『超人機メタルダー』

メタルダー（声・飯田(いいだ) 道郎(みちろう)）

剣(つるぎ) 流星(りゅうせい)（演・妹尾(せのお) 洸(あきら)）

本作の主人公。メタルダーの普段の姿。太平洋戦争末期に完成した最終兵器で、ネロス帝国の侵略を予見した古賀博士によって、終戦から42年後に起動された。古賀博士の亡き一人息子・古賀竜夫がモデルとなっている。当初は無垢で無感情だったが、仰木舞や北八荒との交流で人間らしさを学んでいった。バイオリンが特技。

古賀(こが) 竜一郎(りゅういちろう)（演・上原(うえはら) 謙(けん)）

ロボット工学の権威。太平洋戦争中にメタルダーを開発した人物。終戦後はNASAにて宇宙開発の仕事に従事していたが、ネロスの活動を察知し帰国。メタルダーを起動させるも、ネロスの軍団員によって殺されてしまう。

仰木(おおぎ) 舞(まい)（演・青田(あおた) 浩子(ひろこ)）

「週刊アップ」と契約しているカメラマン。明るく好奇心旺盛な性格で、何も知らない流星に様々なことを教えた。流星がメタルダーと知ってからは、ネロスとの戦いで積極的に彼をサポートした。

北(きた) 八荒(はっこう)（演・河合(かわい) 宏(ひろし)）

元暴走族のモトクロスライダー。人情に厚く勇敢な性格の持ち主。当初は舞に想いを寄せており、流星を恋敵としていた。後に流星がメタルダーと知り、ネロスとの戦いに協力することになる。

仰木(おおぎ) 信吾(しんご)（演・有川(ありかわ) 博(ひろし)）

通信社のワシントン支局に勤務する支局特派員。舞の父。古賀博士の足跡を追う中で、ネロスの存在を察知するも捕えられてしまう。催眠光線で操られ、タグスキーの鎧を纏ってメタルダーに襲い掛かった。

スプリンガー（声・林家(はやしや) 源平(げんぺい)）

メタルダーの相棒であるドーベルマン型のロボット。元はメタルダーを開発するための実験体。言葉を話し、メタルダーのメンテナンス等のサポートを担う。趣味はテレビアニメ鑑賞。

ネロス帝国  

桐原(きりはら) 剛造(ごうぞう)（演・藤堂(とうどう) 新二(しんじ)）

ネロス帝国の支配者・ゴッドネロスの表向きの姿。桐原コンツェルンの若き総帥を演じている。貪欲かつ冷酷非道な性格で、無能な者や裏切り者には一切の情けをかけない。一方で有能な人材には温情をかける面もあり、軍団員からは畏敬の念を抱かれている。本名は村木國夫で、かつては古賀博士の助手を務めていた。

帝王ゴッドネロス（声・渡部(わたべ) 猛(たけし)）

桐原剛造の真の姿であり、神を自称するネロス帝国の絶対的支配者。

美人秘書K（演・美津井(みつい) 祐子(ゆうこ)）

桐原に仕える秘書。美人秘書Sと共に、主に諜報活動や交渉役を担い、メタルダーの動向を監視する役目もある。軍団内の地位も高く、失敗した者に制裁を加えることもある。

美人秘書S（演・山本(やまもと) 恵美子(えみこ)）

桐原に仕える秘書。美人秘書Kと常に揃って活動している。

凱聖クールギン（声・森(もり) 篤夫(あつお)）

ネロス帝国ヨロイ軍団の軍団長。帝国の実質的なNo.2で、ゴッドネロスの懐刀。冷静沈着かつ高い戦闘力と的確な判断力を備え、部下からの信頼も篤い。軍団員の中で唯一、メタルダーに完全勝利したことがある強者。その正体はゴッドネロスの影武者だった。

凱聖バルスキー（声・桑原(くわばら) たけし）

ネロス帝国戦闘ロボット軍団の軍団長。絶大なパワーを誇る戦闘ロボット。部下思いな性格で、それ故に軍団員からの信頼も篤い。実はメタルダーの生き様には憧れの念を抱いており、戦闘ロボットとしての在り方と、自身の心の狭間で葛藤する面もあった。

暴魂トップガンダー（声・森(もり) 篤夫(あつお)）

元ネロス帝国の戦闘ロボット軍団員。百発百中の射撃を得意とするガンマンロボ。勝負とは正々堂々と戦って勝つことが全てと考え、そのこだわりのせいで軍団内で孤立していた。メタルダーと幾度も戦い、敗れた後もその信念に共感され命を救われ、度々メタルダーに手を貸す「最愛の友」となった。

凱聖ゲルドリング（声・依田(よだ) 英助(えいすけ)）

ネロス帝国モンスター軍団の軍団長。様々な方言が入り混じった独特な喋り方をする。卑劣で不遜な性格の持ち主で、自らの手柄のために他の軍団の任務を妨害することも辞さない貪欲さを持つ。そのため、クールギンやバルスキーとの折り合いは悪かった。

凱聖ドランガー（声・飯塚(いいづか) 昭三(しょうぞう)）

ネロス帝国機甲軍団の軍団長。戦艦をモデルとした超重量級のロボット。無言実行な性格で、他の軍団との派閥争いには興味がなく、ただ任務遂行を最優先とする。その反面、戦闘時には軍団一の攻撃力に頼った力押しが目立ち、知略には欠ける。