチヒコが金色の錫杖を天に掲げることで変身した擬似ライダー。錫杖を使った攻撃と鉄のツブテを飛ばす攻撃で電王の前に立ち塞がった。

シルバラ

『超・電王＆ディケイド』に登場。オニ一族の戦士・ミミヒコが純銀の金棒を天に掲げることで変身した疑似ライダー。金棒を振り回す豪快な力業で敵を粉砕する。兄のクヒチコと共に電王の前に立ち塞がる。

TV本編の登場人物  

野上(のがみ) 良太郎(りょうたろう)（演・佐藤(さとう) 健(たける)）

本作品の主人公。18歳→19歳。特異点の特性をハナに認められ、仮面ライダー電王となる。臆病かつ引っ込み思案で揉めごとが嫌いな性格で、喧嘩も弱い上に不運に見舞われやすい。どんな相手でも快く受け入れる度量の広さから、周囲の人間やイマジンたちを自然に味方につけている。常時4体のイマジンに憑りつかれているせいで体力が乏しく、強くなろうと陰でトレーニングしている。

ハナ（演・白鳥(しらとり) 百合子(ゆりこ)）

19歳。消滅した未来の時間での特異点。デンライナーのオーナーと契約してイマジンを追っている。2007年に落としたパスを拾った良太郎が特異点だと気づき、電王に変身させる。気が強く口調もキツく「女の子」としてはガサツな面が多く見受けられるが、内面は繊細で心優しい。実は桜井と愛理の間に将来生まれるはずだった子供で、本物の分岐点の鍵である。

コハナ（演・松元(まつもと) 環季(たまき)）

新たな路線が出現した干渉を受けて生じた時空の歪みにより、ハナの思考はそのままに外見のみが幼児化した姿。命名は良太郎。性格・記憶は全く変わっていない。

桜井(さくらい) 侑斗(ゆうと)（演・中村(なかむら) 優一(ゆういち)）

19歳当時の桜井侑斗。現代の桜井がデネブと「過去の自分と共にイマジンと戦う」という契約を交わしてゼロノスカードを授けたことで、仮面ライダーゼロノスとなり、分岐点の鍵である愛理をイマジンから守る使命を与えられた。星の知識が豊富で、普段はクールに振る舞っているが、デネブの前では子供のように我儘な素顔も見せる。

ナオミ（演・秋山(あきやま) 莉奈(りな)）

オーナーに雇われ、デンライナーでアルバイトをしている客室乗務員。主に食堂車勤務だが、車内アナウンスなども務める。自分に都合の悪いことは無関係を装ってしれっと誤魔化すなど、面の皮が厚くしたたかな一面もある。

オーナー（演・石丸(いしまる) 謙二郎(けんじろう)）

デンライナーの全権を司るオーナー。ハナがイマジン討伐のために契約している、素性や目的などは一切不明の壮年の男性。普段は特別車両に乗り込んでいるが、しばしばデンライナーの食堂車に現れる。

駅長（演・石丸(いしまる) 謙二郎(けんじろう)）

キングライナーを管理する白い制服姿の壮年男性。デンライナーのオーナーと瓜二つだが、血縁的な関係はない模様。オーナーと度々チャーハン対決に興じている。

野上(のがみ) 愛理(あいり)（演・松本(まつもと) 若菜(わかな)）

22歳。良太郎の姉。星をテーマにした本を集めたライブラリカフェ「ミルクディッパー」を営む。店には常に彼女目当ての男性客がたむろしているがマイペースかつ天然ボケなため気づいていない。桜井と婚約していたが、彼の失踪と共に桜井に関する記憶が全て欠落している。

尾崎(おざき) 正義(せいぎ)（演・永田(ながた) 彬(あきら)）

24歳。ミルクディッパーの常連客で、ユーラル出版に勤める所謂カストリ雑誌の編集者兼ジャーナリスト。愛理に好意を寄せる男の一人だが、他の女性にも声をかける軽いナンパ男。

三浦(みうら)イッセー（演・上野(うえの) 亮(りょう)）

ミルクディッパーの常連客。愛理に好意を寄せる男の一人。尾崎とはライバル関係だが、口のうまい尾崎からはいいようにあしらわれがち。自称「スーパーカウンセラー」で祈祷師のような格好をしている。

味方イマジン  

モモタロス（声・関(せき) 俊彦(としひこ)）

良太郎に最初に憑依した赤色のイマジン。「強くカッコよく戦う」という自身の信条のために良太郎の協力者となり、彼と共に仮面ライダー電王・ソードフォームに変身する。短気かつ好戦的な性格で、言動はチンピラそのものだが人情味に溢れ涙脆く、日頃口汚く罵っている相手に対しても彼なりに愛情を持っている。決め台詞は「俺、参上！」や「俺は最初からクライマックスだぜ！」。

ウラタロス（声・遊佐(ゆさ) 浩二(こうじ)）

良太郎に3番目に憑依した青色のイマジン。冷静沈着で頭の回転も早いが、かなりの自信家な上にキザで女好き。決め台詞は「お前、僕に釣られてみる?」や「千の偽り万の嘘」。良太郎と共に仮面ライダー電王・ロッドフォームに変身する。

キンタロス（声・てらそま まさき）

良太郎に4番目に憑依した金色のイマジン。関西弁で喋り、親指で首を捻って鳴らす癖がある。決め台詞は「（俺の強さは）泣けるでぇ！」や「俺の強さにお前（ら）が泣いた！」。良太郎と共に仮面ライダー電王・アックスフォームに変身する。

リュウタロス（声・鈴村(すずむら) 健一(けんいち)）

良太郎に2番目に憑依した紫色のイマジン。ダンスが好きで戦い方は軽やかだが周辺被害には無頓着で荒っぽい。気まぐれな性格で戦いに飽きたり気乗りしないと途中で放り出していたが、共に過ごすうちに良太郎を慕い協力的になった。決め台詞は「答えは聞いてない！」。良太郎と共に仮面ライダー電王・ガンフォームに変身する。

デネブ（声・大塚(おおつか) 芳忠(ほうちゅう)）

桜井侑斗と「侑斗がゼロノスとなって戦う」という契約を交わしたイマジン。決め台詞は侑斗と同じく「最初に言っておく！」。初対面の相手に「侑斗を宜しく」といい侑斗を知ってもらおうと手作りのデネブキャンディを配っている。

ジーク（声・三木(みき) 眞一郎(しんいちろう)）

リュウタロスが見つけた白のイマジン。鷹山祐介に憑依し、彼を抱えてうろついていたところをリュウタロスがデンライナーに誘った。非常に尊大で高飛車な正確で、自分の機嫌を損ねた相手に「頭が高い！」と叱責して相手イマジンを一時的にミニマム化できる能力を持つ。自称「プリンス」で、相手のことは初対面であっても基本的に「お供」と呼ぶ。良太郎に憑依し、仮面ライダー電王・ウイングフォームに変身する。

劇場版限定の登場人物・イマジン  

小太郎(こたろう)（演・溝口(みぞぐち) 琢矢(たくや)）

劇場版に登場。11歳の良太郎。ハナによって「小太郎」と命名された。興味本位で良太郎一行とともにゼロライナーに乗り牙王たちを追う。2007年の良太郎よりもしっかりしており、危機に陥った際には仮面ライダーミニ電王に変身した。

牙王(がおう)（演・渡辺(わたなべ) 裕之(ひろゆき)）

劇場版に登場。配下のイマジンを多数従え、時の列車を襲う強盗団の首領。豪胆にして狡猾な性質で、物を手掴みで食べるなど荒々しい振る舞いを見せる。「時間」に飽き飽きしていると語り、時間をも喰らうべく、過去の世界でガオウライナーの封印を解き仮面ライダーガオウに変身する。

野上(のがみ) 幸太郎(こうたろう)（演・桜田(さくらだ) 通(どおり)）

『さらば電王』から登場。良太郎の孫。16歳。良太郎たちを助けるために度々未来からやって来る。生意気で口が悪く、戦闘技術・身体能力も高いが、運の悪さとやろうとしたことはやり遂げるという頑固なまでの意思の強さは良太郎譲り。仮面ライダーNEW電王に変身する。

テディ（声・小野(おの) 大輔(だいすけ)）

『さらば電王』から登場。野上幸太郎の相棒を務めるイマジン。モモタロスと似た外見だが、品行方正で礼儀正しい性格で、不幸体質の幸太郎のことを常に気にかけて陰ながら助けていた。幽霊列車の事件においてオーナーの依頼で契約を交わし、その後『EPISODE BLUE』では消滅・再生を経て正式に幸太郎の契約イマジンとなる。

死郎(しろう)（演・松村(まつむら) 雄基(ゆうき)）

『さらば電王』に登場。ソラと共に幽霊列車に乗り、「死者の時間」を彷徨っている男。その正体は400年前の武士の霊であり、生前の恋人のソラを生き返らせるため、生者と死者の時間を入れ替えようとしていた。仮面ライダー幽汽・ハイジャックフォームに変身する。

ソラ（演・神田(かんだ) 沙也加(さやか)）

『さらば電王』に登場。死郎と共に幽霊列車で彷徨っている女性の霊。生前は死郎の恋人だった。悲しみの歌を得意とし、時折悲しげな顔を浮かべてそれを口ずさんでいる。死郎の思いと裏腹に、彼女自身は生き返りを望んでおらず、誰かが死郎を止めてくれることを願っていた。

黒崎(くろさき)レイジ（演・古川(ふるかわ) 雄大(ゆうた)）

『超・電王トリロジー』EPISODE YELLOWに登場。時間警察に所属する青年。人工イマジン・イブの力で仮面ライダーG電王に変身する。常に冷静沈着に職務を遂行し、僅かな罪も見逃さない厳格な性格。過去のトラウマから人間不信に陥り、イブだけを信用するようになっている。

イマジン  

イマジンの支配者  

カイ（演・石黒(いしぐろ) 英雄(ひでお)）

イマジンが存在する未来から来た彼らの首領的存在。自身も特異点で、3,000以上の精神体イマジンと自ら契約したイマジンを従える。基本的に穏やかな笑顔を浮かべているが、それとは裏腹にイマジンのことは使い捨ての駒程度にしか見ていないなど、冷徹なまでの残酷さを秘めた心を持つ。

ネガタロス軍団  

ネガタロス（声・緑川(みどりかわ) 光(ひかる)）

『電王＆キバ』に登場。はぐれイマジンの一人。人間・怪人問わず集めた悪の組織「ネガタロス軍団（仮）」を率いて世界征服を企む。オーナーから奪った予備のライダーパスで仮面ライダーネガ電王に変身する。戦闘能力はかなり高く、小規模の勢力で国会議事堂を襲撃するという大胆な作戦を決行する。

オニ一族  

クチヒコ（演・篠井(ささい) 英介(えいすけ)）

『超・電王＆ディケイド』に登場。オニ一族の長で、ミミヒコの兄。オニ一族が退治される歴史を書き換えるべく、時空の歪みを利用して弟ミミヒコを1980年代の世界に送り込んだ。さらにゴルドラへの変身能力も獲得し、「鬼の戦艦」を起動させて電王らの前に立ち塞がる。

ミミヒコ（演・柳沢(やなぎさわ) 慎吾(しんご)）

『超・電王＆ディケイド』に登場。オニ一族の戦士で、クチヒコの弟。純銀の金棒を軽々と振り回す怪力の持ち主で、兄とは対象的に粗暴な性格。時空の歪みを利用して1980年代の世界に送り込まれ、シルバラへの変身能力を手に入れる。