『仮面ライダー』

仮面ライダー1号

ショッカーに改造された青年・本郷猛が、変身ベルト・タイフーンに風を受けて変身する戦士。バッタの能力を持ち、ライダーキックなど多彩な技を繰り出す。「技の1号」とも呼ばれる。後に新1号に強化され、ショッカー、ゲルショッカーと戦い抜いた。

仮面ライダー2号

ショッカーに改造された青年・一文字隼人が変身ポーズをとることによりエネルギーが全身にいきわたり変身する戦士。ライダーパンチ、ライダー卍キックなどの技を得意とし「力の2号」とも呼ばれる。後に新2号へとパワーアップし、ショッカーと戦い抜いた。

本郷(ほんごう) 猛(たけし)（演・藤岡(ふじおか) 弘(ひろし)）

本作の主人公。城南大学生科学研究所に所属する22歳。知能指数600を誇る天才にしてスポーツ万能。悪の秘密結社ショッカーに拉致され改造手術を施されるも脱走。人間の自由のために戦う戦士・仮面ライダーとなった。

一文字(いちもんじ) 隼人(はやと)（演・佐々木(ささき) 剛(たけし)）

本作のもう一人の主人公。フリーカメラマンの21歳。柔道6段、空手5段の実力を持つ。ショッカーに捕まり改造人間にされるも、脳改造の前に本郷に救われる。ヨーロッパに旅立った彼に代わり、仮面ライダー2号として日本を守った。

滝(たき) 和也(かずや)（演・千葉(ちば) 治郎(じろう)）

FBIの特命捜査官。ショッカーを追って来日した。当初は正体を隠し、オートレーサーとして本郷と競ったこともある。仮面ライダーの正体を知る数少ない協力者の一人で、多くの場でライダーをサポートした。

立花(たちばな) 藤兵衛(とうべえ)（演・小林(こばやし) 昭二(あきじ)）

スナックAmigoの経営者。元オートレーサーで、本郷のトレーナーも務めていた。仮面ライダーの最初の協力者として積極的にアシスト。父親代わりのような精神的支柱となった。

緑川(みどりかわ) ルリ子(るりこ)（演・真樹(まき) 千恵子(ちえこ)）

本作序盤のヒロイン。本郷の恩師である緑川弘の娘で、スナックAmigoのアルバイト。当初は本郷が父を殺したと思い込んでいたが、誤解が解けてからは協力者となり、やがて彼と共にヨーロッパへ旅立つ。

野原(のはら) ひろみ（演・島田(しまだ) 陽子(ようこ)）

城南大学文学部の学生。ルリ子の友人で、スナックAmigoでアルバイトをしている。ルリ子と勘違いされてショッカーに襲われたことで戦いに巻き込まれ、以降は本郷らをサポートするようになる。

ユリ（演・沖(おき) わか子(わかこ)）

ひろみの友人。マリ、ミチと共に、ひろみの紹介で「立花レーシングクラブ」へ入会した。空手の有段者で、後に一文字の助手を自称するようになった。

マリ（演・山本(やまもと) リンダ）

ひろみの友人。ユリ、ミチと共に、ひろみの紹介で「立花レーシングクラブ」へ入会した。フェンシングが特技で、情熱的な性格をしている。

ミチ（演・中島(なかじま) かつみ）

ひろみの友人。ユリ、マリと共に、ひろみの紹介で「立花レーシングクラブ」へ入会した。三人の中で唯一、90ccのバイクを少しは乗りこなせた。

石倉(いしくら) 五郎(ごろう)（演・三浦(みうら) 康晴(やすはる)）

「立花レーシングクラブ」の常連の小学生。ユリに連れられて初めて訪れ、以降は度々店に足を運ぶようになる。お調子者で、滝やユリたちから弟のように可愛がられていた。

エミ（演・高見(たかみ) エミリー）

本郷の助手。ミカと共に、ヨーロッパにて彼のサポートをしていた。一文字を手助けするべく来日し、以降はそのまま日本に残って戦いを見届けた。

ミカ（演・杉林(すぎばやし) 陽子(ようこ)）

本郷の助手。エミと共に、ヨーロッパにて彼のサポートをしていた。トランプ占いが得意。エミ同様、来日後は日本に残って戦いを見届けた。

トッコ（演・中島(なかじま) 真智子(まちこ)）

動物園でショッカーに襲われたことをきっかけに「立花レーシングクラブ」に加わった女性。たびたび危険な目に遭いつつも、戦いをサポートした。

ナオキ（演・矢崎(やざき) 知紀(とものり)）

五郎の友人。仮面ライダーに会えるということで、ミツルと共に「立花レーシングクラブ」に入会した。後に「少年仮面ライダー隊」に入り、戦いをサポートした。

ミツル（演・山田(やまだ) 芳一(よしかず)）

五郎の友人。ナオキと共に「立花レーシングクラブ」に入会した。後に「少年仮面ライダー隊」に入り、主に二人が隊の中心となってライダーの戦いをサポートした。

ヨッコ（演・中田(なかだ) 喜子(よしこ)）

ユリの友人。チョコと共に「立花レーシングクラブ」へ入会した。後に「少年仮面ライダー隊」にも入隊し、通信手や事務を担当して戦いをサポートした。

チョコ（演・ミミー）

ユリの友人。ヨッコと共に「立花レーシングクラブ」へ入会した。食いしん坊で、ほぼ常に何かを口にしていた。後に「少年仮面ライダー隊」にも入隊した。

ショッカー  

ショッカー首領（声・納谷(なや) 悟朗(ごろう)）

悪の秘密結社ショッカーを率いる存在。後にゲルショッカーを組織する。一切姿を見せず、各基地にあるレリーフから声のみで指令を送るばかりだった。その正体は不明とされている。

ゾル大佐（演・宮口(みやぐち) 二朗(じろう)）

ショッカーの大幹部。元は中近東支部長を務めていたが、首領の命令により来日。組織の規律を重視する堅物で、さらに変装の名人でもある。正体は怪人・狼男だった。

死神博士（演・天本(あまもと) 英世(ひでよ)）

ショッカーの大幹部。スイス支部長で、ヨーロッパに旅立った本郷と戦いを繰り広げていた。ゾル大佐の後任として日本に赴任。改造人間手術の権威でもある。正体は怪人・イカデビルだった。

地獄大使（演・潮(うしお) 健児(けんじ)）

ショッカーの大幹部。死神博士の後任として東南アジアからやってきた。猛毒や非科学的な術に詳しい。大規模作戦を得意とするも、現場に出たがる悪癖がある。正体は怪人・ガラガランダだった。

ゲルショッカー  

ブラック将軍（演・丹羽(にわ) 又三郎(またさぶろう)）

ゲルショッカーの大幹部。ゲルショッカー結成と同時に日本支部の指揮官に就任した。冷静沈着な策略家で、巧みな作戦を用いてライダーたちを追い詰めた。正体は怪人・ヒルカメレオンだった。