『仮面ライダーオーズ／OOO』

TV本編の登場戦士  

仮面ライダーオーズ

アルバイトの青年・火野映司がオーズドライバーとコアメダルを使用して変身する仮面ライダー。コアメダルの組み合わせにより様々な形態に変身することができる。主な必殺技はタトバキック。アンクと協力し、人々を守るためヤミーやグリードと戦う。

仮面ライダーバース

鴻上生体研究所で開発されたバースドライバーとセルメダルを用いて変身する仮面ライダー。主な変身者は伊達明。必殺技はブレストキャノンシュート。メダルを回収するべくヤミーやグリードと戦う。後に後藤慎太郎が二代目の装着者となった。

仮面ライダーバース・プロトタイプ

試作第1号のバースドライバーとセルメダルを用いて変身する仮面ライダー。主な変身者は後藤慎太郎。使用できるCLAWsユニットはクレーンアームとブレストキャノンのみ。後に、帰国した伊達明が装着者となった。

劇場版・OV限定の登場戦士  

仮面ライダーコア

『MOVIE大戦CORE』に登場。「サソリ」「カニ」「エビ」のコアメダルと、メモリーメモリが融合することで誕生した異形の戦士。仮面ライダーの記憶の負の部分を凝縮したような存在で、憎しみや悲しみの残留思念を力に変換することが可能。街を焼き尽くし、仮面ライダーオーズの前に立ち塞がる。

仮面ライダーポセイドン

『MOVIE大戦MEGA MAX』に登場。コアメダルに意思を乗っ取られた青年・湊ミハルがポセイドンドライバーと「サメ」「クジラ」「オオカミウオ」のコアメダルを使用して変身する仮面ライダー。ディーペストハープーンを駆使して戦う。強い戦いへの欲望があり、仮面ライダーたちに襲い掛かる。

仮面ライダーアクア

『MOVIE大戦MEGA MAX』に登場。40年後の未来から来た青年・湊ミハルがアクアドライバーを使用して変身する仮面ライダー。生体強化リキッド・マナスアクアの循環により、水場では特に高い能力を発揮する。必殺技はオーシャニックブレイク。オーズと共に未来からの脅威と戦った。

仮面ライダーゴーダ

古代王 仮面ライダーオーズ

TV本編の登場人物  

クスクシエ  

火野(ひの) 映司(えいじ)（演・渡部(わたなべ) 秀(しゅう)）

本作の主人公。21歳。非常にお人好しで、目についた人全てを助けようとする性格。一方で諦観した部分も見られる。アルバイト中に偶然タカメダルを拾ったことが縁でアンクと出会い、オーズドライバーを託され仮面ライダーオーズの変身者となる。メダルを優先するアンクとは衝突しながら、徐々に仲間としての絆を深めていった。

アンク（演・三浦(みうら) 涼介(りょうすけ)）

鳥類のコアメダルから生まれたグリード。映司に適性があると見抜き、オーズドライバーを託した。世界を味わい、感じられる「命」を得ることを何よりも渇望している。人命よりメダルの収集を優先して、映司とはたびたび衝突するも、戦いの時は息の合った連携を見せた。

泉(いずみ) 比奈(ひな)（演・高田(たかだ) 里穂(りほ)）

本作のヒロイン。18歳。泉信吾の妹で、ファッションデザイナーを目指す学生。兄がアンクに憑依されたことで映司と知り合い、彼の戦いをサポートするようになる。見かけによらない怪力の持ち主でもあり、その力でたびたび映司らの窮地を救った。

白石(しらいし) 知世子(ちよこ)（演・甲斐(かい) まり恵(まりえ)）

多国籍料理店「クスクシエ」の店長。30歳。明るく懐の深い人物で、アンクさえも受け入れる器の大きい人物。見た目の可愛さと怪力を見込んで比奈をバイトに誘い、映司にも住み込みで働くことを提案した。

鴻上ファウンデーション  

鴻上(こうがみ) 光生(こうせい)（演・宇梶(うかじ) 剛士(たかし)）

巨大財団である鴻上ファウンデーションの会長。43歳。あらゆる誕生日を祝う不思議な人物。欲望による世界の再生を目的とし、メダルの収集を兼ねて映司と協力関係を結ぶ。実は先代オーズである800年前の王の子孫でもある。

里中(さとなか) エリカ（演・有末(ありすえ) 麻祐子(まゆこ)）

鴻上光生の秘書。21歳。常に気だるい雰囲気を持つ女性で、主な業務は鴻上が作ったケーキを食べること。高い戦闘能力を持ち、銃器の扱いなど多彩な姿を見せる。鴻上と映司たちの橋渡し役として奔走した。

後藤(ごとう) 慎太郎(しんたろう)（演・君嶋(きみじま) 麻耶(あさや)）

ライドベンダー隊の小隊長。22歳。元は警察官だったが、世界を守りたいがために鴻上ファウンデーションの部隊に入った。純粋で真面目な性格で、心から平和を願う人物。後に伊達からバースドライバーを受け継ぎ、2代目の仮面ライダーバースとなった。

真木(まき) 清人(きよと)（演・神尾(かみお) 佑(ゆう)）

鴻上生体研究所の所長。35歳。メダルシステムやバースシステムの開発者。他人と会話する際は、人形の「キヨちゃん」を介して発言する。「良き終末」に執着し、世界を美しいまま完成させ終わらせることを目的とする。その欲望を暴走させ、最後は恐竜グリードへと変身した。

伊達(だて) 明(あきら)（演・岩永(いわなが) 洋昭(ひろあき)）

世界を飛び回る医者。30歳。フランクかつ豪快な性格で、考えるより先に体が動くタイプ。自身の治療費の1億円を稼ぐことを目的として、鴻上にスカウトされ仮面ライダーバースの変身者となる。自身の在り方に悩む後藤を鍛え上げ、バースドライバーを託した。

その他の登場人物  

泉(いずみ) 信吾(しんご)（演・三浦(みうら) 涼介(りょうすけ)）

警視庁捜査一課の刑事。妹である比奈を大事に思う優しい兄。映司と出会った直後、ヤミーの襲撃により瀕死の重傷を負い、アンクが憑依することでその命を繋ぎ止めた。後にアンクがいなくとも問題がないほどにまで回復する。

劇場版限定の登場人物  

ノブナガ（演・大口(おおくち) 兼悟(けんご)）

『MOVIE大戦CORE』に登場。鴻上生体研究所にて、織田信長のミイラから生み出されたホムンクルス。研究所を脱走後、映司と出会いアルバイト生活をした。後に「この国の全てを手に入れる」という欲望に目覚める。鴻上からドライバーを授けられ仮面ライダーバースに変身する一方、裏では鎧武者怪人として暗躍した。

湊(みなと) ミハル（演・荒井(あらい) 敦史(あつし)）

『MOVIE大戦MEGA MAX』に登場。2051年の未来からやってきた、仮面ライダーアクアの変身者。水の力を使うライダーながら、本人は水が苦手。それゆえに変身ができず、鴻上光生より受け取ったコアメダルによって仮面ライダーポセイドンとなった。

グリード  

主なグリードの人間態  

ウヴァ（演・山田(やまだ) 悠介(ゆうすけ)）

昆虫系のコアメダルから生まれたグリード。直情的ながら、劣勢時には即時に撤退するなど、状況を鑑みての生存能力に優れている。他系統のコアメダルを集めるより、大量のセルメダルを集めることを重視し、完全体に近い状態まで自身を強化した。

カザリ（演・橋本(はしもと) 汰斗(たいと)）

猫類のコアメダルから生まれたグリード。狡猾で猜疑心が強く、他者を騙すことも多い。グリードはもっと進化すべきという考えを持ち、真木清人に近づいて「メダルを集める器」となる人物を選定することに協力した。

ガメル（演・松本(まつもと) 博之(ひろゆき)）

重量系のコアメダルから生まれたグリード。無邪気で子供のような性格で、メズールを姉のように慕っている。その性格ゆえにカザリに利用されることもあった。結果、コアメダルを大量に取り込んで暴走状態となってしまう。

メズール（演・未来(みき) 穂香(ほのか)）

水棲系のコアメダルから生まれたグリード。面倒見が良い性格に見えるが、単に「愛情」や「母性」に執着し、ガメルの面倒を見るのもその一環だった。冷酷さやメダル集めの欲も強く、コアメダルのためなら例え裏切り者であっても協力する。